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2017年度新入若手社員研修会~仕事を「ハイ」と引受けることが成長の第一歩~

 滋賀県中小企業家同友会2017年度第2回新入・若手社員研修会が12月6日(水)09:30~16:30に草津市民交流センター5階大会議室で行われ、9社から24名が受講し、共育委員と先輩社員9人と共に学び合いました。
 今回の研修目標を
①仕事への不安や不満、悩みを共有し、受講生どうしの討論で気づきや刺激を受け合い、自分の中にある「問題」を「課題化」し解決する糸口をつかむ機会にします。
②「働くことの意義」を改めて問い返し、中小企業で働く意味や価値を様々な角度から考え語り合い、仕事を通じてお客様や社会に役立つこと、周囲とより良い関係性を築く機会とします。
③自分たちに期待されていることを理解し、明日からの業務にいかす気持ちを高めます。
 の3つに定め、共育求人委員会で内容を練って取組みました。

 開会式では小田柿喜暢共育求人委員長(大洋産業(株)代表取締役)から「仕事を与えられる環境から、自分で考え創り出す姿勢に変わることで、社会人として成長し、個人としての幸福も得ることが出来ます。目の前の仕事や課題解決から学ぶことへ、自分の人生のスタイルを重ね合わせて考える機会にしていただきたい」と挨拶を兼ねて問題提起されました。

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 つづいて、参加者のコミュニケーションをスムーズに進めるために、宮川草平さん(共育求人委員・宮川バネ工業(株)代表取締役)からグループワーク「ウィンドウズ」の手解きが行われました。自分の好きな言葉やはまっていることをキーワードとして、質問を投げかけ合うことで、緊張気味だった参加者は一気に打ち解けることが出来ました。

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 午後からは、(株)タオ MS事業部CR課の増田大輝さん(入社5年)より先輩社員の実践報告が行われました。
 増田さんは自分が取組んできた「一秒のハイ」と「周りの声をきく」ことについて、「若手社員への頼み事は、その人が出来る範囲のことしかやって来ません。素直にハイと引受けることで、自分が本来持っている能力の中で、すぐに出来ることの割合を少しずつ増やすことが出来ました」「周りの声をきくことは、受け身ではなく自分から動いて成長していくことに繋がります。周りの声を聞き逃さない、交わされている言葉にアンテナを立てておくことで、自分の殻を破り成長する機会を作れます」と経験を発表。「働く中で自分の成長を実感することが、生きる喜びになります」と強調しました。
 実践報告のあと「自分から進んでしていることは何か。意識をして行っていることは何か」をテーマにグループ討論を行いました。

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 経営者からの問題提起では「皆さんに期待されていること」をテーマに、田中 真さん(経営労働委員・(株)サン機工代表取締役)が報告。田中さんは「意識して生きている時間の中の、約半分は働いています。ストレスを発散する方法、上昇志向を持つ、自己肯定感を持つことで、仕事とプライベートを共に充実させることが出来ます。大切なことは、会社の理念や方針を良く理解した上で、自分の意思判断を持って仕事が出来るようになること。良い組織とは、構成員の存在をあるがままに受入れ、認めることで、その人が本来持っている力をフルに発揮させる条件と環境を整えています。これから先輩社員となる皆さんに、そういう環境づくりについても目を向けていって欲しい」と投げかけました。

 グループ討論では、「3年後の自分はどうなっていますか?」をテーマに話し合いが行われました。

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 参加者からは「今日学んだことを一つでも実践して、会社に良い影響を与える人間になりたい」「お客様や社員の仲間に認められたいという気持ちが私を支え働く原動力になっています。1年後には、自分の能力を最大限にいかせるように仕事をしたい。そのために日々出来ることを積み上げます」「同じ年代の他社で働いている方と話ができて、狭くなった視野が広がりました。グループ討論では、話し合いをまとめる力が付いていて、新入社員の頃よりも成長している自分に気がつきました。普段の仕事では、足りない自分ばかりが気になっていましたので、とても楽しかったです」「私自身が経験した失敗や成功を、これからはどにように後輩を指導し成長してもらうのかを考えるようにしたい」など、報告と共にディスカッションを通じての学びや気づきがとても多かったという声が寄せられました。(M・H記)

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