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採用難の時代で中小企業が生き残るには!? 湖南支部6月例会を開催しました!

2017年6月20日(火)にクサツエストピアホテルにて、湖南支部6月例会が参加者33名の中開催されました。

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今回の記念例会の報告者は、滋賀同友会東近江支部会員でもあり、お父様は滋賀同友会賛助会員でもある、宮川草平さんに、「採用と共育ができない会社は滅びる!!」をテーマに報告して頂きました。

とんでもなく強烈な例会テーマから始まった宮川さんの報告でしたが、新卒採用の重要性、採用の後の定着の方法、滋賀同友会の共同求人活動についてなど、盛りだくさんの報告となり、報告時間の40分があっという間に過ぎました。

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まず、宮川さんは、今の労働人口の減少について中小企業に取って、採用ができないだけではなく、今いる人材の流出にも繋がりかねないと警鐘を鳴らされます。

まず若者の減少により、大手企業は今の段階で将来の人材確保の為に積極的に若手を採用する傾向が出てきており、一層、中小企業の若者の採用が難しくなってきています。
さらには、今の学生の就職活動の仕方や大手志向の考え方も大きな問題となっています。
今の学生は主にマイナビ、リクナビを使い転職活動しており、マイナビ、リクナビに求人を載せていない企業は知る機会もありません。
さらには、まだまだ世の中では中小企業の印象が良くなく、実際に「そんな名前も知らない中小企業へ行くのなら、1年食わしてやるから名のある大企業を目指しなさい」と中小企業の内定よりも浪人の道を進める親もいる現状です。

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今でも採用が難しくなってきているのに、このまま何も手を打たずにいたら、人は取れないし、人がいない事により一人一人にかかる仕事の負担の増加、その結果従業員の離職が起こり人材不足に陥る。
さらには人手がいない為に、新しい仕事を取引先より依頼されても手が回らない、よってライバル会社にその仕事をとられてしまう。
最終的には人もいなくなり、業績も伸びず、会社の存続ができなくなるという事です。

なので宮川さんは「これからは人がいること自体が自社の強みになってくる」とおっしゃいます。

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その中で宮川さんは、滋賀同友会共育委員会が取り組んでいる「共同求人活動」に参加する事を勧められます。
この共同求人活動とは、これに参加するから新卒採用を何人取れるとかいう費用対効果で考えるものではなく、いかに自社を学生に選んでもらうか?を考え、自社の採用力を磨く活動であるとおっしゃいます。
今までの時代は、顧客に対していかに自社を選んでもらうかが重要だったが、宮川さんの話からも、これからの時代はいかに学生に自社を選んでもらうかを考えなければならない時代になってきます。

少子化の影響でどんどん労働人口が減ってくる事は間違いありません。
その中で中小企業が生き残っていく方法は、「人間尊重の経営」を実践し、社長自らが、自信を持って、「この会社で働くことにより、あなたの人生をより豊かにし、生きがいを持って生きていく事を約束します」と言える事が必要になってきます。

宮川さんの報告より、改めて、人間尊重の経営の大切さや経営者の経営姿勢の確立の重要さを学びました。
また多くの中小企業が協力し合い、この採用難の時代を共に乗り越えていく必要がある事を学びました。