リンク集

過去ログ

2010年度以前の記事

滋賀同友会
携帯からも最新の
情報が見られます。

記事一覧

トップ > コラム > 湖南支部

湖南支部7月例会 『企業30年。55歳。従業員へのザ・事業継承』

湖南支部7月例会では、『企業30年。55歳。従業員へのザ・事業継承』をテーマに参加者総勢140名の中行われました!
報告者は、永田 咲雄氏 ㈱ビイサイドプランニング 代表取締役
     小森 俊彦氏 ㈱ビイサイドプランニング 専務取締役のお二人に報告を行って頂きました。

ファイル 1630-1.jpg

まず、最初に恒例の新入会員紹介が行われました。
今月は石野 真由さん 滋賀カーゴ軽自動車運送協同組合 理事
が新入会員として北野支部長よりバッジを贈呈されました。
石野さん、これからどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ファイル 1630-2.jpg

新入会員紹介後。
永田 咲雄さんに、『企業30年。55歳。従業員へのザ・事業継承』をテーマに報告をして頂きました!!

創業30年が経って思うこと。それは経営理念の大切さ。
「自ら創業した会社を何故他人に譲るのか?」多くの人がそんな質問をされます。その答えは「会社は誰のものなのか?」「会社は何のために存在するのか?」という創業理念、経営理念に基づいて考えたから。と永田さんはおっしゃいます。

ファイル 1630-3.jpg

永田さんは100年企業を目指しておられます。100年企業を目指すとなると、避けては通れないのが、事業継承。55歳で事業継承は早くないか?そんな意見が多いですが、もし事業継承をして、会社が大きく傾いてしまい、もう一度自分が会社を立て直さなければならなくなった場合、今ぐらいから事業継承を行わないと間に合わない!と永田さんは話されます。
しかし、事業継承をしても一番大事なことは、「社員が幸せになれる会社」であるという理念は変えてはならないということ。それは、受け継ぐ小森さんにも共通して持ってもらっている理念だそうです。
その理念が共通していれば、自分のやり方とは違う経営をしても良い。人は十人十色だから、細かい部分で完全に共感することなんてできない、だから目指す一番上の理念は絶対に共感しないといけない。そう永田さんはおっしゃっておりました。
その理念がビイサイドプランニングでは、「社員が幸せになれる会社」であり続けるということです。
そんな永田さんの熱い思いを会場全体が感じた報告でした!

次に継承者である、小森俊彦さんからも報告がありました。
小森さん自身、ビイサイドプランニングで将来社長になるなんて事は入社した時には全く考えていなかったらしく、むしろ、将来独立するためのステップアップの為にビイサイドプランニングに入社したという衝撃の報告がありました。
しかし、中小企業家同友会の中堅社員研修に出た際。その時のグループディスカッションで、その場にいた人から、「小森君が独立したいのは分かったけど、話を聞いていると、それってビイサイドプランニングの事業じゃない?」という一言に衝撃を受け、その時に、自分が独立したいビジョンと、ビイサイドの経営が一致しているということに気付いたみたいです。
また小森さんは、私自身、永田さんとは真逆の人間であり、きっと永田さんは好きになれない経営をすると思う、けど目指している「社員が幸せになれる会社」という理念が一緒なので、その部分は問題ないと思いますと力強く話をしておられました。

ファイル 1630-4.jpg

中小企業同友会の理念には、「人間尊重の経営」というものがあります。
人は働くことを通して自己実現を行い、生きがいを持ち、幸せに生きる。
その経営環境を創ることは企業家の責任であり、それこそが「人間尊重の経営」である。
永田さんや小森さんが理念に掲げる「社員が幸せになれる会社」というのはまさにこの「人間尊重の経営」を体現したものではないでしょうか?

永田さんと小森さんの報告より、改めて企業家としての責任や使命を学んだ例会だったと思います。

総勢140名参加という、盛り上がりを見せた湖南支部7月例会。
湖南支部の勢いはまだまだ止まりそうにありません!

