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大津支部3月例会が開催されました!!

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2011年3月17日、大津支部3月例会がびわ湖大津館にて開催されました。
2社の企業PRタイムの後、県の副代表理事である金森弘和氏(㈱冨久や代表取締役)に、「二代目の苦悩を乗り越え、夢と喜びのある職場作りへ!~企業発展型の継がせる側、継ぐ側の考え方~」というテーマで報告していただき、会員・ゲストを含む21名が参加しました。
冨久やの二代目として生まれ、自宅と会社が隣り合わせの中、自然に継承へのレールが引かれるも、そのレールに乗るのがイヤで先代と反発しあう日々。素直に向き合えない時期は、先代が亡くなるまで続きました。そして35歳の若さで事業継承。認められるための原動力を、先代を越える業績をあげる事だけにしたため、経営改革をコンサルタント任せにしてしまい、そんな中、労働組合が組織される。待遇改善を求めるのではなく、職場の人間関係悪化が、会社そのものに問題があるという理由で。いかに自分が会社と向き合ってなかったかにようやく気づく。さらに、その頃同友会に入会し、全国行事に参加する中で、先輩経営者に諭され恥ずかしい思いも。そして同友会で出会った理念経営を実践し始め、「自社の弁当が、お客様の活力に」「お客様の活力は、会社を良くし地域を良くする」「地域が良くなれば、日本も良くなる」つまり「冨久やの弁当は日本を支える弁当」という思いで、経営されるほどに。それでも今なお、「何のために経営しているのか」「本物の経営者になっているかを」繰り返されているとの事でした。継承者への熱いエールもいただきました。
グループ討論では、継がせる側、継ぐ側が本音で討議し合い、お互いの思いを理解し会えたと思います。支部報告では、青木支部長より、この度の震災の被災者・被災企業への義援金のお願いもあり、支援はもちろんのこと、我々も元気な日本の復興のために、自社の発展を誓い合いました。(記:西村 常博 (有)西常商店 取締役)

「成功する脳をつくる」 湖南支部BIG例会

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三月十七日(木)クサツエストピアホテルにて湖南支部三月BIG例会が開催され、会員とその社員
そして、ゲスト参加の方々を含め二百七十人もの参加のもと開催されました。
 ㈱サンリ代表取締役会長の西田文郎氏は滋賀県甲賀市のご出身で、日本におけるイメージトレーニング研究、指導のパイオニアで、これまでに国内のスポーツ、ビジネス、受験、その他多くの分野に科学的、実践的に指導をされてきました。その結果、たくさんの成功者を誕生させてこられ、その紹介がありました。
 脳のお話の中で「人は潜在能力の約5%しか活かせてなく、ほとんどの人が勝手なマイナスイメージで自己成長をストップさせている。」それを変えることは実は簡単で「脳に何を入力するか」が大切!
良いことを脳に入力すればよい行動をとり、良い心が強化される、逆を行えば逆の心を強化する。要は、何を入力するかで全て変わるという話がありました。そして、成功を目指すときには、社会的成功目標と人間的成功目標の二種類の長期目標を設定し、その両方を具体化することが大切で、決して片方だけを追いかけないことが重要ですとおっしゃいました。
 さらに「アスリートが金メダルを目指すより、経営者が成功することのほうが実はずっと簡単で、アスリートは世界一位でないといけないのに対し、経営者は一万位でも成功者の部類に入る。そう考えると、ちょろいじゃないですか。」ともおっしゃいました。
 そして、成功にむけて本気で何かに取り組むと必ず「裏目」が出るということ、そしてその「裏目」が出た時がチャンスで、「裏目」が出るのは、頑張っている方向があっている証拠。その時にそれを超える努力をするのか、諦めてしまうのかが成功する人とそうでない人との分岐点であると教えていただきました。
 そのあと、夢を実現する法則として①夢を持つこと。②夢の話を聞いてくれる友を持つこと。③夢を支え続けてくれる人を持つこと。を挙げられ、さらに成功の秘訣は根気、そして経営者の積極的自己犠牲が最も大切!と話され、西田会長が指導されている西田塾の卒業生の卒業旅行は、鹿児島県の知覧特攻記念公園へ行くことが通例になっており、その地で、経営者の自己犠牲を学ぶと共に先人の自国、家族に対する想いを学ばせるために行っているということもお話されました。
西田会長の地元滋賀での講演ということもあり、かなりお力を入れていただき、熱気あふれるすばらしいBIG例会となりました。
※当日受付にて、東日本大震災に対する義援金のご協力をいただきました。
  合計211,007円もの金額が集まりました。皆様の暖かな善意に対し、この場をお借りして お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

