過去ログ

滋賀同友会
携帯からも最新の
情報が見られます。

記事一覧

「成功する脳をつくる」 湖南支部BIG例会

ファイル 663-1.jpgファイル 663-2.jpgファイル 663-3.jpgファイル 663-4.jpg

三月十七日(木)クサツエストピアホテルにて湖南支部三月BIG例会が開催され、会員とその社員
そして、ゲスト参加の方々を含め二百七十人もの参加のもと開催されました。
 ㈱サンリ代表取締役会長の西田文郎氏は滋賀県甲賀市のご出身で、日本におけるイメージトレーニング研究、指導のパイオニアで、これまでに国内のスポーツ、ビジネス、受験、その他多くの分野に科学的、実践的に指導をされてきました。その結果、たくさんの成功者を誕生させてこられ、その紹介がありました。
 脳のお話の中で「人は潜在能力の約5%しか活かせてなく、ほとんどの人が勝手なマイナスイメージで自己成長をストップさせている。」それを変えることは実は簡単で「脳に何を入力するか」が大切!
良いことを脳に入力すればよい行動をとり、良い心が強化される、逆を行えば逆の心を強化する。要は、何を入力するかで全て変わるという話がありました。そして、成功を目指すときには、社会的成功目標と人間的成功目標の二種類の長期目標を設定し、その両方を具体化することが大切で、決して片方だけを追いかけないことが重要ですとおっしゃいました。
 さらに「アスリートが金メダルを目指すより、経営者が成功することのほうが実はずっと簡単で、アスリートは世界一位でないといけないのに対し、経営者は一万位でも成功者の部類に入る。そう考えると、ちょろいじゃないですか。」ともおっしゃいました。
 そして、成功にむけて本気で何かに取り組むと必ず「裏目」が出るということ、そしてその「裏目」が出た時がチャンスで、「裏目」が出るのは、頑張っている方向があっている証拠。その時にそれを超える努力をするのか、諦めてしまうのかが成功する人とそうでない人との分岐点であると教えていただきました。
 そのあと、夢を実現する法則として①夢を持つこと。②夢の話を聞いてくれる友を持つこと。③夢を支え続けてくれる人を持つこと。を挙げられ、さらに成功の秘訣は根気、そして経営者の積極的自己犠牲が最も大切!と話され、西田会長が指導されている西田塾の卒業生の卒業旅行は、鹿児島県の知覧特攻記念公園へ行くことが通例になっており、その地で、経営者の自己犠牲を学ぶと共に先人の自国、家族に対する想いを学ばせるために行っているということもお話されました。
西田会長の地元滋賀での講演ということもあり、かなりお力を入れていただき、熱気あふれるすばらしいBIG例会となりました。
※当日受付にて、東日本大震災に対する義援金のご協力をいただきました。
  合計211,007円もの金額が集まりました。皆様の暖かな善意に対し、この場をお借りして お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

湖南支部 2月例会が開催されました

ファイル 669-1.jpgファイル 669-2.jpg

 2月15日(火)午後6時15分より、クサツエストピアホテルにおいて湖南支部二月例会が開催され、会員ゲストを含む49名が参加しました。
 今回は、滋賀同友会東近江支部の株式会社日吉 代表取締役村田弘司氏に、標記テーマについてご報告頂きました。同社はテレビコマーシャルでもおなじみで、環境に関する幅広い領域において事業を行われています。
 同社の創業は昭和30年と古く、一般廃棄物の収集運搬からスタートしています。その後は、環境というキーワードを軸として、高い技術力を武器に事業のすそ野を徐々に広げて来られました。そこには「兆しを見つけて流れに乗る」という企業精神が推進力となっていたそうです。
 手がける事業のカテゴリーは、大きく「測る、見る、守る」の三つに分類されます。まず、全ての環境問題は「測る」ことから始まるのだとおっしゃっていましたが、最新の技術によりダイオキシン類等の化学物質の測定や分析を行う業務があります。また、上下水道施設などの環境施設を「見る」管理業務、廃棄物処理などの都市・自然環境を「守る」環境保全業務です。
 地域社会との関わりも活発に行われています。地域の皆さんと共に環境を考えるため、小学校の生徒や教師に、ゴミ収集車に乗ってもらうという環境学習を続けておられます。そこでは「まだ使えるのに…」というものが大量に捨てられていることに参加者は驚くそうです。また、産学連携や国際貢献活動にも積極的に取り組まれており、海外よりインターンシップの受け入れや、インドの学生によるスピーチコンテストを開催し、優勝者を日本に招き、実習や文化交流を行うなど、グローバルな規模の環境保全プロジェクトを推進されています。
 環境事業への関心が高まり、多くの企業が利益を求めて参入しました。しかし、村田氏曰く「環境産業は儲からない」そうで、多くの企業は参入されますが、儲からないことが分かり撤退されることもよくあることのようです。その中でも同社が着々と事業を育てて来られたのは、「社会立社・技術立社」というブレない理念を持ち、地域に密着し社会に貢献しようとする企業文化が強い支えとなっていたのではないでしょうか。
利益は人の影のようなもので、追いかければ逃げるが、前を向いて歩いていれば勝手についてくるのだ、という言葉が印象的でしたが、社会貢献への強い想いと、常に挑戦し続ける未来志向な組織文化に、私たちもお手本にしたい部分をたくさん見出すことができた例会となりました。
 

