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青年部 7月研修例会が開催されました

青年部7月研修例会は滋賀大学経済学部教授でかつ滋賀大学産業共同センターセンター長である野本明成先生を講師にお招きし、マーケティング論の基礎についてお話いただきました。
先生は大学の教授として学生にマーケティング論について指導される一方で、産業共同センターのセンター長というお立場では滋賀県立大学及び民間企業と組んで自ら地域ブランドプロジェクトを立ち上げられ、「バランスト・リラックス ウェア」の製造販売に取り組まれているなど、教育研究と実践との両輪で活躍されています。
お話ではまず、事業化の困難な状況と原因について解説いただきました。顧客ニーズから乖離した高機能品の事例や低価格輸入品の増加の状況、顧客ニーズの多様化・変遷、価格比較サイトによる価格競争、環境・安全対策によるコスト高等があげられました。また、マーケティング環境として中長期的に変動するものと短期的に変動するものに分けて項目ごとに解説いただきました。指摘されたマーケティング環境のうち、私は特に、グローバリゼーション、IT技術・環境関連技術の動向、少子高齢化の進行が進んでいることが重要であると思いました。
つまるところ、ビジネスにおいて必要なことは、環境を十分に分析し、自社の強みをどのように活かし弱みをどのように克服するかであり、いわゆるSWOT分析を常日頃から行いながら、事業をどのような方向に持っていくかをしっかり考えることが重要であると先生のお話を伺いながら改めて認識しました。

青年部1月研修例会

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1月20日(水)午後6時30分より、草津市市民交流プラザ 5F小会議室にて例会が開催され、青年部会員、ゲスト他20名が学びました。
 講師は、鬼丸 昌也氏(特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンス 理事長)で、「平和を想う“こころ”を“ちから”に変えるために」をテーマに学びました。

 福岡県の小さな農村で5人兄弟の長男として生まれ育った鬼丸氏。彼は高校3年生の夏休みにスタディーツアーでスリランカを訪問する機会を得ます。彼がそこで出会ったのは現地で農村開発を指導していたアリヤラトネ博士という人物でした。博士は問題を抱える農村の住民を集めてはその問題を一つ一つ抽出させ、その中から優先度の高いもの順に村人全員が考え解決に当たらせるという手法で数多くの成果を収めていました。博士から鬼丸氏は次のような言葉を授かります。「すべての人には未来をつくる“ちから”がある。そのことだけを信じ続けるんだ。」この言葉が、彼の平和活動家としての人生を大きく方向付けたのでした。

 その後、大学に進学した鬼丸氏は在学中に様々なNGO活動に参加します。そして大学4年生の頃、活動の一つであった地雷除去支援で初めてカンボジアの地雷原を訪れました。そこで鬼丸氏が目にしたものは、地雷によって手足とともに未来も失ったと訴える若者、危険と知りながら貧困から地雷原で生活せざるを得ない現地の人々、長引く内戦下ポル・ポトによって行われた大虐殺時代を生き抜いた生き証人たち、またその忌まわしい出来事が自分の生まれた同年代に起きていたという事実・・・。

 鬼丸氏は何もできない自分の無力感に苛まれます。

 しかし、そこで彼は自らも地雷の犠牲者でありながら世界中で地雷廃絶を訴え続けている活動家、クリス・ムーン氏の言葉を思い出します。

「変えられないものなんてない。なんだって可能だ。僕たちはいつだって自分のやれる限りのことをめいっぱいすればいい。」

鬼丸氏は自分にできる精一杯のこととは何か自問します。そして彼が考え抜いた末に導き出した答えは「今起きている現実を見たままありのまま伝えていくこと」でした。

その後、日本で数多くの講演活動を行いながら、地雷排除活動だけに留まらず子ども兵の問題にも取り組む中で、その問題を生み出す「戦争」の根本的な原因は何なのか、その原因を取り除くにはどう社会を変えていけばいいのかを考え活動していく団体として、2001年10月にNPO法人テラ・ルネッサンスを設立されたのでした。