第10回ユニバーサル委員会が開催されました。

 第10回ユニバーサル委員会が、2011年3月17日(木)13:30~16:30より滋賀県社会就労事業振興センターで開催され、加藤直樹 きょうされん滋賀支部理事長をはじめ計10人が参加しました。

 高橋副委員長から、「本日は、きょうされん滋賀の加藤氏を招き、きょうされんの大会での特別企画についてお話いただきます。特別企画のひとつには、滋賀県中小企業家同友会の活動に照らしたものにしたいので、ご意見を頂戴できればと思います。また、来年度のサポートステーション事業、障がい者雇用実態調査事業報告会などについても議論・確認していきたいと思います。」と挨拶され、開会しました。

 報告事項では、きょうされん第34回全国大会IN滋賀(その中の特別企画について) 加藤氏より報告がありました。
 全国大会では、特別企画のひとつが、滋賀県中小企業家同友会が中心となって「地域と共生社会」とのテーマで行われることが報告されました。先立って行われた第3回の実行委員会の会議と、加藤氏よりお持ち頂いた資料で高橋氏や蔭山代表理事をパネリストに据えた素案が報告されました。今後、ユニバーサル委員会と実行委員会の会議において、特別企画をより具体化してゆくことが確認されました。

 また、先日発生した東日本大震災について高橋氏より報告がありました。
 先日、東北地方で発生した東日本大震災をうけて、同友会では、いち早く義援金活動・物資の提供が行われていることが報告されました。あわせて同友会のシステムのE‐doyuの情報をいくつか紹介し、既に復興に向けて動き出している企業があること、安否確認等も進んでいる現状が報告されました。
 今後、滋賀同友会でも義援金活動と物資の提供をあわせておこなっていくことが確認されました。

 理事会の報告では、次の点が確認されました。
 来年度の総会議案書については、引き続きユニバーサル委員会の部分について修正してゆくことが確認されました。重点課題の明確化もあわせて行ってゆくことが確認され、サポートステーション事業については高安氏・竹林・朽木量事務局員、福祉版経営指針成文化セミナーについては小島氏・荷宮氏、特別支援学校からの実習受け入れの体系化については内藤氏が次回までに深めてくることが確認されました。
 また、来年度の政策提言執筆についての議論も報告されました。現在、政策提言は、限られたメンバーによって執筆されており、各委員会の意向が反映されにくいという問題点が指摘されています。そこで、来年度は政策提言を作成する際に、各委員会よりメンバーを招集し、編纂や意見交換、議論を行って作ってゆくことが確認されました。

 「新たな若年求職者の就職支援システム(案)」における「地域若者サポートステーション事業」について、高橋氏と朽木事務局員より報告がありました。
サポステを運営する上での問題点を確認し、サポステ組織のありかた、規約作成、役割分担などを明らかにすることが確認されました。

 次回ユニバーサル委員会は、4月22日(金)16:00より近江八幡(場所の詳細については後日ご連絡します)にて開催されることが確認され、高安氏の挨拶を以て閉会しました。

(hiro記)

東日本大震災:復興に立ち上がる中小企業家の記録③岩手からのメール「街の再生は我われがやるんだ」

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震災からまだ5日しか経過していないのに、この間1ヶ月程の時間が過ぎたのではないかと感じます。平穏だった毎日が、真っ暗闇に落とされる瞬間的な出来事でした。漸く少しふり返ることができる気持ちになりました。

今日現在、会員のほとんどの安否が判明し、気仙支部の13名を残すのみとなりました。
気仙支部の安否判明は80名中67名。携帯電話もつながらない、電気もない。しかも離ればなれになった数十カ所の避難所をつなぐ情報は全くない。そんな中でたった5日でそこまで見えて来ました。