ファイル 1630-5.jpg

記:M.R

湖南支部 湖南7月例会のご案内

滋賀県中小企業家同友会 湖南7月例会は、
株式会社ビイサイドプランニング 代表取締役 永田咲雄氏を報告者としてお迎えして開催致します。

ゲスト参加は大歓迎です!! 参加登録は下記URLよりご登録下さい。
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=532298


テーマ:『起業30年。55歳。従業員への ザ・事業承継』
     -会社は働く仲間が幸せに生きる場所! 従業員が継ぎたいと思える会社-


創業30年が経って思うこと。それは経営理念の大切さ。
「自ら創業した会社を何故他人に譲るのか?」多くの人がそんな質問をされます。
その答えは「会社は誰のものなのか?」「会社は何のために存在するのか?」
という創業理念、経営理念に基づいて考えたから。

株式会社ビイサイドプランニング 代表取締役 永田咲雄 氏



「よくそんな大変なことを受けますね?」
「迷いはなかったんですか?」と聞かれます。
勿論、迷いはありました。迷いどころか、この会社を辞めようと思った
時期もありました。
でも、僕がやります!いい会社を創ります!何故なら会社は
働く仲間が幸せに生きる場所だから!

株式会社ビイサイドプランニング 専務取締役 小森俊彦 氏



湖南支部 7月例会のご案内
2016年7月19日(火)18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはこちらからお願いいたします!
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=532298

湖南支部6月例会 報告

湖南支部6月例会では、「ワク熱!安居教室~教育が変わる「教える」から「学ぶ」への大転換」~をテーマに参加者総勢97名の中行われました!
報告者は、滋賀学園中学・高等学校 校長 安居 長敏さんに報告をして頂きました。

ファイル 1620-1.jpg

まず、恒例の新入会員紹介が行われました。
大角 忍氏 (株)PKBソリューション
矢半田 裕美子氏 kuroko-office
のお二人が新入会員として北野支部長よりバッジを贈呈されました。
大角さん、矢半田さんどうぞこれからよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ファイル 1620-2.jpg

新入会員紹介後。
安居先生に第1部「いま問われている学校役割」、第2部「体験ワク熱! 安居教室」と2部構成での報告をして頂きました。
滋賀学園といえば、今年の春の選抜高校野球、県勢13年ぶりのベスト8を思い浮かべる方が多いと思いますが、昨年からヒューレットパッカード社のPCのコマーシャルに何度も滋賀学園が登場しているのをご覧になった方もいらっしゃると思います。その仕掛け人が、安居先生です。
 6月例会では、前半で教育に求められるものと学校の役割。後半でその中で滋賀学園、安居先生が目指すものをお話しいただきました。

ファイル 1620-3.jpg

特に、2部では、例会参加者からの意見も直接聞き、参加型の報告となりました。
「これから先消えていく職業は何だと思いますか?」の質問には、多種多様な意見が会場からは飛び交い、中小企業家にとって非常に考えさせられる時間だったのではないでしょうか?
会場からはなかなか鋭い意見も飛び交い、学びが多かった第2部の報告でした。

ファイル 1620-4.jpg

学校を卒業し、企業で働く人々にとって、企業は第2の学び舎です。
より良い人生を生きるには?働く意味とは?
こういったことを働くことを通じて、学んでいく、答えを見つける。
その為には、働く人、一人ひとりの学ぶ力が必要不可欠です。
その学ぶ力を学校で養い、さらには就職先の企業でも養う。
これが自己成長で一番大切なことである。
そして何より、そういった学ぶ力を高める職場環境を創るのが企業の役目であり企業家の責任です。
そのことを、安居先生の報告より改めて学ばせてもらった例会ではなかったでしょうか?

ファイル 1620-5.jpg

参加者からは、学びの多い例会だったという意見が多く。
明日に繋がる学びを参加者の方々は得たのではないでしょうか?

参加者100名近くという、大いに盛り上がった湖南支部例会。
素晴らしい例会となりました。

湖南支部 6月例会予告レポート1 報告者「滋賀学園安居校長先生」

参加者 北野支部長・井内・笠井・石川・赤井・坂口・矢半田・中村(敬称略)

6月例会の報告者は滋賀学園安居校長先生です。
お伝えしたいことが多すぎるので、2回に分けてレポートしたします。

滋賀学園は、選抜の県勢13年ぶりのベスト8で注目されましたが、
今回報告をお願いしたきっかけは、昨年放送されたヒューレットパッカード社のPCのCMでした。

導入事例として滋賀学園の生徒の様子、先生の感想が全国に紹介されました。
これを仕掛けたのが安居先生です。

CM(=広報活動)は本来「外」に向かうものです。でもこのCMを見た生徒はどう思うでしょう。

先生は?父兄は?

