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大津支部 『2010年度伸びる会社になるための経営基礎講座』の第6講が開催されました!!

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3月24日(木)、大津支部の『2010年度伸びる会社になるための経営基礎講座』の第6講がびわ湖大津館で行われました。
「経営者に求められる基本姿勢」というテーマで、村田自動車工業所社長の村田健二様にご講義いただきました。

村田氏の講義では、一見難解で理解しにくいと思われる部分でもびんびん伝わってきます。おそらく、学びによって得られた確かな知識に、地道な実践によって得られた実体験が結びついて、そこからの訴えかけがあるからではないでしょうか。

前半は「中小企業における労使関係の見解」の読み合わせをしました。
今回の震災・長引く不況等、いかに環境が厳しくとも経営を維持、発展させ、縁あって採用した社員の生活を守る責任を果たすこと。
社員のことを対等なパートナーとして、心の底から大切にし、理解しようとする。そのバロメーターとして
・就業規則があること。
・社員と経営者のコミュニケーションが良好なこと。
・経理の公開
などがなされていることなどを学びました。
加えて、利益や会社の維持発展、社員の雇用はもちろん大切ですが、現代社会ではやりがいを見つけて社員と共有することの重要性が増しているということです。
中小企業憲章ができたからといって、すぐにそんな世の中になるのではなく、同友会や各企業がそういう世の中になるようにつとめていくのが大切であると教えていただきました。

後半は、村田氏が2代目社長としてスタートを切られたところから、現在までのご苦労と成長をお聞きしました。
最初、先代と比べられ、社員とうまくいかなかったこと。
同友会に入ったときのオリエンテーションで、他では言えない悩みを聞いてもらえたこと。
経営指針を創る会で、経営者としての軸を育てていったことなどの具体的な体験談は、参加者の心を大きく揺さぶるものでした。

経営指針書ははじめ自分ひとりで創り発表していた時はうまくいかないことが多くあったが
現場のことを一番しっている社員と創り、具体的計画、具体的とりくみに落としていくことでいのちが入り、
今回7回目の更新を行ったとのことでした。
経営指針書の重要性と、創る会の内容の濃さに改めて気づいた参加者も多かったのではないでしょうか。

村田氏が言われるように、今回の講義は各論の基礎となるもので、シリーズの最初に置いて、経営者の心構えを持つようにするとさらによいように感じました。
また、経営指針を創る会の重要性も再認識するよい機会にもなりました。
多くの学びを与えていただいた村田氏に改めて感謝いたします。

経営基礎講座も第7講を残すのみとなりました。
4月21日(木)の大津支部総会がそれにあたります。
受講生の全員参加で完了を迎えられればと思います。
(記:中尾文男氏 ジャパン・エンカレッジ・コミュニケーション代表)