今日も電話が相次ぎました。陸前高田の30歳の材木店後継者村上さん。震災当日から確かな消息がわからなかった一人です。気仙の仲間を一人ひとり訪ね歩いていました。「事務局に電話をしたかったけど、みんなのことが心配で、とにかく歩き回っていた。心配かけてごめん」電話を取った気仙支部担当事務局員は、ただ声を上げて泣くばかりでした。
「全国からもの凄い量の救援物資を集めてくださっています。いよいよ明日岩手にも入ります。19日にはみんなで行きますから待っててください」冷静さを装って電話してきた村上さんも、それを聞いて声になりませんでした。一人で本当に本当につらかったんだろうな。我慢してきた気持ちが電話を通して伝わってきました。昨日の避難所でも、手を握った瞬間に涙が溢れてきた女性経営者がいました。普段は笑顔一杯の彼女がです。私たちは手を握ること、言葉をかけることしかできません。でもそれが、何よりも生きる力になるのだと思います。
「全国からこんな応援の声が来ている、こんな物資の申し出が来ている」まだ陸前高田や大船渡の方々は知りません。でもそれを知った瞬間、みんな言葉がなくなります。被災地は本当に孤独な闘いをしています。先の見えない孤独な闘いです。でも全国の同友会の皆さんがこんなにも見つめてくださっていることを知ったとき、一人ではないことに気づきます。全国の皆さんが贈ってくださる気持ちを待っています。

陸前高田市内は5日経った今日、がれきの山の中から、かつての市街地道路が現れています。誰が掘り出したのか。自然に現れたのか。かつての駅へとつながるアーケード商店街、市役所へとつながる通り。「止まれ」の白線が見えています。私たちはこの街はなくなったと思っていました。しかしながらあの惨状の上に街を再生する日が近いのではないか。気仙の人たちを見ていると本気でそう思えてきます。

同じく街が壊滅した、大槌町の製造業の会社では、社長が全員の安否を確認するために5日間、毎日避難所を歩きまわり、今日現在あと一人にまでになりました。「この状況からの操業再開は非常に難しいですね」との問いに、「いや、やらなきゃだろう。やるよ。復興、街の再生は我われがやるんだ」

「滋賀県低炭素社会づくりの推進に関する条例」意見交換と「滋賀県の地産地消型社会づくりの推進、ecoCITY滋賀づくり」で懇談

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滋賀県中小企業家同友会新産業創造委員会と(協)HIP滋賀では、「滋賀県低炭素社会づくりの推進に関する条例(案)」
http://www.pref.shiga.jp/d/new-energy/teitannso/jourei.html
に対してメンバーからパブリックコメントの提出を進め、県内中小企業の省エネビジネスが促進されるシステムの構築を提案してきました。
そして条例が滋賀県議会2月定例会で議決されたことに伴い、3月16日(水)午後2時から4時まで日本ガラストロニクス(株)会議室において、滋賀県琵琶湖環境部管理監の吉川良幸氏と温暖化対策課課長補佐の岡田英基氏をお迎えし、条例の説明と意見交換会を21名の参加で開催しました。
大日常男新産業創造委員長・(協)HIP滋賀理事長から「低炭素社会の構築をネガティブに捉えるのではなく、中小企業のビジネスチャンスを広げる機会として位置づけ、県と協力しながら仕組みを構築してゆきたい」との挨拶に続き、吉川管理監より1)低炭素社会と銘打った条例は日本初。化石燃料に依存しない社会づくりを目指していること。2)事業者の行動計画書の策定にあたっては、温室効果ガスの削減と併せて事業者の省エネ製品の製造やサービス提供や低炭素社会づくりに貢献する取り組みを、温室効果ガス削減として評価すること。またその仕組みづくりを進めること。3)平成23年4月1日から試行しますが、事業者計画は24年4月1日まで12年間議論を重ねて試行するという、条例の特徴について説明をいただきました。この後、条例の概要については岡田課長補佐から説明をしていただきました。
質疑では「国の施策がどう変化しても、県としてぶれない計画にして欲しい」「企業として無駄を減らすことは推進できるが、事業活動を抑制することは受け入れにくい」「省エネ製品の製造などを排出削減にどう評価するのか、具体的な仕組みの構築が必用」など活発に意見が交わされました。
次に、辻昭久新産業創造副委員長(ツジコー(株)社長)から「中小企業が集まって省エネに取り組み、削減した排出量を取り引きできないかという問題意識で勉強してきました。同時期に県が低炭素条例の制定(案)を出され、その流れの中で中小企業が出来ることはないかと議論をする中で、ecoCITY滋賀コミュニティづくりの(案)ができました」と経過を報告。プロジェクト担当の桂氏(日本ガラストロニクス副社長)より、「滋賀県の地産地消型低炭素社会づくりの推進、ecoCITY滋賀コミュニティ(案)」について要以下の通り提案されました。
1)滋賀県内の中小企業がCO2を削減する
2)中小企業が削減したCO2を県が仲介して県内大手企業に譲渡する
3)滋賀県で事業をする強みとして、中小企業と大企業のクレジット制度があることをPRする(企業誘致にも役立つ)
4)省エネの推進は、県内中小企業が取り組む省エネ製品やサービスを活用する地産地消型の取り組みとする
このようにして、県内中小企業の省エネ事業をバックアップし、県内大企業にとっても排出量削減に役立ち、滋賀県にとっても低炭素社会実現につながる三方良しのコミュニティづくりであること。
CO2削減を義務化するだけでは、排出事業者を県から閉め出すことになりかねない。低炭素化に取り組むことが、企業にとっても、滋賀にとっても強みとなる発想で、仕組みづくりをする必用がある。地元中小企業が次の投資へ利益を出せるシステムとするために、地産地消型の低炭素か社会づくりが必用と強調。