「うちの学校出てるやん」「ちょっとカッコええやん」「うちって凄いことやってんのちゃう」

これほど生徒のモチベーションを上げる手段はないと思います。

滋賀学園の生徒であることに誇りを感じるのではないでしょうか。
また、どんな説明よりも学校が取り組もうとしている方針が明確に伝わります。
これをタダでやる。スゴイ仕掛けです。

先生は生徒に人として尖がることを求めておられます。
第一、先生の言葉が尖がっています。先生はいわゆる雇われ校長で、創始者であり、大きな決定権を持つ理事長がいらっしゃいます。

打ち合わせの中でその学校の運営に対する様々な提案が次々に出てきます。
なぜ先生はこんなことが言えるでしょうか。言えるようになったのか。

それは、先生の物事の見方、判断基準が「自分」ではなく「相手」や「みんな」、
「学校」さらに言えば「滋賀学園だけではなく日本の学校教育」にあるからです。

「自分」を基準に置けば、56才の先生はそれなりの実績があり、上からも認められているのだから、
今の調子で定年までという考えがあってもなんの不思議ではありません。

でも先生はさらに尖がろうとしています。いつか滋賀学園の枠を超えるんじゃないか。
その時には滋賀県という枠もとうに超えていらっしゃるでしょうが。


先生の判断基準が「自分」から「相手」や「みんな」になったか。今回の報告でお聞きください。
絶対、ワクワク、ドキドキの6月例会「ワク熱!安居教室」のご参加ください。

(中村委員)

湖南支部 6月例会のご案内
2016年6月21日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはこちらからお願いいたします!

ゲスト参加も大歓迎です!参加登録は下記URLからお願いします。
お申し込みは、こちらから!

湖南支部 湖南6月例会のご案内

滋賀県中小企業家同友会 湖南6月例会は、
滋賀学園 中学・高等学校学校長 安居長門氏氏を報告者お迎えして開催致します。

ゲスト参加は大歓迎です!! 参加登録は下記URLよりご登録下さい。
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=528151

滋賀学園といえば、今年の春の選抜高校野球、県勢13年ぶりのベスト8を思い浮かべる方が多いと思いますが、昨年からヒューレットパッカード社のPCのコマーシャルに何度も滋賀学園が登場しているのをご覧になった方もいらっしゃると思います。その仕掛け人が、安居先生です。


6月例会では、前半で教育に求められるものと学校の役割。後半でその中で滋賀学園、安居先生が目指すものをお話しいただきます。

第1部「いま問われている学校役割」


日本の教育が変わろうとしています。変わることが求められています。「教える」から「学ぶ」へ。生きる力・生きる智慧を生徒自らが学び取り、身に付けることが求められています。

第2部 体験「ワク熱! 安居教室」


今年の滋賀学園の入学式は、午前午後の2部制で行われました。午前中は式典。午後は「ワク熱! 安居教室」。ネクタイを外し。インカムを付けた安居先生が、スクリーンの映像とともに入学生に語り掛けます。「ワクワクしてるかい」「未来の仕事はどうなってる」「この学校でどんなことを学びたい」・・・

「Real Life and Street Smart」安居先生のメッセージです。


湖南支部 6月例会のご案内
2016年6月21日18:15~20:30 会場はクサツエストピアホテルです。
お申し込みはこちらからお願いいたします!
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=528151

湖南支部第36回総会、記念例会を開催しました。

5月24日火曜日、クサツエストピアホテルにて、湖南支部36回目となる定時総会を開催しました。

ファイル 1603-1.jpg

 15年度活動報告の後、16年度新運営委員を選出し、昨年に引き続き、北野裕子氏(㈱エフアイ代表取締役社長)が支部長として選出されました。

「昨年は急な支部長をまかされて、何をどうしたらいいか戸惑いがありました。
しかし、周りの素晴らしい役員方のお陰で、素晴らしい活動を行うことができました。
今年は2年目ということもあり、ある程度支部長という役目に慣れてきましたので、最初から全力で活動していきたいと思います!」
という力強い所信を頂きました。