湖南支部・8月例会が開催されました

ファイル 543-1.jpgファイル 543-2.jpgファイル 543-3.jpgファイル 543-4.jpg

8月11日(水)午後6時15分より、クサツエストピアホテルにて、8月例会が開催され、ゲストを含め85名が参加しました。

滋賀同友会湖南支部の中前氏(㈱ティグ水口専務取締役)に、「滋賀でいちばん大切にしたい会社に選ばれて」をテーマにてご報告頂きました。

同社は、社名にもなっている通り、アルミ・ステンレスの溶接加工を事業の柱とされ、高い技術を有する社員さんが多く在籍されている技術集団の企業です。

中前氏は、社長の娘さんとの結婚を機に、19歳の時に入社されます。すぐに製造の現場に配属されましたが、当時は溶接に関する知識もなく、古い職人さんともうまく関係を築けなかったそうです。しかし、中前氏の持ち前の根性と誠実さで少しずつ実績を重ね、周囲からの信頼を得られ、ついに後継者に指名されるまでに成長されました。

同社が「滋賀県でいちばん大切にしたい会社」に選ばれた理由は、固有の高い技術力を持たれていることと「人間尊重の経営」を実践されていることです。本社事務所には、ガンダム世代にはお馴染みの「ザク」のフィギュアをはじめ、ステンレスの廃材で作られた精巧な模型が所狭しと並べられています。これは空き時間を利用して若い社員さんが自らの技術をもとに作られたものです。また、社員さんの成長を後押しする仕組みがあり、技術の習得や資格の取得を積極的に推し進められています。究極の目標は「会社がなくなっても社員さんが独り立ちできる」ことなのだそうです。

社員を大切にされる経営がしっかりと根付いており、社員さん同士のチームワークも素晴らしく、休日であっても自発的に会社に集まって趣味も兼ねながら技術力を磨く制作に取り組むなどされています。

会社の社員に対する思いを受けて、社員さんも会社を大切に思われるという相思相愛の理想的な形が生まれているのだなと、感じる例会でした。
 (Y.T.)

湖南支部 6月例会(新江州㈱ 森代表取締役会長)

