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金属がなくなる?!

「2050年までに多くの種類の金属が現有の埋蔵量では賄いきれなくなる」という衝撃的な推論が有ります(原田幸明氏)2005年から2050年の経済成長モデル、および1人当たりのGDPと1人当たりの金属使用量の相関関係を基礎に算出したものだそうです。この推論によれば2050年までに埋蔵量ベース(現時点では経済的に採掘困難なものも含めた量)を越える累積使用量が予測される金属は、銅、鉛、亜鉛、金、銀、錫、ニッケル、マンガンなど特に私たちの生活に密接に関係のある金属が並んでいます。これまでも金属が枯渇するという指摘は有りましたが、この予測結果はより深刻なものです。この問題の克服の為には、世界規模での①金属資源の効率的な利用方法の徹底②極限を極めるリサイクルの追及③アルミ、シリコンと言った普遍的な材料への代替などが不可欠との事です。現実にこれらの金属相場は、ここ4年間で6倍(ニッケル)、4倍(銅)、3.5倍(亜鉛)、3倍(銀)と異常な価格の高騰を見せています。ピークオイルと同様に、これら金属の急激な高騰が中小企業経営を直撃し、経済に大きな悪影響を与えないように、経産省・中小企業庁の正しい判断と、対応を望みたいものです。(M)