鬼丸氏のお話を伺う中で、私が一番ショックを受けたのが、いわゆる途上国における内戦の原因の一つとして、我々先進国に住む人間たちの生活があげられるということでした。

たとえばIT技術には欠かせないレアメタルの産出国で起こる利権争いがそうであるということでしたが、無政府状態下では産出される資源の価格が下落することを利用して、さらに内戦を長期化させようと裏で大国が暗躍している事実のあることを知りさらに愕然としました。しかし、我々が普段生活をしている中で、知らず知らずの内にその恩恵に預かっているものがどれだけあることか・・・。

現代に生きる我々が、この社会構造自体を根本的な問題として捉え、世界的な視野で解決を見出す為には今何ができるのか?鬼丸氏が実践されているように、一人一人が自分にできるかぎりのことを目いっぱいすることが、世界を変えていく一歩なのだということを教えていただいた貴重な時間でした。


記事 S.A.

青年部 11月研修例会

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青年部11月例会(研修例会)が、11月16日18時30分より、栗東ウィングプラザにて開催され、19名が参加しました。株式会社ヒトミの代表取締役 人見康裕氏にお越しいただき、「経営とは何か 経営者の仕事とは何か~経営品質入門編」と題してお話いただきました。
人見社長は昭和38年創業の管工機材・住宅設備商社の株式会社ヒトミの2代目社長として、京都青年会議所(JC)の理事長を歴任され、また、京都経営品質協議会にも所属されるなど、多方面でご活躍されています。
お話では、まず、経営に係る言葉の使い方、意味するところについて充分注意する必要があることが指摘されました。「利益」「顧客」「業界」「問題」「管理」等、何気なく使っている経営に係る言葉でも、それぞれが違う理解の下に議論していてはうまくいかず、その言葉の定義を明確にして議論すべきであるとのお話でした。途中、参加者による演習も取り入れられ、社長役、新入社員役とに分かれて、自社の経営理念等を質問された社長が新入社員に説明するケーススタディーがなされ、私などは社長役の際しどろもどろになってしまいましたが、明確に説明され、さすが、と思わせる方も多数おられました。
参加者からの質疑応答では、参加者からの、自社のある問題点についてどのようにしたら良いだろうか、との質問に対して、人見氏からは、問題があると思ってもすぐに解決しようと思わないこと、まず問題認識そのものが正しいかどうかを対話によって確認する必要がある、と指摘され、なんらかの直接的な解決策等が提示されると思っていたところ、意外な指摘であり、なるほどと思わされました。
最後に、最重要キーワードとして「言行一致」という言葉を挙げられました。自戒を込めて、とのお話でしたが、これから経営幹部を担っていくことになるであろう我々にとっては心に刻んでおかなければならない言葉だと感じました。

青年部10月報告例会

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10月19日(月)午後18時30分より草津待ちづくりセンターで開催された報告例会では、株式会社パレット 代表取締役社長 前田省三氏 に「地域No.1Shop!そのブランド戦略と経営の在り方」のテーマで報告いただきました。青年部、他20名が参加し学びました。

滋賀県を中心に6店舗、社員50名の洋菓子専門店を経営されています。洋菓子のサラリーマンから、自分の店をお菓子を作りたいという思いから昭和61年に独立されます。それから現在まで、沢山の苦悩・出会い・喜びを経験されたこと。勉強されたこと。それによって確立された前田社長の考え方、理念を事細かくお話いただきました。
お話を伺いながら、感じたことは。”今の、これからの時代を生き抜く新しいお菓子屋さん”という印象を受けました。ただ最初からそういう考えではなく,赤字転落・利益の出ない体質・社員の独立・育たない社員などの問題をかかえ紆余曲折があって進化されてきたという印象です。
特に、月次採算表ではなく日次採算表を採用し、毎日の売上高・時間当たりの営業利益・労働分配率などなどを各店舗で分析されていることです。
この方式は、社員にどうやれば利益が上がるのか、お客さんはどの商品を望んでおられるのか、効率よく製造販売するにはどうしたらいいのかを考えさせ日々意識させるのには、素晴らしい方法だと思いました。また、日々変わる世の中の流れに即対応することのできる。これからの時代に必要なシステムであり、大変参考になりました。
ただこのような仕組みを作ってもなかなか社員全員が同じ方向を向いて取り組んでもらうのが難しいと思ったのですが、そのあたりもよく考えておられ、社長の思いをDeiry Reportという形でA4用紙一枚分のレポートを出されたり、朝食コンパで社員の声を聞いたり、経営方針発表会を社員・パート・取引業者も交えて行われたり等、パレットの理念『幸福の実現』をみんなに理解、浸透させておられるなと思いました。
今回前田社長には、会社の仕組み作りこそが経営者の仕事だということを教えて頂けたように思います。
最後に、社長が言われた言葉・・・ 『土俵の真ん中で相撲を取る』 正しいことをやって勝負しないといけない時代です。
 (E.Y.)

