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第29期経営指針を創る会(11社11名の受講でスタート)

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第29期経営指針を創る会が、2月20日土曜日午前10時から翌21日日曜日12時まで、ホテルラフォーレにて開催しました。44名が二日間にわたり、受講生11名(11社11名)と33名の講師団が労使見解や受講生の経営理念に対して向き合い、学び合いました。

 青木孝守総合座長の司会により開会。蔭山代表理事より、「我社も経営指針を作成して12期目になります。作成当時は理念・方針・計画は経営者からの指示書となっていました。作成してから同友会の例会や全国大会に参加すると、経営理念の指すめざす世界を実現するために、理念の共有することが一番大切で、目先の目標ばかりを追ってはいけないなど学びました。確かに同友会の中で良い会社を見ていると社員や関係企業の姿勢が違う。我社も朝礼や全社大会、幹部会議など様々な会議で理念を語り討論し、その上で部門ごとに方針や計画を作成していく流れになしました。現在でも我社が理念に基づいてすべてできているわけではなく、今後も理念を追求し、後継者や新入社員に対して語って行く必要があります。皆様も今日が出発点で理念の確立と方針・計画の完成、それから良い会社へのスタート地点となります。私も参加しますのでこれから共に頑張りましょう」と挨拶がありました。
 
 引き続き川端委員長より、「経営指針書を社内や社外に発表すると様々な展開があります。社員の自主提案や金融機関からの支援など様々あります。しかし、課題も山ほど見えてくることも確かです。志を高くすると現状や社内外の環境など多くの改善点と一社ではできない社会を相手にする課題など、私や我社ではとても・・・、と思うほどです。しかし、これから理念を考えていくときに現状からできる範囲を見るのでなく、経営者としてのありたい姿、経営者が描くありたい会社の姿をめざしてください。厳しい時代だからこと経営者が明るい企業と社会を描き発信していくことが大切です。6講まで半年間共に頑張ってまいりましょう」と挨拶。

  その後、自己紹介、簡単なオリエンテーションの後、「中小企業における労使関係の見解~人を生かす経営~」の学習会が行われ、宮川社長がチューターを努めました。

 「同友会の先人は、1963年に春闘に関する声明「春闘にあたって訴える」の中で、「労資」という表現を「労使」という表現に改訂しました。当時中小企業にも赤旗が翻り労働者と経営者の熾烈な闘争が繰り返されていました。ストライキによる倒産や社長の自殺など、経済にも多くの影響を及ぼしていました。その間、同友会の先輩諸氏は13年かかって1975年に「中小企業のおける労使関係の見解」を発表します。
 この労使見解からまず学ぶことは、①経営者の責任(経営姿勢の確立)②科学的な経営(経営指針書づくりとその実践)③社員との信頼関係(社員をもっとも信頼できる経営のパートナーと見る)の3点です。
 しかし、この文章には「社長」という言葉は入っていません。おそらく、経営者とは「企業を経営する人。経営方針や経営計画を決め、基本的・全般的管理を担当する」とあり、単に社業長ではないという意味です。経営者の責任とは全般的管理を担当するものであり、経営理念の策定や指針書を遂行するものであり、まず経営者としての自覚と責任を謳っています。また、経営者の責任の項で、「いかに環境が厳しくとも経営を維持し発展させる責任があります」とあります。実は「成長」でなく「発展」なのです。「成長」とは物事の規模が大きくなること。「発展」とは「物事の勢いなどが伸び広がって盛んになること。物事が、より進んだ段階に移っていくこと、であり、経営の責任を負うことは、売り上げ・規模のの成長だけでなく働く社員や商品サービスなどを育てより進んだ段階にしていくことが必要だといっています。
 「見解」は自体は極わずかな文章でありますが、その奥に隠されている経営者に対するメッセージはいろいろな示唆を与えてくれます。この意味を学び経営指針書を作り上げましょう」と説明がありました。

 その後50分間の昼食休憩があり、後は班を4つに分け、240分間で受講生の課題(経営理念検討シートなど)の発表、内容に関するディスカッションを行いました。
 書かれてある、それぞれの私の思いを文章にするも「~すべき・~あるべき」などがあり、一般論として経営者のあるべき姿・企業のあるべき姿が浮かび上がります。しかし、「あなたの本当に実現したいことは?ありたい姿とは?」など突っ込んだ議論になると、自問が始まります。一人の人間として素朴に願うことそして、経営者として生きることのギャップがまだあり、労使見解の精神から共に考えました。
 