ファイル 538-1.jpgファイル 538-2.jpgファイル 538-3.jpgファイル 538-4.jpg

[中小企業にしかできない持続可能型社会の企業経営]
~お客様と共に創り上げる企業~
六月二十二日(火)六時十五分より草津エストピアホテルにて開催され百四人という多数が参加しました。報告者は森健司氏(新江州㈱代表取締役会長)で標記テーマで報告いただきました。新江州は包装資材製造を中心に多彩な事業を手がける滋賀県の優良企業です。冒頭、包装資材製造会社でありながら大手製造メーカーの包装資材削減プロジェクトに参加したエピソードをされました。試行錯誤の末、包装を半分に減らすことに成功し、大手メーカーより「新江州は、これだけ協力して売り上げが半分になる。誠に申し訳ない。」と頭を下げられました。しかし森氏はこれでこのメーカの仕事が増えると確信しました。包装が半分に減り単価が安くはなったが顧客との間に絆が生まれた。これからの中小企業はこのような利益以外の価値こそ大事にしなくてはならないのではないかと言われました。グローバル経済の中、現在は企業至上主義の社会。人間は企業を大きくするための道具になっている状態です。苛烈な競争に勝つため企業は成長拡大・大量生産しなくてはならず、その為に「愚かな競争の3原則」を行います。品質保証Q・低価格C・供給体制Dです。QCDの過度な競争により機械生産化、少人数化、海外移転がすすみ、その結果、雇用・労働環境が悪化しました。このような社会は我々に物による恩恵をもたらしましたが同時に将来を不安にさせ、温暖化問題、資源枯渇、食料不足などバランスのとれた共生社会を破壊しました。市場自由主義経済は限界に近づいています。今こそ人類の存亡をかけた価値観の転換期です。家族や仲間との絆や環境保全など、物の豊かさ以外の価値を見直し、持続可能型社会を目指さなくてはなりません。その社会を目指す言葉として(もったいない(循環)おかげさま(共生)ほどほどに(抑制))を提唱されています。この3つの言葉こそが持続可能型社会実現のキーワードになります。(社会の意識向上のため同社ではMOH通信(MもったいないOおかげさまHほどほどに)という雑誌を無料で発行しておられます。)自然の循環に合わした消費を行い、すべての存在によって生かされている自分に気づき、競争・欲望を抑制する社会こそ目指すべき持続可能型社会です。そんな社会での経営は中小企業しかできないでしょう。「中小企業が自然界の中、地域を守り、地域と共に生きる事は大きな価値があり幸せなことではないでしょうか。」と報告をまとめられました。

湖南支部 第30回定時総会及び、記念例会「自社の弱みが新市場開拓につながる!~料理別一〇種の卵と最高のレシピで新たな価値作り~」(小林真作氏報告)が行われました。

ファイル 472-1.jpg

 第30回の湖南支部定時総会・記念例会及び懇親会が4月13日(火)17:00~21:00に草津のエストピアホテルで開催され68名が参加されました。

ファイル 472-2.jpg

 第1部の総会議事では、川崎支部長と井内氏より2009年度活動報告、2009年度収支報告、監査報告、2010年度役員選出、2010年度活動方針案、2010年度予算案が提案され、108名の委任状と参加者によって承認されました。さらに、新年度の支部役員として、川崎博治支部長、井内良三副支部長、大槻裕司副支部長、永田咲雄副支部長、田井勝実副支部長、その他正副グループ長など29名が選出されました。

続いて第2部の記念例会では、徳島同友会よりお越しいただいた㈱小林ゴールドエッグ・代表取締役小林真作氏による記念講演「自社の弱みが新市場開拓につながる!~料理別一〇種の卵と最高のレシピで新たな価値作り~」が行われました。
その後、懇親会が催され小林氏をはじめとして多くの方が参加され、交流がもたれました。

ファイル 472-3.jpg ファイル 472-4.jpg ファイル 472-5.jpg

◆講演内容◆
講演では、小林氏が㈱小林ゴールドエッグの社長に就任した時期、企業理念を作成したものの経営に活かすことが出来なかった時期、企業理念をしっかりと理解して経営に取り組んだ時期に分けてお話されました。

会社概要
社名    株式会社 小林ゴールドエッグ
所在地   〒779-3117 徳島県徳島市国府町日開113番地
TEL   088-642-6711
FAX   088-642-6733
HP    http://www.cgegg.co.jp
設立    1975年(創業1963年)
社員数   25名(うちパート6名)
業種    鶏卵卸業
主力商品  各種パック卵、業務用ダンボール卵、業務用液卵

 ■先代社長の死と社長就任
 私は先代社長が亡くなったため6年前の2005年に経営者となりました。それまで経営を行うことも、働いておられた分野も全く違っていたため、自らの経営方針や社員とのコミュニケーションなどに不安を持ったままの船出となりました。自らがまず経営について勉強せねばとの意識から、経営書を読み漁りました。様々な取組も行い、まず経営者自身が社員の誰よりも早く出社し誰よりも遅くまで会社で働きました。その他にも、これまで行われていなかった社内幹部会議・社内勉強会・個人面談・数値目標・衛生管理などを行いました。しかしながら結果は、悪い方向に向かい販売低下、社内の雰囲気が悪化・・・。より一層社員に恐怖感を抱くようになりました。そのようになった原因として、自らが上の立場で教えるというスタンスを取っていたこと、自分のことばかりで自社のことを含めた周りを見る視点がなかったことと考えています。