青年部 9月研修例会

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九月十四日(月)十八時三〇分より栗東ウィングプラザ研修室にて十一名が参加しました。
今回の研修例会は鈴木康夫滋賀大学経済学部教授をお招きして、『今こそ学ぶ、今こそ分かる”経済学”』と題して、ご講演いただきました。
学生時代には真剣に学べなかった事が、経営者、後継者になった今、改めて学ぶときっと学びの深さが変わってくるはず、との企画趣旨の通り、「今の立場だからこそ分かる」学びが、本当に沢山ありました。
現在の日本の経済指標の一つ、DI(景況感)がありますが、これを理解してもこの先がどうなるかを読み取ることは必ずしもできません。青年部として世界経済の歴史に触れながら現在の経営を見つめ、今後の舵取りに役立てようと学びました。
A・スミスの『富国論』の説明から始まり、GDP=消費+投資+政府支出+輸出-輸入と言う、言葉自体は聞いた事があるけれども、その内容までを深く理解していなかった事柄まで、ざっくばらんに教えていただきました。
戦後は物が無い時代で、何を生産しても消費されていった時代から、やがて国内の消費が飽和状態になり、消費大国のアメリカへの輸出に頼らざるを得なくなった事。そのアメリカのバブルが弾け、今日の一〇〇年に一度と言われる不況に見舞われている事。同時に政策的な不況、構造的改革をしなければ、自立した日本経済が成り立たないこと。
この状況を打開する為には、『新しい付加価値を生み出す』しかない事も、痛い程によく分かりました。
その後の懇親会でも、本当に気さくに色々とお話をお聞かせ頂いたり、質問にお答え頂いたりと、大変充実した時間を過ごす事が出来ました。
今更ながらに、学生時代にもっと勉強しておけば良かったと思ったと同時に、今、こういった学びの場を与えていただいた事に素直に感謝したいと思います。
(T.U.記)

青年部 8月家族交流例会

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青年部8月例会は6日(水)午後4時より開催され、会員10名とそのご家族17名が参加。これまでの例会とはうって変わり、家族も一緒に長浜北びわ湖花火大会を観賞し、交流を深めるという楽しい例会となりました。
 長浜北びわ湖花火大会は規模・美しさで有名な花火大会であり、また、観覧場所としてビルの屋上を確保いただいたということで、皆、非常に楽しみに参加しました。
 当日は、午後2時に丸栄製パンさんに集合、黒壁スクエアに移動し、プログラムとして用意されていた陶芸教室にてろくろ回しを体験された家族や、黒壁の町並みを散策された家族など、花火観賞の時間まで、思い思いに過ごしました。夕方6時ごろには観賞会場となるビルの屋上に集合し、テンポの良い中嶋副幹事長の司会のもと、いつものようにウィットにとんだ藤田幹事長の挨拶、中村幹事の乾杯により食事が始まり、花火の開始を今か今かと待っていました。
 19:30ちょうど、1発目がどーんと腹に響くような音とともに打ちあがると、参加している子供たちが大はしゃぎで、屋上を取り囲むフェンスにしがみつき、花火が打ちあがるごとに歓声をあげるといった喜びようでした。
 我々大人も、こんな近くでまたさえぎるものが無い状態で大きな花火を観ることはなかなかないことで、大きな花火が打ちあがると思わず感嘆の声を上げてしまっていました。
今回は、会員の奥さんや子供たちが参加し、お互いの家族同士の交流もでき、いつもとは違った本当に楽しい例会となりました。
なお、辻井副幹事長には、この例会のための場所の確保から食事の手配まで、極めて多忙な中で対応いただき、本当にありがとうございました。(M.T.記)