 午後9時に1日目のカリキュラムが修了し、各部屋で受講生と講師団の交流会が開催され、深夜3時まで互いの経営、そしてそれぞれの生い立ち、悩みなど語り、受け止め、人間として経営者としての共感少しずつ広がっていきました。

 2日目は、中小企業家同友会全国協議会で推進している、企業変革支援プログラムの説明及び実際の登録作業が行われました。
同友会の3つの目的、労使見解、21世紀型企業づくりに向けた、個別企業の成熟度診断を行うもので、今後の方針や計画立案のときの資料となります。
 第2講(3月13日)も引き続き、経営者としてのありたい姿と経営理念の成文化についてディスカッションが行われ、以降は内外の情勢などの課題分析から方針・計画の策定が行われる予定です。

企業変革支援プログラム 研修・交流会

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 10月22日午後1時より、大阪同友会会議室にて、企業変革支援プログラム研修交流会が行われました。
中同協が4月に発行し、7月中同協総会にて本格的に支援プログラムの普及と企業実践が各地同友会で取り組まれています。
 今回は、関西ブロック(京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)を対象に、同友会理念をどう企業づくりに生かし、実践を支援する企業変革支援プログラムの内容及びその実践について、52名が参加、学びました。

 美馬「企業変革支援プログラム」検討プロジェクト委員より、支援プログラムの作成背景、位置づけ、主な項目について報告がありました。
 1977年に経営指針の成文化が中同協で方針化され、各地同友会でセミナーや創る会が行われるようになりました。また、労使見解の精神を、そして21世紀型企業づくり「①自社の存在意義を改めて問い直すとともに、社会的使命感に燃えて事業活動を行い、国民と地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる企業。②社員の創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ち合い、高まりあいの意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業」について、その進捗及び検証をし、着実に企業づくりと共育、そして地域づくりに取り組まなければならないと、総括されるようになりました。
 中同協経営労働委員会で、各地同友会で行われていた、変革プログラムや、経営指針の実践企業サーベランスなどの実態調査し、経営者の自己変革、企業変革などを定性評価し、今後の企業の変革方向を考えるツールとして、ステップ1が作成されました。
 同友会としては、良い会社、良い経営者をより実践的に、そして発展する企業づくりをすすめ、各企業では現時点での経営成熟度を知り、新たな変革への挑戦するものとして位置づけられています。
 22項目の設問に解答することにより、レーダーチャートとしてまとめられます。また、グループウェア、e.doyuに登録することで全国のデータ(業種・規模別)と比較することもでき、経年で企業の成熟度が測れるようになります。と報告。


 グループ討論では、どのように普及・活用していくかが議論され、各地同友会の取り組みが報告されました。同友会の例会は経営体験報告で、様々な取り組みから経営者の失敗と教訓を学びます。すなわち、企業変革支援プログラムの成熟度が「1→3」へあがった。現状は「0」であるが、5をめざすということになり、実践を検証するツールになる。それぞれの企業の現状を知ると同時に例会づくりや、学習テーマづくりに役立つ。など意見が出されました。
 まずは、理事など役員企業が実践し、自社の課題を明確に、そして経営指針書に盛り込み実践していくことが大切とまとめられました。
 中同協では、企業変革支援プログラムを11月に「企業の健康診断月間」として普及キャンペーンを行います。
滋賀はもちろん、全国で取り組みが始まります。
 お手元に「企業変革支援プログラムステップ1」をお持ちでない方は滋賀同友会事務局までお問い合わせください。

なお、ステップ2が今後用意されており、ステップ1での成熟度をどうワンランク上げるか、そのポイントとヒントが明示されるようになります。発行にはまだ時間がかかりますが、同友会の新しい企業づくりの取り組みが始まっています。

経営指針を創る会 第5講(1泊2日)