 この後、中小企業の省エネ製品作りの事例として日本ガラストロニクス社のCCFL次世代蛍光灯事業も紹介していただきながら「中小企業にはこのような取り組み有り難うございます。沢山あります。この事業をまず滋賀県内で広め、ひいては他府県や日本全体にシステムとして広めていただきたい」と県への要請も行いました。

 最後に、地産地消の低炭素社会コミュニティづくりにむけて、県が低炭素社会づくりへの行程表を作成するにあたり、県との協議を続けていくことになりました。(M・H)

滋賀県低炭素社会実現のための行程表
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/de02/20110325.html

東日本大震災で被災された仲間へのメッセージ①

滋賀県中小企業家同友会では東北大震災で被災された仲間への復興支援の一助へと、3月14日より会内で募金活動に取り組んでいます。
http://www.shiga.doyu.jp/blog/diary.cgi?no=651
現在までに、29社から418,000円の募金を受け付けました。皆様の暖かいお心に感謝を申し上げます。
ホームページでの募金受付の際に、以下のようなコメントをいただきました。
被災された皆さんにお届けできればと思い、抜粋して掲載(順不同)いたします。
“知り合い・学び合い・励まし合う”同友会の精神で、これからも力を合わせて明日を切り拓いてまいりましょう。中小企業の頑張りが、地域を支える確かな力です。

=以下・これまでに寄せられたメッセージ・抜粋=
○被災者の方に「私にできることはないか」と世界中の人が動いています。強い心で前に進んでください。(湖南市・Webコーディネータ)
○お役立て下さい。よろしくお願いいたします。(東近江市・バネ製造業)
○被災された方々のご無事をお祈り申し上げます(高島市・弁当製造販売)
○被災地区の中小企業様が一日も早く立ち直り、地域経済が復興することを、心から願っております。(東近江市・化学工業)
○被災された方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。(大津市・製茶業)
○少額ですが、別口でも義捐金を検討中しているところです、被災者の方々にはとにかく頑張っていただきたいと思います。(栗東市・アルミ製品加工業)
○早期の復興をお祈り申し上げます。(大津市・化学工業)
○お役立て下さい。よろしくお願い致します。(大津市・ゆば製造販売業)
○未成年のホームステイなど、必要でしたらお申し付け下さい。(大津市・製造業)
○少しですが、お役にたてると幸いです。また、他にできることありましたら、全面的に協力参加させていただきます。(高島市・架設足場設置工事業)
○被災された皆様に、心よりお見舞い申しあげます。一日も早い復興をお祈り申しあげます。(大津市・測量設計業)
○"災害に遭われた皆さん、頑張って下さい!復旧まで長丁場になりますが、諦めないで!微力ですが応援しています!この活動が一過性で終らないよう、継続して行きましょう!(高島市・プラスチック加工業)