青年部 7月研修例会(未来年表をつくる)

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7月22日(水)午後6時30分より、草津市立市民交流プラザ 5階中会議室にて7月研修例会を開催し、青年部会員他17名が参加しました。
 今回の講師はリー・ヤマネ・清実 先生(パーソナル・アシスタント・ギャラリーLEE’S代表)により『未来を創る』と題して、ご講演を頂きました。

 今の時代は1995年を始まりに「歴史的変化」が起こっています。もう何とかなる時代ではありません。
そんな中、まずは「今がどういう時期か?」をまず知り、「未来に歩み寄る経営」をしなければなりません。
そのためには、未来に望む将来像=志をまずしっかりもつことが大切です。そして、今の時代は、10年節目で観ていかなければなりません。
 その節目・節目で、「今、何をすべきか?その道筋を立てる」そして、「行動」せねばなりません。そのためには、タイムマネジメント=人生のマネジメントをしっかりと管理していくことが必要です。
 ということで、「未来年表」を各々作成致しました。創業・法人化・自分に関わる人の年齢まで作成。その中で、「先は思ったほど永くはない」「何気なしに過ごしているとすぐに時間がたつ」ことを学び、1年1年を大切に行動し、そして、5年、10年先を見据えられる経営者にならなければならないと再度、身の引き締まる想いがしました。
 最後に、“リー流:これからの経営者像”として、「師的×詩的×視的」という言葉を頂きました。
誰からも尊敬を受け、象徴的=コンセプトなどの言葉を発し、視的にもオーラを発するような「人間力」が経営力に大きな影響を及ぼすことを学び、我々青年経営者・候補者であるからこそ今のうちにあらゆることを吸収し、生産性を上げる行動をしていかなければならないと強く想いました。

青年部6月研修例会

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6月18日木曜日、午後6時30分より草津市立市民交流プラザ会議室にて6月例会が開催され青年部メンバー16名 ゲスト5名 合計21名が出席しました。

この6月例会は研修例会として、中小企業診断士の資格を持ち、商工会・商工会議所支援、トップマネージメントについてのセミナー、コンサルティングをされておられる、有限会社C3(シースリー) 代表取締役 田中義郎氏を講師にお迎えし「激動の時代、求められる経営の流儀~これからの経営者の目の付け所・勘どころ~」と題しまして1時間熱い報告を頂きました。

氏は日本電池株式会社 開発企画課社長室勤務を経て中小企業診断士の資格を得て1993年に有限会社C3(シースリー)を立上げられ現在は商工会支援や創業塾・経営革新塾・事業継承塾など、経営者やこれから創業する方向けにたくさんのセミナーや講演を行っておられます。

本例会では、これからの若手青年経営者にたくさんの熱いメッセージと報告を頂きました。1960年高度成長が始まってから1991年まで日本は右上がりの成長期でありましたが、バブルが弾けてからは下降時代に入ります。いくら経営者が「不況不況」と何回叫んでも決して良くなりません。この不況という事態から何を学び経営に活かすかである。この不況こそ経営の品質を向上させなければならないそうです。

今行っている事業・商品がコモディティ(日用品化)しているなら生き残れない。誰も真似出来ないコンテンツを磨きあげオンリーワン作り上げるのが経営者の仕事であり生き残る道である。そのためには、自ら成長し社員と共に一緒に成長する企業作りが必要である。自ら成長するためには、「凡事の徹底」と「タイムマネジメント」が大事であり1年・1ヶ月・1日・1時間と自己管理が必要であります。

毎日をただ、仕事に追われ過ごすのではなく、1日何のために、何を目的に過ごすのが大事なのであって、今回の例会を出席する事により何かを身につけようとするために朝からこの夕方に開催される青年部例会に出席するよう予定を立てて仕事をするのもタイムマネジメントであります。