 総会議事の後は記念例会が開催されました。
報告者は、今年度より滋賀県中小企業家同友会青年部幹事長に就任されました。石川 朋之氏 ㈱HONKI 代表取締役に「強い想いは国境を超える~300キロオーバー、0.1秒を争う世界で育った元バイクレーサーの飽くなき挑戦~というテーマで報告して頂きました。

ファイル 1603-2.jpg

石川氏のレーサー時代の経験が今の経営に繋がっているということ。
仲間を信じる大切さや、社員が同じ目標を向き、力を合わせて行動して行くにはどうすればよいか?
バックエンド思考を生かす方法
石川式採用方法!
ドバイの話など、盛りだくさんの報告でした。

ファイル 1603-3.jpg

石川氏の笑いあり、涙ありの素晴らしい報告を聞き、参加された方々は学びの多い例会だったと思います。
湖南支部2016年度最初の例会に相応しい報告でした!!
また青年部幹事長に就任され、今後の青年部も非常に楽しみです!

2016年度に入り、益々勢いを見せる湖南支部!!
素晴らしい2016年度になることが期待できる定時総会となりました!!

ファイル 1603-4.jpg

記MR

2016年度湖南支部役員一覧
ファイル 1603-5.png

※湖南支部第36回定時総会に配布させて頂いた、総会資料に何箇所か間違いがありました。
大変失礼致しました。

修正点
総会資料P5 ・研究グループ委員長→研究グループ会委員長
      ・研究グループ副委員長→研究グループ会副委員長

総会資料P8 ・6.例会の構成~→ 7.例会の構成~

総会資料P9 ・中小起業家同友会 → 中小企業家同友会
  ・1979年に設立せれ → 1979年に設立され

総会資料P11 ・研究グループ委員長 → 研究グループ会委員長
  ・1016年度 → 2016年度

湖南支部・甲賀支部合同3月BIG例会

湖南支部・甲賀支部合同3月BIG例会は、studio-L代表 コミュニティデザイナー 山崎 亮 氏より『コミュニティデザイン』
 -人と人がつながる仕組みをデザインする-」をテーマに報告していただきました。会員ゲスト他、121名が参加しました。

まず甲賀支部長 (有)ワークロード 代表取締役 川崎 博治氏より開会の挨拶を頂きました。

ファイル 1569-1.jpg

そして次に湖南支部入会式が行われました。北野支部長より歓迎を込めて、同友会のバッジが贈呈されました。5名の方、これからどうぞよろしくお願い致します!!

ファイル 1569-2.jpg

そして、studio-L代表 コミュニティデザイナー 山崎 亮氏より『コミュニティデザイン』-人と人がつながる仕組みをデザインする-」をテーマに報告が行われました。

ファイル 1569-3.jpg

ファイル 1569-4.jpg

報告者の山崎氏は、風邪をひかれたとのことで、高熱を5種類の薬で抑えの報告となりました。体調の悪い中でもテンポ良く、引き込まれる報告でした。
重要な立場の方は、風邪で仕事ができないと大きな損失となるので、アメリカでは立場が上がれば上がるほど、しっかりと手洗い・うがいをされるとのことで、ご自身の油断を自虐的に話されていました。

最後に湖南支部長 北野 裕子氏 (株)エフアイ 代表取締役社長よりお言葉を頂き、湖南支部・甲賀支部合同3月BIG例会を閉幕しました。

参加人数121名というまさしくBIG例会を開催することができ、山崎亮氏のすばらしいお話を聞くことができました明日に繋がる多くの学びを得たBIG例会だったのではないでしょうか。

ファイル 1569-5.jpg

湖南支部 運営委員 ユニバーサル委員会委員長 田井 勝実

湖南支部2月例会! 【「社長!そんなやり方じゃ人は採れません!~労働人口激減社会をどう乗り越えるか~】

湖南支部2月例会では、「社長!そんなやり方じゃ人は採れません!~労働人口激減社会をどう乗り越えるか~」をテーマに参加者63名の中行われました!
報告者は滋賀県中小企業家同友会会員である。
小森 俊彦氏 (株)ビイサイドプランニング 専務取締役
玉置 泰弘氏 タマキ社労士事務所
岩泉 匡洋氏 日本ヒューマンリソース(株) 代表取締役
の3方にミニ講演をして頂きました。