東日本大震災:復興に立ち上がる中小企業家の記録②「どっこい陸前高田は生きています!」

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東日本大震災で被災した岩手同友会の菊田事務局長より陸前高田の状況が全国の中小企業家同友会事務局と中同協幹事宛に入りました。
 滋賀県中小企業家同友会理事の皆様へも転送いたします。
 支援の気持ちを広げましょう。

==以下・転送==

本日、震災後初めて、最も被害の大きい陸前高田、大船渡に入ってきました。
救援物資のご準備、義援金など、皆様のお心遣いに心より御礼申し上げます。

現地で見た光景はテレビで見る映像とはまるで違い、想像を絶するものでした。
一瞬にしてがれきと化した街の姿は、未だほとんど手を付けられない状態でした。
2時間ほど以前の街の姿を辿りながら現地を歩きました。到底言葉では言い表せない「こんなことがあっていいのだろうか」しか言えないものでした。

しかし、どっこい気仙支部は生きています。
避難所名簿や様々な情報網から、支部80名中52名の生存が確認されました。
今回現地に入って分かったことは、それぞれの企業ごとに、社員や社員の家族も交えて、共に避難生活を送っている方々が多いことです。
電気も水もない、食料品も限られた中で、部屋を分け合い布団を分け合い、皆で協力しながら生活されていました。まさに企業は生きる砦だと実感しました。
そんな中、大船渡では驚いたことに、すでに瓦修理に歩き始めている会社や、前線で取材に走りまわっている地元新聞社、みんな困っているからと、靴下や肌着を電気のない店舗で頑張って販売しはじめた衣類店など、すでに仕事をはじめているところが多くありました。しかもガソリンが全くないので、歩いて、自転車で。
やっぱり同友会の底力はもの凄いです。

また被害が甚大だった陸前高田では、焼け野原のような惨状であるにもかかわらず、「1ヶ月後には業務を再開したいから、立ち上がるための資金支援の情報をつかんでおいてくれ」と、避難所でお願いされた設計会社さんもありました。
その方は「あと5分遅れたら終わりだった」と、当日の様子を話してくださいました。
津波は10メートルは優に超える高さだったといいます。バリバリ、ガリガリという家をなぎ倒す轟音と土煙をたてて、もの凄いスピードで迫ってきたそうです。
警報発令から僅か15分。「2回人生をやる気持ちだよ。でもあの日から一粒の涙も出ない。心を強く太く持っているからね。」と私たちに抱きついて話してくれました。
その目は濡れていました。

代表理事、気仙支部長の田村さんは、今日までかかり合宿生140名全員を北海道から東京まで、バスやタクシーをつないで、無事送り届けました。全員が無事とは奇跡的です。高田ドライビングスクールは全くの無傷です。ここに社員の多くが一緒に住み、復興へ向け歩み出しています。
また高田のある建設業では、震災当日から「道具も会社も全部なくなってしまった。でもこれから、土木インフラが重要になる。まずバイクを調達したい」と動きはじめていた方もおいででした。あの惨状の中で考えられない強さです。常に前を向いています。

今日一日で、まだまだ数え切れないほどの話を聴いてきました。避難所でリーダーとして牽引している会員もいます。お年寄りとの調整役を買って出る会員さんもいました。
むしろ私たち自身が励まされ、生き抜かねばと思います。
全て失ってしまった。でもすでに皆、立ち上がり始めています。
これからも被災地の最前線の姿をご紹介させていただきます。(むりのない範囲で)

東日本大震災:復興に立ち上がる中小企業家の記録①宮城同友会からの便りです。

 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城同友会の伊藤事務局長より、全国の中小企業家同友会事務局長あてに以下の連絡をいただきました。
 いま、宮城や岩手、福島など被災された地域の状況を思うと胸が痛くなります。しかし、その中ですでに頑張っている同友会会員の皆さん、命がけで安否確認に取り組んでいる中小企業家や事務局の仲間に逆に励まされ、滋賀同友会の運動をさらに強く大きくする責任を感じております。
 今のところ、義援金の募金以外に動きはとれませんし、支援物資の提供は逆に混乱を招くため、現地の受入体制と要望に応じて対応したいと考えております。
 宮城の伊藤事務局長のメールは、事務局長あてではありますが、東北の仲間を心配していただいている多くの皆様に状況をお伝えするために、掲載させていただきました。
 当面の支援だけでなく、長い取り組みになろうかと思います。理事の皆様には、その時々に、ご協力をよろしくお願いいたします。