このタイムマネジメントを日頃からおこなっているかをテーマにグループ討論が行われました。田中氏からは「1日1時間自分を成長するための時間を作りなさい。」とアドバイスを頂き、「今日から朝5時に起きて1時間読書をします!」など出席者から決意表明がされ、今ここから自ら変わって行動する!事を気付く例会でありました。

「いのちと食に向き合って」 青年部5月例会

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 5月19日火曜日、午後6時30分より、栗東ウイングプラザ4階C会議室にて5月例会が開催され、青年部メンバーを中心に16名が出席しました。
 本例会では講師に有限会社ブルーベリーフィールズ紀伊國屋代表取締役の岩田康子氏をお迎えし「いのちと食に向き合って~こだわりブルーベリー農園の決意と挑戦~」をテーマにお話しいただきました。
 http://www.bbfkinokuniya.com/ ←ブルーベリーフィールズ

 岩田氏は、約25年前に伊香立の自然、またその眼前に広がる風景に魅せられ、雑草の生い茂る5反の田んぼにブルーベリーの苗木1500本を植えられます。雑草が生い茂っている田んぼをブルーベリー農園の土壌にするまでの苦労は並大抵なことではなく、特に「除草剤を撒かない」という強い信念で、今日まで木を枯らすことなく農場を守り続けておられます。
 
 除草剤や農薬を使って育てることをしない。木からブルーベリーをもぎ取って、そのまま食べられる。人の身体への影響を考えて、育てている。そんな人へ配慮した取り組みが、実は環境への配慮へ繋がっている。そういったことから、学者とは違う視点で、環境問題にも取り組まれています。
 そうして毎年苦労して育てられたブルーベリー。ジャムは一瓶1,000円。全て手作りで、保存料、添加物は一切ありません。5キログラムの鍋から瓶に18、9本しかジャムはできないそうで、その上ジャムは、甘さと酸っぱさがちょうど良い出会いをする、甘酸っぱさを表現するために「造り手はもちろんたくさんのジャムを作りますが、お客様は一本のおいしいジャムとの出会いを求められている。その一本のためのジャムを造って下さい」と従業員の方に言われ、一瓶一瓶を丹念に、丁寧に造りこんでおられます。

 そんなこだわりジャムと青年部メンバーの丸栄製パン㈱の辻井氏の滋賀県産の小麦を使ったこだわりパンとのコラボレーションが、休憩時間を使って実現しました。
 http://poco-p.jp/ ←丸栄製パン

 ジャムとは思えないフレッシュさが伝わるブルーベリージャムと、そのジャムの味をひきたてる口あたりの柔らかいふわふわパン。そして講師自ら淹れていただいたハーブティーに舌鼓を打ちながら、会場が和やかな空気に包まれ、そこは一瞬ブルーベリーフィールズにいるかのようでした。
 
 今回の例会では、我々青年部メンバーに岩田氏から多くのメッセージをいただきました。
 今後の農業の抱える問題では、高年齢者の方々が農業を営み後継ぎがいない現状があり、田んぼや畑が原野に戻ってしまったら、それを元に戻すのは大変だという現実を教えていただき、原野からブルーベリー農園を造られた岩田氏の言葉だからこそ、我々メンバーの胸に深く刻まれました。
 週末に子供たちを連れて高齢者の農場に行って手伝いに行き、もっと土に触れさせてあげて欲しいということ、そうすることによって命の大切さがわかること、それが次世代に繋がっていくという岩田氏の言葉から、我々メンバーが一人ひとりの行動によって次世代に岩田氏から感じる「志」をリレーしていかなければならないと思いました。

 「無理」「出来ません」ということを言う前に、「どうしたらできるのか」を考え、自分の精一杯までがんばって欲しい。自分がやろうと思えば、すでに成功への入り口に近づいているので、我々青年部メンバーが企業、日本を支えているんだという気概をもち「二度とない自分の人生を最大限に生きて欲しい」というこの言葉もまた大きな高い壁をいくつも乗り越えて来られた岩田氏から我々メンバーに伝えられました。
 
 そして最後に、全てのことに「感謝」「おかげさま」の気持ちを忘れないこと。例えば夏の汗が止まらぬ暑い日も、少しのそよ風が涼しい、それに感謝するぐらいの人。そのような気持ちの積み重ねが、自分たちの生き様に繋がることを教えていただきました。

 岩田氏から青年として、経営者として、人として多くのことを学ばせていただいた5月例会。そこにジャムとパンとハーブティーを味わうことが出来、大いに五感が刺激される大変有意義な時間を過ごすことができました。
 (記 H.N.)