ファイル 1572-1.jpg

まず、恒例の新入会員紹介が行われました。
辻本 康雄氏 湖東開発(株) 専務取締役
青山 裕史氏 油藤商事(株) 専務取締役
のお2人が新入会員として北野支部長よりバッジを贈呈されました。
辻本さん、青山さんどうぞこれからよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ファイル 1572-2.jpg

新入会員紹介後。
小森 俊彦氏 (株)ビイサイドプランニング 専務取締役
テーマ:「自社の魅力はこう伝えろ!(良い求人のつくり方)」

岩泉 匡洋氏 日本ヒューマンリソース(株) 代表取締役
テーマ:「イマドキの求職者と失敗しない面接」

玉置 泰弘氏 タマキ社労士事務所
テーマ:「従業員の定着のために」

それぞれミニ講演をして頂きました。

ファイル 1572-3.jpg

3名の方の講演の後は。
コーディネーターの上田 泰史氏 (株)大津給食センター 専務取締役も加わり。
4名でのパネルディスカッションが行われました。
参加者からの質問を元に行われたパネルディスカッションは突っ込んだ質問もあり、大いに盛り上がり、たくさんの学びがありました。

ファイル 1572-4.jpg

参加者からは、すごく学びのある例会だったという意見が多く。
これからの採用という切り口で学びの深い例会になりました。

採用のプロの方々の貴重な意見を聞くことができ、すばらしい湖南支部2月例会にすることができました。

ファイル 1572-5.jpg

記:MR

湖南支部 12月例会開催 三日月知事『すべての人に居場所と出番のある社会の実現に向けて』

湖南支部12月例会は、滋賀県知事 三日月大造様を報告者にお迎えし、BIG例会として開催致し、会員ゲスト他、81名が参加しました。
ファイル 1541-1.jpg

 知事が一団体のそれも支部でご講演頂けるとは、大変光栄なことです。これまでの同友会活動に対してご理解いただき、また周囲の批判の可能性を恐れずご参加頂いたこと、本当にありがとういました。
ファイル 1541-2.jpg

 ご報告は『すべての人に居場所と出番のある社会の実現に向けて』というタイトルです。
人口減少に伴う労働人口の減少は、地域経済に大きな影響を与えるとともに、地域社会の崩壊にもつながりません。
今年度、滋賀県も人口減少に転じます。13の市町村では既に人口減少が進んでいます。
三日月知事は、この人口減少を前向き捉えられ、人口が減少するからこそ、自然豊かな滋賀県の風土を生かす良い機会だと言われます。語弊の無いように、人口減少を望まれているわけではありませんし、少子化対策にも力を入れられています。
人が人として自然長調和して暮らして行ける社会を共に目指して行きたいと思います。

 具体的な施策としては、『人』にフォーカスした内容が中心になります。
 2024年の滋賀国体(彦根をメイン会場)に向け、ハードの整備と共に、様々のスポーツにもファーカスした『人』の育成を目指されています。例会当日もこれまでマイナーとされていすスポーツ選手を県庁に招かれ、メディアにPRされていたとのことです。スポーツと文化で滋賀県をもっと盛り上げて行くとのことです。
ファイル 1541-3.jpg

 働きづらさを抱えた人の働きたいを実現するための施策を5項目挙げられています。
その一つは、女性活躍の推進、一人親家庭の就労支援、若者の就労支援、中高年の就労支援、犯罪歴のある方の就労支援。
女性活躍の推進では『イクボス』制度の活用で企業にも育児への配慮を促す制度が動いています。母家庭の労働世代の就労希望と実就労との乖離が少なくなることを期待しています。専門知識が必要な営業の仕事ですが、当社もそんな方が働ける環境を作っていきたいと思います。

 少年犯罪歴のある子供たちの多くは、家庭環境に問題を多く抱えており、まず『住む所が無い』そして『仕事が無い』だから『出番が無い』。里親の充実や県庁での就労(期間社員)として就労させ、社会と共に生きる力を学ぶ場として提供されています。
ファイル 1541-4.jpg

就労人口の低下の対応としては、働きづらさを抱えた人の活躍が必要です。2019年秋には、働きづらさを抱えた人の就労を考える『全国障がい者問題交流会』を開催致します。
それまでに、三日月知事の重要政策の実現に向け、率先して取り組んで行きたいと思います。