==以下転載=

各同友会事務局長様

 宮城同友会事務局伊東です。やっとPCのメールが復旧いたしましたので現時点までの経緯と今後についてメールいたします。

兵庫同友会が発行した著書「阪神大震災物語」を参考に動きました。

 <被害状況の把握>

 発生後、事務局員と代表理事へ電話とメールで一報を入れて、発生日11日から翌12日にかけて無事を確認。

 その後、「震度7」の栗原の役員に電話したところ、無事を確認とともに分かる限りの情報を聴いたところ、倒壊状況などはさほどひどくないとのこと。

(この後、この栗原を含む宮城県北内陸のエリアと連絡取りにくくなる)

 気仙沼・南三陸の役員にも電話し、1名ずつ無事の確認と状況をヒヤリング。

 南三陸は津波被害で町がほぼ冠水。気仙沼は冠水と火災がひどいことを確認。

 塩釜も役員1名と無事確認し、その方が経営する自動車学校が冠水したとのこと。

 状況が心配だった福島県南相馬市の会員も無事を確認し、町が壊滅状態であることを確認。

 発生後2日は、被害がひどいと思われる地域の役員への安否確認に追われた。

 <沿岸地域へ物資を積んでの状況確認のための出動>

 13日に伊東・次長の一戸2名で、12日から買いためた食糧と飲み物とペットボトルへ入れた水と沸騰したお湯を入れたポット、事務局にあった2リットルのお茶を積んで朝7時半に仙台を出発。

 沿岸地域の入り口である東松島市手前で、すでに車や舟が横転していて、ひどい被害状況であった。

 東松島市の建設会社会員を訪ねて行ったが、手前の道路が冠水していて、車を止めて物資を担いで、冠水した中を膝下までずぶ濡れになりながら歩いた。

 その建設会社到着。社屋は崩壊し、事務所内まで泥の海であった。幸い、その建設会社会員の父君が来て、社長含む全員の無事確認。

 その会員は、津波が来る直前まで近隣を見回り、買い物帰りでおぼれそうになっていた老婦を助けた後、大波をかぶるのを必死でブロックにしがみついて難を逃れたとのことを聴き、涙が出る思いだった。

 その後防波堤に近い、新社屋を建てたばかりの会員企業を訪ねて、被害の大きさを目の当たりにした。一面泥の海で木造住宅はほぼ全壊。電信柱や木はなぎ倒されていた。そのさらに奥に会員企業があった。旧社屋は全壊。新社屋はかろうじて残っていた。泥の海をかき分けるように歩き、到着したが誰もおらず、物資を置いて引き返た。防波堤は一部が完全に波の力で壊され、穴が空いたようになっていた。

 一転して、冠水があったと報道されていた石巻市蛇田は、水が引き、大型ショッピングセンターが一斉に開店し、長蛇の列だった。ここで3社の会員企業の無事を確認した。

 <事務局の電気水道が回復もガソリン不足が県内に蔓延・安否確認本格化>

 14日は安否確認の電話入れを本格的に開始するとともに、被害の大きい海沿いの地域へ、水を積んだ車2台で2つのグループに分かれ出動。仙台市以外の被害も深刻だが市内の一部地域は、先日の東松島市と変わらない状況であった。

 安否確認は

※【安否確認のTELの際に確認すること】

①ご自身とその家族、社員の安否確認

②インフラの復旧状況

③周辺の会員企業の安否

④何が一番困っているか?

例)安否確認出来ない(家族・社員)、水・食料が無い、インフラ、

ガソリン・灯油・暖房器具・毛布が無い、現金が無い、住居が無い、人手不足、

仕入・取引先(本社・事業所・店舗)と連絡がとれない

⑤業種別

  衣…毛布や上着を提供してもらえないか?

  食(生産・卸・小売り)…飲食物を提供してもらえないか?

  住…修繕での出動が可能か?不動産情報を提供してもらえないか?

  エネルギー…ガソリン・軽油・灯油を提供してもらえないか?

  情報…電話設備(設置型・携帯型)を提供してもらえないか?