「磨け!人間力と経営力」青年部総会・記念例会開催される!!

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 4月28日火曜日、午後5時より、ホテルニューオウミ安土の間にて、第8回青年部総会、記念例会が開催され、他府県青年部11名を含む40名が出席しました。
 記念例会が午後6時より開催され、新幹事長に選出された、藤田雅樹氏(藤田尾工務店㈱専務取締役)より、「私たちは業務の面で言っても第一線で活動しています。しかし青年経営者、後継者に求められている能力は非常に多く、高い。未来の企業と同友会を担うものとして、人間力を高め、そして経営者としての学びを1年間積み上げていきましょう」と挨拶。
引き続き来賓の金森担当副代表理事よりご挨拶をいただきました。
 記念例会の報告者は、エスケイ興産株式会社、統括マネージャーの竹内基恭(もとやす)氏より「本物のアミューズメントスペースの作り方~すべてはリーダーにかかっている」をテーマに報告をいただきました。
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 竹内氏は、滋賀建機グループのレジャー部門のマネージャー。カラオケ、ゲームセンター、ネットカフェの責任者であり、経理、総務・・・・営業、採用などあらゆる仕事を見事にこなしておられます。
 もともとは、学生時代にアルバイトをしていたゲームセンターの経営権が滋賀建機に移り、現蔭山会長から商店から会社にしたいと声をかけられアルバイトから社員へと登用されました。当時のゲームセンターはいわゆる世間でやんちゃな人たちが集まっており、地域のお客様に安心して遊戯を楽しむ施設にしたいと、風紀を乱すお客様との格闘、そしてアルバイトの育成とフォローに取り組まれます。
 そこから、本当の店舗づくりが始まります。竹内氏はゲームセンター、カラオケの店舗運営の視察に大阪や東京を出向き、お客様にできること、それを支えるサービスづくりを一つ一つ実践されていきます。
 「他店でよいと思うことは絶対しなくてはならない」と社員やアルバイトにも徹底しようと教育、指導を始めます。しかし、竹内氏のテンポに周りが付いていけず、悩まれます。儲かっているのに悩みは深くなるばかり。「なぜこんなに一生懸命しているのにうわからない!」「なぜさっさとできない」と苛立つばかり。ある時、社員から「お前は効率を求めすぎ。3:7ぐらいで情を入れなさい。あなたが機嫌が悪いと店の雰囲気も悪くなる、竹内さん次第やで」といわれ、判っていてもできない自分に区切りをつけようと決心されます。
 自身を変えるという壁を、出会いが超えさせてくれたと竹内氏は言います。それは、悩みを言い合いながらも切磋琢磨できる同友会や青年部。そしててっぺんの大嶋啓介氏。今ある環境はすべて自分の責任と受け止められた竹内さんはとにかくできることを実践されます。挨拶やマナーが悪いのはどこかに自身に問題がとセルフチェック。まず自らが変わること、そして今この店が運営されているのも私の力でなく、社員やアルバイトのおかげと気持ちを切り替える。それはまず家族に感謝と家庭で明るく元気な自分を創ること、と。
 実践とは、日常を非日常化させ、集中して物事に当たること。本気で一日を生きる。この実践は竹内氏にとって苦しかった仕事、人間関係を楽しいものにさせてくれたと振り返られます。
 夢であった、AS242号館(複合型アミューズメント店舗)を先日オープン。これからは幹部社員としてお客様や会社のためにビジネスチャンスがあれば提案して実践したい、そして地域の皆さんへ明日の活力を提供できる空間づくりをさらに進めたいと締めくくられました。

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