 ■同友会入会と経営指針との出会い
 企業のためにと思って行った取組が失敗したため、藁にもすがる思いで、友人より紹介された徳島同友会に入会しました。同友会では経営指針を創る会に参加しました。そこで作成した経営理念が「卵を通して『健康』と『おいしさ』を提供する」というものでした。しかしながら、自らの企業をよく見ていなかった私にはこの理念を本当に理解するまでに半年以上の時間が必要でした。
 
 ■経営指針を本当に理解
 これまでの姿勢として、社外と比較し、自社にないものを取り込んで強みとすることを考えていました。しかしながら、実際の強みは社外ではなく社内にあるということに気づいたのです。例えば、小規模の養鶏家との取引は、安くすることには“弱み”となりますが、卵の種類を分けることについては他の企業には出来ない“強み”となるのです。
他人から見れば「卵の卸売業」なのですが、われわれ自身は「卵生産のプロ」と「料理のプロ」を繋げる「卵を扱うプロ」として考えています。また、卵を提供するのではなく、卵を通じて「健康」と「おいしさ」を提供する企業であるので、卵だけにこだわる必要はありません。顔の見える安心感を提供したり、価格で戦う必要のない用途別の卵の使い道を提案することで、自社の強みをより伸ばすことが可能だと考えています。

 ■理念を形にすること
 卵のソムリエとして現在の販売形態に切替、増収増益を続けてきましたが、私が結果を出したのではなく、創業者や社員が今まで現場で実践してきたことを、理念に基づき、社内で整理し形にしたものです。
 企業形態として「こうしなければだめだ」「効率が悪い」「競争に負けてしまう」などといいながら、改革を押し付けてきました。結果として私の求めたものが 改革 = 現状の否定 = 社員の働き方の否定 となり、全てを捨てても新しいものを創りだすイメージにしか映らなかったと思います。経営を引き継ぐとは自社の歴史や、社員の思い、お客様からの信頼であり企業の体裁でないこと。理念を実践するにあたりわかってきたものです。
 皆様の企業で自社の弱みはたくさん見えるかもしれません。しかし、現場の社員さんや取引先に目を向け、耳を傾けると強みはたくさんあるはずです。経営者の視点を変えれば新しいステップが見えるとおもいますので、是非会社で見直してみてはいかがでしょうか。(hiro記す)

湖南支部 3月例会(㈱マルニ水野社長)報告

ファイル 453-1.jpgファイル 453-2.jpgファイル 453-3.jpgファイル 453-4.jpg

3月16日(火)18時15分よりクサツエストピアホテルにて、支部例会が開催され、水野元也氏より「突然の老舗企業社長就任 体当たりで学んだこと ~経営に正解はない~」をテーマにビジネスマンから経営者就任の5年間を語っていただきました。

【会社概要】http://www.ma-run-i.co.jp 
創業:昭和30年 設立:昭和39年 資本金:2,000万円
社員:20名 所在地: 栗東市辻583-2
事業内容:自動車販売・整備:近畿運輸局長 指定民間車検工場・
 生命・損害保険代理店:生命保険、損害保険複数取り扱い
環境ビジネス:CO2削減、窓ガラスの「ソーラーシールド」施工販売

=========================================================

2005年2月10日社長就任の日、会議室に集まった社員から水野氏に浴びせられた言葉は、「お前は、誰だ!?」でした。
その3日前水野氏の義父である先代社長は、突然病死し、故人の遺志により、社員、関係者に全く秘密のまま、親族のみで葬儀が行われました。その席で、会社を誰が継ぐかという話になり、皆が敬遠する中、当時大手情報誌の西日本統括部長として100人の部下を抱えて活躍中の水野氏にお鉢が回って来ました。
思っても見なかったことです。ここで水野氏は考えます。
「どっちの道がしんどいか。」楽な道と苦しい道、人生の岐路で、いつも水野氏は苦しい方を選んで来ました。
苦しい道の方が自分を成長させてくれる。自分の力を発揮させてくれる。水野氏はそう考えて来ました。そして、水野氏は、自動車修理販売㈱マルニの社長就任を決断しました。水野氏の予想通り、社長就任は、いばらの道でした。
全く面識のない社員、関係者、全く知識のない業種、全く土地勘・知人のいない土地、ゼロからではなく、マイナスからのスタートです。どこから、どう手をつけて良いか分からない状態で、水野氏は、人と会うことをノルマとして課します。
1月に70人と名刺交換。インターネットで同業他社を調べ、話を聞きに行きます。その中で千葉県のエフテックの森社長に会いに行きました。目的は、勿論、この業界でどうすれば儲かるかです。ところが、森社長は、8時間、ひたすら理念の大切さをしゃべり続け、「滋賀の同友会に入れ」と水野氏に言いました。
我らの仲間、滋賀同友会水野氏の誕生です。
 社長就任からの5年間は、社員を知り、業界を知り、理念を浸透させた、土台作りの時期だったと水野氏は言います。そして、今月からいよいよ全国でも例を見ない、「エコカー専門の中古自動車販売」に乗り出します。地球環境、自動車の未来、自社の強みを考え抜いた水野氏の答えです。これもまたいばらの道かもしれません。
しかし、水野氏ならまたきっと道を切り拓いてくれることでしょう。