  宿泊施設…避難場所を提供してもらえないか?

  福祉…子供・高齢者の預かりは可能か?

  医療・薬局…診察や医療品を提供してもらえないか?

  車・バイク・自転車…レンタルは可能か?修理は可能か?

  家電…照明器具、暖房用品、バッテリーチャージャー、電池を提供してもらえな
いか?

  交通・運送…交通手段を提供してもらえないか?物資の輸送の協力は可能か?

  清掃・ビルメンテナンス…復旧の協力は可能か?

 に基づいて行い、仙台市内を中心には無事確認進むが、沿岸・県北内陸・県南がな
かなか

つながらない。

 兵庫同友会内橋氏に、①会費の猶予措置などについて②情報収集と発信について相談しアドバイスをいただいた。

 救援物資は、ガソリン不足と事務局の立地の関係で、会員3社に協力いただき拠点をつくった。

 その情報は中同協・松井事務局長へ。運搬は新潟⇒山形ルートでとのこと。岩手への運搬や支援も協力したい。特に県境の気仙沼・南三陸は慢性的な食糧と水の不足で、一日カマボコ1枚というひどい状況。緊急を要する。

 明日以降は、全会員の安否確認と並行して、今後の活動計画などについての会合の開催準備、会員企業操業再開の支援体制を、「阪神大震災物語」をもとに整える。

 長くなりましたが、書ける限り書きました。以上です。


【よい会社・よい経営者・よい経営環境をめざす】

宮城県中小企業家同友会事務局 事務局長 伊東 威(たけし)

URL: http://miyagi.doyu.jp

「東北地方太平洋沖地震」で甚大な被害を受けた会員への「義援金の募金」についてご協力のお願い

会員の皆様へ

                   滋賀県中小企業家同友会
                   代表理事 蔭山 孝夫
                   代表理事 坂田 徳一

「東北地方太平洋沖地震」で甚大な被害を受けた会員への「義援金の募金」についてご協力のお願い

 東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。皆さまの安全と、一日も早い復興をお祈り申しあげます。
 1995年の阪神大震災は、被害総額はおよそ10兆円とも言われています。しかし、今回の震災の被害はそれを超えることも予想されます。
この空前の大災害に当たって、被災された住民、地域の中小企業に対して支援の手を差し伸べたいと思います。
 主旨にご賛同いただける、会員企業からの義援金を下記のように受付けさせていただきます。是非、多くの会員企業のご協力をお願いいたします。
 皆様からお寄せいただいた義援金は、中小企業家同友会全国協議会を通じて、主に被災地の会員企業復興支援活動に活用させていただきます。
 あまりの被害の大きさに、事業継続が危ぶまれ、地域経済が崩壊する可能性も否定できません。今後も、同地域への物心両面の支援が求められます。
 是非ご協力をよろしくお願いいたします。

 義援金は以下の方法で受付させていただきます。

【義援金の受付方法】
1.滋賀県中小企業家同友会ホームページよりお申込いただき、次回会費納入時にあわせて引き落としを希望される場合
○滋賀県中小企業家同友会「募金」ページよりお申し出下さい。
 http://www.shiga.doyu.jp/bokin/
 この場合、お申し出の義援金は次回会費納入時にあわせて、引き落としさせていただきます。

2.滋賀県中小企業家同友会の災害義援金口座へお振り込みしていただく場合
 以下の口座へのお振り込みをお願いします。
○銀行名 滋賀銀行本店営業部
○口座番号 普通預金 319811
○口座名 滋賀県中小企業家同友会 災害義援金
     シガケンチュウショウキギョウカドウユウカイサイガイギエンキン
(問合せ先)
 滋賀県中小企業家同友会 事務局
 〒525-0036 草津市草津町1512
 TEL:077-561-5333 FAX:077-561-5334

第34回きょうされん全国大会inしが 第3回実行委員会が開催されました

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第3回実行委員会が開催されました

 2011年10月22日(土)・23日(日)『第34回きょうされん全国大会 第3回実行委員会』が開催されました。
 
 3月12日(土)午後2時より「滋賀建機㈱本社3階研修室」で開催された第3回実行委員会には、作業所、特別支援学校、障害者団体等から60名の出席がありました。当日は、龍谷大学RECにて「第30期経営指針成文化セミナー第5講」(以下、「創る会」。)が開催されていた関係で蔭山 孝夫 代表理事、高橋 信二 副委員長の2名の参加となりました。