湖南支部 運営委員 ユニバーサル委員会委員長 田井 勝実

湖南支部 10月例会開催しました

 支部例会が、13日火曜日、18時15分よりクサツエストピアホテルで開催しました。
会員、ゲスト他、59名が参加。報告者は、河村 朱美さん(㈱古川与助商店 代表取締役)より「下請けからオリジナルへ~「出来ない」は「出来る」のヒントかも?~」をテーマにスポーツ少女の経験から経営者への道、そして未来について報告いただきました。

 以下報告内容です
ファイル 1501-1.jpg
◎再びオリンピックを目指して◎

 かつて春高バレーで準優勝、国体優勝メンバーにも入っていた河村さんが、いま東京オリンピックを目指しています。バレーで?いえいえ和紙で

 河村さんは1960年草津市生まれ、両親とも滋賀県生まれ生粋の滋賀県人です。
東レのバレーボール選手だったお母様の影響で始めたバレーボールでは、
高校2年生の春高バレーでは準優勝、国体の優勝メンバーにも入っておられたそうです。

中学1年のときに亡くなったお母様への思いも込めて、目指すのは全日本そしてオリンピック。しかし高校3年の夏に膝に怪我を負い、バレーボールを諦めざるを得なくなりました。

 短大を卒業後、アパレルの仕事に就き、22才でアパレルチェーンの店長、売上、恋愛、お父様とのお親子関係に悩み、体を壊し入院、臨死体験、幽体離脱を経験。「体を粗末にするな」のメッセージを聞いたそうです。

 退院後、バレーボールで培ったスポ根「・・・ねばならない」、常に上のハードルに向かうことを考えていた、今までの生き方に疑問を持ちます。

河村さんは、様々な本を読み漁る中で出会った「すべては無である」というメッセージに衝撃を受けます。あんなに頑張ってきたのに、全ては無って?
私は何のために生まれてきたんだろう。これからどこへ向かえばいいのだろう。

 そんな時、友人から「インド・ネパールに一緒に行かないか」の誘いがあります。
ネパールの空港に着いた瞬間「懐かしい」まるで故郷に帰ったような感じがしたそうです。子供の目がきらきらしている。それなのに、何でも揃っている日本では、みんな疲れ切っている。

それ以来、河村さんは、東南アジアの魅力に取り付かれ、スリランカでバレーボールを教える海外青年協力隊に応募、最終選考の2人にまで残ったものの落選。しかしこのとき、人に貢献したいという思いが、自分の奥底からマグマのようにあふれ出るのを感じたそうです。ボランティアや寄付など、ただ与えるだけでは、支援を受ける側は自立できない。現地の人と仕事によって結びつくような社会貢献がしたいと思うようになり、
プチ織りキットをダンボールでつくり、現地の子どもたちに織物体験もしてもらったそうです。
ファイル 1501-2.jpg
◎事業承継◎
河村さんは20台後半から、後継者がなかった母の実家の仕事、古川与助商店をやむなく手伝い始めます。しかしそこは高齢者が多い撚糸工場。自分の思いとは全く違う仕事でした。
6年後従兄弟が養子として入社、しかしその9年後、やはり自分には継ぐことができないと養子縁組解消することになります。TVをつけると、9.11の映像が流れてきました。

その映像を目にした河村さんは、自分にできることがあるのではないか?という思いに駆られます。
ふと、「会社をやってみようかな?」、「やってみよう」と思い立ち、44歳の時、古川与助商店3代目を継ぐことを決心します。

古川与助商店
創 業 昭和10年、設立 昭和37年
資本金 1000万円
業 種 撚糸業 金銀氏の製造。
昭和60年代から日本で最初の機械による和紙カットを開始


◎工場移転◎
継承したときは、問題が一杯だったそうです。その中でも一番の問題が工場の移転でした。当時の工場は河川法に違反した場所に建っており、長年、行政から移転を求められていたことを、河村さんは会社を継いでから知ります。移転先として市街化調整地域にある田んぼを候補地としますが、当然行政には認められませんでした。何度も役所に足を運びましたが一向に話は進みません。1年半が経過し、いよいよ八方ふさがりになったとき、同友会の広瀬専務理事に相談されたそうです。そのおかげで、事態は急展開。「前例がないことはできない」が「こうすればできるかも」に転じていきます。建築も高島の同友会会員(株)澤村に依頼。平成18年に新工場が完成しました。

