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7.水質環境保全自主管理への県内中小企業の支援施策
滋賀県の中小企業では「滋賀県公害防止条例」をはじめ「水質汚濁防止法3条3項の規定に基づく排水基準を定める条例」や、「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」、「滋賀県生活排水対策の推進に関する条例」などを受け、汚濁負荷削減など自主管理に努力しています。
このような様々な滋賀県内での取り組みは、琵琶湖下流域に住む1000万人をはるかに超える他府県住民の安全な飲み水を確保することに寄与しています。
近年の低迷する経済環境の中にあって、中小企業はこれらの自主管理について人材や資金、技術を確保するのは益々困難となって来ています。中小企業がこれらの自主的な取り組みを強化、継続出来るような人材、資金、技術面において支援策を講じて頂くよう要望します。
1)財源の確保
支援財源としては、COD排出削減負担税を検討してください。滋賀県の中小企業のみが、他府県に比べ排出負荷削減において大きな負担を強いられ、不公平でもあります。この排出負荷削減には、何処の地域においても、どのような企業が行っても経費はかかることから、滋賀県の中小企業のみに負担させるのではく、他府県からも応益負担としての税源を確保して、地域中小企業の負担軽減策を講じてください。
2)仕組みづくり
従来の地域振興局の立入のみによる体制では限界があると思われます。財政難などにより立入件数は年々減少するも立入違反率はそのままの傾向にあり、新たな仕組み作りが必要です。
滋賀県の専門機関や許認可団体との連携、加えて、滋賀県行政の部局間連携の強化により、新たな仕組みを構築してください。
@原材料と生産工程について
水質汚濁処理については、生産で用いる原材料の見直しや代替化、生産工程の見直しによって、効果的に末端における汚濁処理の負荷軽減出来る場合があります。このような検討については県工業技術総合センターと連携することにより適した原材料の選定や生産工程の見直しが出来るものと思われます。また原材料の毒性については琵琶湖環境センターと連携することでミジンコなどを用いて評価することが出来ます。
A日常の点検管理と人材育成について
県の認可団体で企業の自主的な環境保全への取組みを支援し、循環型経済社会の構築を推進する公益法人である(社)滋賀県環境保全協会と連携をとり、効果的な自主管理体制を構築してください。また、産業廃棄物処理については、産業廃棄物の適正処理,資源化,再生利用、処理技術の向上等に取り組む法人である(社)滋賀県産業廃棄物協会と連携をとることにより、確実な処理体制が構築出来るものと思われます。
従来、単体でバラバラであったことから、仕組みを考え、連携出来る体制をつくり、中小企業でも効果的で継続して自主管理が出来るように総合的、機能的なシステム化を進めてください。
3)琵琶湖環境部と商工観光労働部との連携
中小企業においては、近代化や人材育成、専門家活用など助成金制度や融資制度がありますが、環境保全に取り組む際にも適用出来るものもあります。
琵琶湖環境部と商工観光労働部が連携して、中小企業を指導・支援する際には、これらを関連付けて中小企業が受入出来るような連携体制を構築してください。
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