「古希からの青春」 ― 実行委員会ミニ学習会 ―

― 日頃から素早く動き、楽しさを感じることが大切!!―

 協議に先立ち、蔭山代表によるミニ学習会が行われました。
 蔭山代表からは、同友会の立場で、創業から本年4月に「創業四〇周年」を迎えるに当たり、滋賀建機㈱がグループ全体で正社員160名、パート80名の大きな組織に成長してきた歴史を通して、経営者として大切にしてきたことと教訓を話していただきました。

人材育成 = 社員共育が大切
 蔭山代表は、自らの人生経験から、社会は人が一人で生きているのではないからこそ、その違いを互いに認め合うことからスタートすることが大切です。組織が大きくなれば互いの違いを認め合うこと、また、経営を続けていくことも厳しくなり、どうしても個々の社員の生産性を重視しがちになりますが、そのためには、経営理念を打ち立て経営者と社員が互いに育ち合う環境を創り上げ全社一丸の経営が大切であると話されます。
 その際には、経営者自らがその立場を自覚し「変わり続ける」事が必要であり、社会の公器として自社を捉え「何を作ってどんなサービスを提供して地域、社会に貢献するか」を問い続けていくことが大切であるとも言われます。
 また、経営者として自らにも厳しく対峙し、早朝からのゴルフ練習場での「球拾い」、毎朝全社員に向けての「おはようメール」、「思ったことは即実効」、創業以来続けている「日記」が蔭山代表の経営者としての姿を創り上げているベースとなっています。
 早朝4時半からの「球拾い」は平成9年から、「おはようメール」は平成10年から始められ3,000通を超えています。

 最後に、「人や世間の機微を感じ動くこと、そのことを楽しく感じることが大切!!」、「古希からの青春」を謳歌していきたいと話を閉じられました。


大会テーマが決定
― わたしの一歩 みらいに一歩 ―
~ 人が大切にされる社会・地域づくりをはじめよう ~

 引き続き行われた実行委員会では、西村 直 きょうされん理事長からの情勢報告に続き、事務局から報告・提案が行われました。
 主な内容は次の通りです。

1, 記念講演 米良 良一 氏
 1971年宮崎県西都市に生まれ。先天性骨形成不全症を患っていたため、幼いころから骨折を繰り返していた。
世界的にも評価の高いカウンターテナーである。

2, 特別企画
3つの特別企画があり、テーマ:「幸せの見える地域と共生社会の実現を目指して」を同友会として担当することになりました。

3, 各専門部からの報告・提案
時間の関係で論議を深めるには至りませんでしたが、閉会当たり 加藤 直樹 大会副実行委員長から「幅広いつながりの中で大会を成功に導いていく事が大切である」との挨拶がありました。

東日本大震災への救援続々
 実行委員会会場で東日本大震災への義援金が募られました。
 前日の東北地方太平洋沖地震による津波の被害は、連日の報道でも日を追う毎に被害の実態が明らかになっていますが、改めて被害が集中している岩手、宮城、福島等東北、関東を中心に被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げる次第です。
 午前中で「創る会」を切り上げ実行委員会の会場に向かう高速上り線では、災害救援物資を運ぶトラックや、赤色灯を点灯させながら走る近畿各府県自治体の消防車・救急車、自衛隊の車列に出会いました。
 中同協では「東日本大震災復興対策本部」が設置され、全国の同友会に「東日本大震災被災義援金」が呼びかけられています。直接的な被害を受けなかった滋賀同友会の会員の皆様も以下を参照いただき、ぜひともご協力をお願いいたします。

 * 一口5000円を目安に何口でも結構ですので、お願いいたします。
 * お振り込みの際に、振込人の頭に「トウキョウ」など、ご所属の同友会名を入れてください。
 * いただいた義援金は、同友会会員や同友会関係者のみなさまの復興のために使われます
-----------------------------------------------------------口座名 中小企業家同友会全国協議会 国吉昌晴
みずほ銀行 四谷支店  普通預金口座  口座番号 892655
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 次回 第4回実行委員会は、2011年5月に開催される予定です。
(記:高橋 信二)