湖南支部オリエンテーションセミナー第2講

ファイル 402-1.jpgファイル 402-2.jpg

12月16日(水)17:00~21:00、クサツエストピアホテルにで、湖南支部オリエンテーションセミナー第2講が開催され、新会員4名と役員他10名が参加しました。
自己紹介から始まり、藤田工務店専務の藤田雅樹氏より、「経営に必要なモノの見方考え方」をテーマに報告のあとディスカッションが行われました。
 企業としてよい会社をめざすことはもちろんですが、同友会では経営者の生き様、よりよい生き様をめざすことであり、であれば自然の「理(ことわり)」を知ることで、せかず、気張らず、あきらめず生きることができるのではと書籍「自然の哲学」をベースに報告・討論がありました。量的変化と質的変化は密接な関係にあり、ありふれた現象には合法則的(変化)な関係があり、それを知ることで、経営者としての成長、社員との共育ちなどあらゆるところに活かされるのではとまとめられました。

 引き続き、「同友会における社員共育」をテーマにイマック社長田中氏をチューターに「同友会の社員教育の理念」などの説明討論がありました。
 社員教育を整理すると、概ね4つに分類できる。「強制的にやらせる特訓型」「マインドコントロールなどする自己啓発セミナー方」「マニュアル型」「人間を歴史的・科学的に捉えた人間としての誇りを高め、共に育つ共育型」です。
 では、その中でどんな人間をめざすかについては、
第一に、周囲から信頼され、他人に思いやりがありリーダーシップがとれる人。
第二に、仕事と人生の関わりをしっかりと自覚し仕事の中に喜びや生きがいを見いだすことができる人。
第三に、物事を大局的な立場で本質的に判断でき、自主的・創造的に対応できる人。
第四に、心身ともに健康で、私生活を自ら律していける人。
第五に、人との触れ合いを大切にし、積極的な謙虚さをもって絶えず成長を遂げていく人。

とおよそまとめられています。ディスカッションの中では、そのとおり、そんな人はいるの?などと意見もありましたが、結局は経営者が求める人間像に対して、経営者本人がめざし実践しているかにすべてがかかっているとまとまりました。

 教育の手法は様々ありますが、何ができる人を育てることは今重要かもしれませんが、企業の未来を考えたときにどんな人間集団をめざすのか、ここを経営理念と合わせて社内に共育ちの土壌を育てていきましょうとまとめられました。

 19時からは、レストランに場所を移し、歓迎交流会を開催。それぞれの企業の課題や未来像について語り合いました。

湖南支部12月例会(坂田工務店坂田社長報告)

ファイル 401-1.jpgファイル 401-2.jpgファイル 401-3.jpgファイル 401-4.jpg

12月15日(火)18時15分よりクサツエストピアホテルにて、支部例会が開催され、40名が参加しました。報告者は、㈱坂田工務店代表取締役社長坂田徳一氏。テーマは「中小工務店の生きる道」をテーマに、滋賀県伊香立で営んできた大工から今後の坂田工務店の展望を報告していただきました。
 ㈱坂田工務店 http://www.sakatakoumuten.co.jp