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経営指針を創る会第五講が10月17日10時から翌18日正午まで、ホテルラフォーレ琵琶湖で開催し、三十七名が参加しました。
 五講一泊二日では、方針までをまとめ指針書の形にした状態で議論しました。
 冒頭、川端委員長より、「指針書として一旦まとめましたが、ここで整合性が取れないと、年度や行動計画に移せません。今日の時間を最終と思って見直してください」挨拶。
 引き続き、宮川氏より、「テーマ学習会」として「経営と同友会は、不離一体といわれていますが、何が一体なのか。経営の現場では厳しい現状があり、本当に経営を維持するための努力が払われます。しかし、理想の会社や社会が見えているからこそ、経営者としての誇り、生きがいがそこにあると思います。人間尊重の経営と同友会は言いますが、経営者として、人間として充実した人生を送る、そのための学びの場が同友会であり、実践の場であるのです」と報告されました。
 引き続き5つの班に分かれて、受講生による経営指針書の発表が行われ、理念と方針をつなぐ内外の環境分析、強み弱みなどについて再度確認しました。また、発表スタイルをとり、実際に指針書を見る社員や銀行、取引業者の立場で意見交換が行われ、受講生は発表まで、再度理念を深めること。発表までにすべきことや、必要な資料など課題が明確になりました。
 その後は、経営力基礎講座として、玉置社労士事務所玉置所長から、「労使見解と就業規則」をテーマに、飯野公認会計士事務所飯野所長より、「自社の財務を把握し計画にする」をテーマに講義があり、最後玉置総合座長より「6講で最終となり、フライトにたとえると、高度一万メートルから着陸態勢にはいり、現実がよく見えてきます。無事着陸を目指しながら、着陸した後の目指すべきもの、その方向と手段を次回までに良く考えてくださいとまとめられました。

第28期経営指針を創る会 第2講

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第28期経営指針を創る会 第2講

 経営指針を創る会代2講が、7月11日土曜日、午前10時よりホテルラフォーレ琵琶湖にて開催され受講生・講師団、オブザーバー含め、41名が参加しました。

 第2講のテーマは、「経営理念を深める」。前回の経営理念検討シートをさらに深くしたもので、個々の思いや、その思いに至った経緯または、過去の経験までを議論し、本音の自分を探し、その上で企業としてどうしたいのか、経営者としてめざすべき道(生き様)を議論しました。
班ごとの討論終了後、受講生一人ひとりから、感想と今後の課題を発表いただきました。
 「指針書や課題に書いていることは、思いとかみ合っていない。どこからまとめ上げるべきか迷っている」「今までもっていた自分、プライドがぼろぼろになりました(笑)、想いが形になり、それを具体化するにはといったところで、とまってしまいます。ということは書いていることにやはり真剣で避けていたことがよくわかりました」といった感想が寄せられました。

 最後に、あぐり進学青木社長より、経営方針の考え方の講義があり終了しました。
 ※添付ファイルに一部資料を掲載しました。 
 次回は、8月29日土曜日午前10時よりホテルラフォーレ琵琶湖にて開催します。 

第28期経営指針を創る会 第1講 14社14名でスタート

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 第28期経営指針を創る会が、6月21日土曜日午前10時から翌21日日曜日12時まで、ホテルラフォーレにて開催しました。42名が二日間にわたり討論し学びあいました。

 冒頭、蔭山代表理事より、「過日、関西ブロックの支部長交流会に参加し、兵庫の支部役員さんの体験をお聞きしました。設立10年で売り上げ32億円。その間の取り組みは、やはり経営指針づくりとその実践。その中での後継者の育成と実践の主体者が経営者と後継者、そして幹部と広がってきたとの報告でした。我社でも指針を毎年更新し、実践していますが実は、経費がかかるので指針書を薄くするなどの意見も出ていました。私たちは、同友会理念、経営理念を経営者として明確に持ち、そのために「何をする」を具体的にしていくものです。理念(目的)を忘れて現状に規定された活動をするとどうしてもぶれたり間違ったりします。創る会では、要の理念を作り上げ、6講の中で受講生、講師団、そして社会に通用する本物の経営理念の確立を期待します。と挨拶がありました。

 引き続き川端委員長より、今回経営理念検討シートを作成していただきました。時間をかけてじっくり見つめなおした人、そして時間をとらず、とりあえず思いつくままを書いた方などいらっしゃると思います。
 今日から、本格的に理念づくり、指針書づくりに取り掛かりますが毎講出される課題は真剣に取り組んでください。課題は確かな理念をつくるための通過点であり、課題のための時間づくりや帳尻あわせはやめ、経営者としての人生と未来の企業づくりに必要なものです。目的、目標を見誤らず取り組んでくださいと挨拶。

 第28期創る会の参加者は、14社14名の受講生、そして講師団として34名(オブザーバー、事務局含む)の講師団が参加しています。今回は愛知中小企業家同友会より、見学に加藤様も参加いただきました。