「同友会に入ってなければ、今の工場は立たなかったんです。しばらくの間、毎日ほっぺたをつねりながら出社しました。あー、本当に工場が立ったんだ、って。」
河村さんは、こう当時を振り返ります。
ファイル 1501-3.jpg
◎レシーブからアタックへ◎
 業務の中心は、需要が減少する金銀糸に代わって、大手の下請けの不織布のカットへと移行、毎月5tonもの受注があり収支も順調でした。しかし、この状態は長く続きませんでした。中国の工場に発注が行くようになり、仕事が大はばに減ってしまいます。しかし、河村さんは、「あー、これでゆっくり考える時間ができた。」そう思ったそうです。「これまで下請けの悔しさを何度も体験してきた。バレーでいえばレシーブばかり、アタックがしたい。しなければ・・・。自社で何か製品を作ってみたい。」

◎展示会◎
 平成18年初めて展示会に出展。和紙糸の生産を開始。平成21年県環境ビジネスメッセ出展。平成23年イギリスで開催のデザイン・エキジビション「テントロンドン」に和紙糸と生地を出展し、大きな反響を得ます。下請けの仕事では見ることができなかった光景がそこにありました。目の前で自社製品に「アメージング!」と鳥肌を立てながら感嘆の声をあげるバイヤーの姿、あのときの感動は、今でも河村さんを揺さぶっています。その後、和紙糸からシャツの製造を開始、平成25年中小企業庁ものづくり助成金に採択され、本格的に和紙ジャケット、コートの製造を開始。多くの注目を集めるようになりました。数多くのメディアにも取り上げられ、TVにも出演。平成27年国際アパレルEXPO出展されました。
ファイル 1501-4.jpg
◎これから◎
 スリッター(細切り)技術のさらなる向上と開発。そして展示会で高い評価を得た和紙糸Paper yarnと紙布(和紙生地)Paper textileではオリジナルブランドを確立したいそうです。また、自社だけではなく和紙糸で国内外の織機産地とのコラボも進めたいと考えておられます。

 そして、和紙の生地を東京オリンピックのユニフォームに使ってほしいと、
今、再びオリンピックを目指しています。

◎思い◎
 糸は撚ると強度を増します。織物は縦糸を張るのに時間がかかります。しかしでき上がった生地で目立つのは横糸です。横糸が替わること思いがけない柄になることがあります。縦糸がしっかり張られていれば、どんな横糸、どんな素材も受け入れることができます。しっかり張られた縦糸は、どんな横糸も生地の味わいとして表現します。
これからも、自分という縦糸をしっかり張って、様々な人との出会い交流を通じて、
自分という生地を織り重ねていきたと考えています。

◎皆さんにお伝えしたいこと◎
 ご自分のそして社業という縦糸をしっかりと張ること、背筋を伸ばすこと。縦糸がしっかりすると、見えるものが変わります。感じ方が変わります。どんな横糸、出会いにも自分を軸に対処することができます。チャンスを捉えることができます。異業種との連携も広がります。自分という縦糸をしっかりと張ること、そこがスタートだと思います。
ポイントは、頑固に経糸を張るのではなく、どんな横糸も受け入れますよ~という、素直な心で縦糸を張ることです。

◎可能性が可能性を呼ぶ◎
・自社で、できることがまだまだあるかも~!!!と思う。
・遊び心でいいので、最終製品を作る。


◎可能性を呼んだ?◎
・使わなくなった機械で和紙糸や他の糸をよったらどうなるんだろう?
 やってみてもいいかも。→やってみたら、綺麗な糸が出来た!「わぉ!」
感動したものには、縁(仕事)が生まれます。
ファイル 1501-5.jpg
◎これから◎

叶えたい事 その1
大手が真似できない、ひと手間掛けたものづくりを、いろんな方々と連携していきたい。

叶えたい事 その2
今ある機械を活用して、違った仕事ができないかを研究する。(染色など)

叶えたい事 その3
引きこもりの人の中で、少しの時間でも仕事ができる方を、
会社を通じて社会と繋いでいくことに貢献していきたい。


あなたの周りにも、まだ気づいていない「かも」が、たくさんあるかもしれません。


以上、河村さんの例会報告でした。