坂田工務店は、明治25年創業し昭和24年に先代が建築請負型の工務店の基礎を作られました。坂田氏は、県内ゼネコンで修行後、昭和62年に家業に戻り法人化され、現在に至ります。
現在は、地域産木材を使い、磨き上げた大工技術を駆使し在来建築法で地域に木造住宅を建設。しかし坂田氏は、木造住宅はあくまで箱であり、住宅づくりを通して暮らしそのものをお客様と創造することが目的であると。
報告では、香りの里工房「木樂蔵」や木の住まいづくり教室の様子の写真を紹介。お客様や地域の方々に大津や高島市の山林を見てもらい、施主には、大黒柱の伐採から建設現場までを見てもらい、子どもには大工仕事に参加してもらうなど、家づくりを通して、その家庭の生育の根っこの家、暮らし方を考えられています。
 坂田氏は、平成6年に同友会に入会し、100年続いてきた家業をいかに存続させるかを、経営指針成文化セミナー(現在経営指針を創る会)で学び、経営指針書を作成。
「私達は、信頼と実績を基本とし、知識、技能、技術の継承と向上をはかり、お客様と私達のために社会的存在価値のある会社を創ります」と経営理念を創りあげられました。
 社員に対しては、経営指針書を作成してから朝礼の実施や地域活動への参加推進など、我社の地域の存在意義などを学びあいながらお客様や地域に何を提供するかを積み上げられてきました。
現在では、伊香立を中心とする営業地域と社員の暮らす地域が重なり合い、社員の地域活動への参加から仕事の受注が始まっていると報告されました。
大手企業や他の工務店と競合する中で、家や地域に多様性があるように、お客様には選択肢がなければならない。我社は滋賀やその地域にあった暮らしを提案することで、他社とは違った価値観でお客様に選んでいただいている。
我社の生き残る道は、その地域のお客様、社員、そして協力業者(Sクラブ)とが一体となって、暮らしと地域づくりにまい進するしかないとまとめられました。
 
 滋賀同友会では、2010年1月より、第29期経営指針を創る会を開催します。
 案内はこちら ⇒ http://www.shiga.doyu.jp/keiei-roudou/tukuru-kai29-order.pdf

湖南支部オリエンテーションセミナー第1講

ファイル 392-1.jpgファイル 392-2.jpg

 湖南支部オリエンテーションセミナー第1講がクサツエストピアホテルにて開催され、新会員4名、計9名が参加しました。
 まず、永田副支部長より、「同友会とは?同友会の3つの目的」をテーマに自社と同友会で学んだことをどう実践しているかを報告しました。引き続き川﨑支部長より、「経営指針書と経営理念」をテーマに、同友会が1979年に中同協が経営指針の成文化の運動を方針提起してから、同友会で簸どんな企業づくり、経営者の自己変革をめざしてきたかを報告。
 その後の懇談では、厳しい時代だからこそ社員と厳しい経営環境の認識を一致させるか、どうすれば経営者と社員とが一丸となってこの不況を乗り越えられるのかなど、具体的な課題から、めざすべき経営者の自己変革について語り合いました。

湖南支部11月例会(秋の特別講演会)

ファイル 387-1.jpgファイル 387-2.jpgファイル 387-3.jpgファイル 387-4.jpg

 十一月十七日(火)、クサツエストピアホテルにて、湖南支部が主催する「秋の特別講演会」が開催され、県内はもとより、近畿圏同友会会員をあわせ、二百四十七名が参加しました。
 講師は、大山泰弘氏。日本理化学工業㈱の会長を務められ、七十四人の従業員中、五十四人が知的障がい者であり、知的障害者に導かれた日本理化学の経営~人間尊重の経営をめざして~」をテーマに講演いただきました。
頼まれて十五歳の障がい者二名を雇用し、困った大山氏は法事の席に隣に座ったご住職に「字も読めないのに毎日満員電車に揺られて働きに来るのか判らないんです」という質問をすると、「人間というのはお金や時間でなく、幸せを求めています。その究極の幸せは次の4つ、『愛されること』『誉められること』『役に立つこと』『人に必要とされること』と返ってきました。
大山氏にとって生産性を上げ企業を存続させることが目的でしたから、正反対の答え。そこから最低賃金以上を保障し、福祉の世界は生活を保障することはできても、愛されることは別としても、3つは企業で実現できる。少なくとも日本理化学工業は障がい者に教え、支えられてきました。 
障がいを持った方の寿命は当時四十五歳といわれていましたが現在五十年前に入社した方が現在も働いています。生きるということも含め真の幸せは企業が担うべきなのではないかと思うようになったと。
憲法で保障されている労働の権利と義務は「働く幸せ」であり、企業の社会貢献とは、幸せになりたいという願いを、実直に取り組む。また国と連携して取り組むべきと考えています。
ヨーロッパにそのモデルがあり、同友会でも是非運動として取り組んでいただきたいとまとめられました。

ページ移動