 その後、自己紹介、簡単なオリエンテーションの後、労使見解の精神を学ぶ講座を、村田自動車工業所の村田社長より
講義がありました。

 1975年に「中小企業のおける労使関係の見解」が発表され、既に30年以上が経ちます。このパンフレットを読まれて、昔の話、我社には組合はない、など関係ないのでは?と思われた方も多いと思います。しかしここに書いてあることをまず額面どおり実践することすら本当はままならないということがお分かりかと思います。
 この労使見解からまず学ぶことは、①経営者の責任(経営姿勢の確立)②科学的な経営(経営指針書づくりとその実践)③社員との信頼関係(社員をもっとも信頼できる経営のパートナーと見る)の3点です。
 経営指針書を作成し、社員や関係者に発表します。「私たちは今後これをめざします」といった時点で、今後経営者の行動が問われます。対等な労使関係とは、契約による雇用関係が発生します。杓子定規な関係ではありませんが、現代では契約がベースとなっており、様々なルールが発生します。就業規則や賃金規定などきちっと提示することです。我社でも就業規則を作り直し、公開しています。また、経理も公開し我社の現状、業界の現状、社会の動向などから自社やそれぞれの仕事の意味を伝えるようにしています。めざすべきことがはっきりすると、経営者としての仕事もおのずと変わってきます。今後指針創りのなかで考えていただきたいと思います。と村田社長の実践と創る会で深めていくポイントが示されました。

 昼食後は班を五つに分け、240分間の課題(経営理念検討シートなど)の発表、内容に関するディスカッションを行いました。
あなたの経営の目的は?の質問に対して、参加者から素直な気持ちと、一般論として経営者のあるべき姿からの目的など様々聞かれました。でもあなたの本当に実現したいことは?など突っ込んだ議論になると、中小企業であること、売り上げも規模も小さいことなどいろいろでてきました。
 討論の中では、経営者として生きることの意味、そして今社会から必要とされる企業や経営者の姿など多岐わたり、現実と理想のギャップなどが明らかになりました。7月に開催される第2講では、引き続き、経営理念を作成するための議論が行われます。

 その後、指針経営をされているピアライフの永井社長より講演を頂きました。
テーマは「私の理念経営の実践~経営指針の発表から社員との共有まで~」。実家を飛び出し、滋賀県で就職。住宅会社の不動産部門を立ち上げ専務に。しかしバブル崩壊と共に、住宅会社は1年目の不動産部門を切り離すと。そこで社長を引き受けられます。資本金すぐになくなり何とか食える会社へと社員の給与を借金をしながら払う事など何とか建て直しを図られます。その時は「経営」も「理念」もない、ただ会社の売り上げをあげるための技術を駆使していました。売り上げが上がればお前たちの給与も上がるぞ、そんな掛け声でやっていました。
 しかし、同友会に入会して先輩方から様々なことを教えられたと。経営指針成文化セミナー(当時)に参加して一泊二日で経営指針書を作成しました。当たり障りのない、そして会社らしい経営理念と計画が出来上がりました。とにかく創ることが目的でしたから、できたら指針書は大事にデスクにしまっておく、そんな状態でした。当然、社員に求めることもなく、借り物の理念だったので、何の意味もありませんでした。
 富山同友会の経営指針を創る会に半年参加してようやく、同友会が言っている人間尊重の経営や、地域と共になどの言葉がわかってきたと。不動産は売りたいお客様と買いたいお客様がおられ、その仲介をすることが仕事です。しかし、経営をする中で購入して不幸になったお客様もおられます。とすれば、経営者=経済を営む者がめざすこと、経済=「経世済民(世を治め民を救う)」からすれば、不幸な買い物、取引はしてはならないのです。本当の会社の進むべき方向が明確になりました。
 今、私たちの会社では、入社数年で適切なアドバイスをする若手社員が育ってきています。不動産を買うことは夢があって、とても楽しいこと。しかし、不動産は手段であって、有効にまた適切に利用されて買ったお客様が幸せになる。そうでなければ売らないことも必要と判断されています。
 また、幸せのお手伝いをする社員たちも幸せになるために働いています。経営理念はお客様のものでもあり、社員のものでもあります。赤の他人が何のためにこの会社に集まったのか。ピアライフの経営理念は

1.私たちは、あらゆる不動産ニーズに柔軟に対応できる快適環境創造企業をめざします。
2.私たちは、夢のある街づくりを通じて明日の豊かな社会を造ります。
3.私たちは、一人ひとりの生きがいを尊重し人間的な成長をめざします。

です。社会の中であてにされ、自ら成長することがお客様や仲間、そして社会のためになる。そんな循環ができればと思います。まだわずかな事例ですが、今日お集まりの皆さんと共に頑張ってまいりたいと思います。とまとめられました。

 一泊二日の第1講ですが、21時に1日目を終了し、宿泊部屋ではさらに本音の討論、参加者一人ひとりの思いや、その背景を存分に語り合いました。第2講では、作成された経営理念をさらに深めるために討論を続けます。7月11日土曜日には、受講生がさらに考え、悩み自ら経営理念を創りだす作業を行います。 

第28期経営指針を創る会・オリエンテーション開催

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5月19日火曜日、午後6時より、ホテルラフォーレ琵琶湖にて、28期経営指針を創る会オリエンテーションが開催されました。受講生は13名と講師団15名が参加しました。

 総合座長の玉置氏(タマキ社労士事務所所長)の司会により開会し、川端経営労働委員長より挨拶があり「半年間を通じて、経営理念を追求します。経営理念は経営者の思いから出発しますが、言葉にするとうまく表現できなかったり、本心で思っていない言葉になります。そこには、私が一生をかけて何をしたいのか、経営者として何を大切にしていくかをひとつの形にする作業を私たち講師団と一緒に考えてまいりましょう」と挨拶。
 講師団とは、世間一般でいう教える者ではなく、一足先に理念を形にし学び実践を始めている者の意味です。
引き続き、受講生一人ひとりより、自己紹介及び課題と目標を発表していただきました。

 福祉法人から参加した方は、「商売というものをした事がなく、今後地域やお客様に愛される作業所を作りたい。そのためには、理念を明確にして組織や地域に伝えたい」、繊維業の方は「父の急逝で経営者に。経理もめちゃくちゃでこのままでは社員を路頭に迷わせてしまう。経営の相談をしようと電話をかけたら、経営指針を創る会の受講生で、その方に同友会を進められ、入会そして今回の受講へ。社員も不安に思っているはず。ここで進むべき方向をしっかりと考えたい」と。サービス業の方は「創業して3年。目先の仕事を取るためにやっていた。しかし、社員5名ですが課題は山積みになり、私は地図も持たないまま社員に頑張れと掛け声だけだった。創る会では、企業としてぶれない軸を基に社員と新しい会社づくりを始めたい」など不安と期待を語っていただきました。

 その後、経営労働委員の村田氏から「経営指針で会社と社会を元気に!~経営指針の体系と理念経営の実践」をテーマに報告をいただきました。
 村田氏は、経営者5年目、自動車整備業界では、法改正で売り上げがどんどん下がっているときに同友会に入会、即創る会を受講されました。受講後一年をかけて経営指針書をまとめ、社内で発表。とにかく一日思いのたけを語り、社員から総スカンを食らいました。現在指針を発表して5年たち、理念と主な方針を発表するのみで、後は幹部社員が部門方針や計画を発表し、全社で議論するようになりました。
 経営指針を創る会は、参加すれば経営指針書ができて、会社が良くなっていくだろうと思われる方がいますが、決してそうではありません。また、どれだけ立派で、優れた計画を立案し、社員に目標を与えたとしても会社はよくならないのではないかと思っています。
 
それは、経営者である私が、経営理念の実現を腹のそこから願い、それに向けて日常を生きているかがまず問われ、その姿無しに社員の実践もないと思っています。よい会社はよき経営者のもとで成り立ちます。またよい会社はよい経営環境のもとで育ち、地域の中に増えていくのではと思います。
 経営指針の成文化は皆様にとって自社の発展を願うものですが、少し考えてみますと、お客様や取引先、社員を自社の事業を通じて喜んでいたく事であり、すなわちより多くの方(地域や日本、世界)により良い暮らしへの商品やサービスを提供することです。同友会では、経営指針成文化を運動として取り組んでいます。この意味は6講の中でお分かりいただけると思います。
 理念を現実のものとしていくために時間がかかります。6講終了後が始まりであり、5年経った我社もまだ始まったばかりです。お忙しい皆さんですが、6ヶ月この場で真剣に考え、共に苦しい、新しいスターと地点に立ちたいと思います。と報告されました。
 
 経営指針を創る会は1990年から経営指針成文化セミナーとして出発し、現在28回(29期)を迎えます。今後ますます厳しくなる経済情勢の中で、地域の暮らしと雇用を守り、地域になくてはならない中小企業をめざし取り組んでまいります。
 29期も計画を始めています。今後多くの方の参加をお待ちしております。

第26期経営指針を創る会 募集中

経営労働員会(第26期経営指針を創る会 募集中)を更新しました。

http://www.shiga.doyu.jp/iinkai_keiei-roudou_tukurukai_youkou.htm

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