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2017年度新入社員研修~「何のために働くのか」を深く考える機会に!

 滋賀県中小企業家同友会の共育(求人)委員会が主催する2017年度新入社員研修会が2017年4月4日(火)午前9時30分から午後4時30分までフェリエ南草津5階の草津市民交流センターで開催され、8社から27人の新入社員と、付添と共育(求人)委員13人が参加しました。

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 開講式では共育委員の濱本博樹さん((有)浜本新聞舗 代表取締役)が司会を担当。共育(求人)委員長の小田柿喜暢さん(大洋産業(株) 代表取締役)より「皆さん社会人になって、与えてもらう側から与える側へと立場が大転換しました。会社は社会に役立つ商品やサービスを与え続けないと継続しません。皆さんはそのことを担って行きます。そして、その対価として会社から賃金をいただくことになります。本日の研修も会社から賃金をいただいて参加していますので、しっかりと学んで明日からお役に立つという姿勢で臨んで下さい」と開会挨拶。

 このあと、6つのグループで自己紹介を行い、チームビルディング体感ワーク「ストロータワーづくり」に入りました。
 1)高さ 2)安定性 3)ユニークさ を要求項目としてチーム対抗でストローのタワーを作ります。この共同作業を通じて、決められた時間と材料で内にグループ内で作業分担し、求められる品質のものを、効率的に作り上げ、結果を総括質疑にいかすと言うことを学びました。さらに、始めて出会ったメンバーとは思えないほど新入社員さんの距離感が縮まりました。

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 続いて共育委員の宮川草平さん(宮川バネ工業(株) 代表取締役)より「何を目指して働くのか?」をテーマに講義が行われました。宮川さんはご自身が36才で社長を引き受ける覚悟を持つに至る山あり谷あり、悩み満載の体験を紹介しつつ「主体性(自分がやる理由を明確にして、やりたいからやる!)」「正しい自己分析(ちっちゃな新しいことを沢山経験して、自分はどんなときに喜びを感じるのか客観視する)「正しい会社選び」(人間を尊重し従業員の人生に責任を持つ覚悟のある会社を選ぶ)ことで、仕事を楽しくして幸せな人生の循環を創っていこう。そのために「何を目指して働くのか?」を考えていって欲しいと投げかけました。

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 エフアイの新入社員さん方ストレッチ指導を受けた後、午後の講義をスタート。「仕事の基本マナーを学ぼう!」をテーマに、共育委員の笠井智美さん(プレゼンスクリエイト 代表)より「会社の性格と目的とは?」「身だしなみ」「名刺の受け渡し」「ビジネス電話」の基本講義とワークを行いました。

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 最後に全員で記念撮影。
 とてもステキな笑顔一杯の新入社員さん。
 一日ありがとうございました。

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◯2017年新入社員研修 受講生参加企業(順不同)
 (株)エフアイ
 生活協同組合コープしが
 (株)サン機工
 宮川バネ工業(株)
 (社福)わたむきの里福祉会
 松尾バルブ工業(株)
 (有)山田保険事務所
 前出産業(株)

 滋賀県中小企業家同友会の共育(求人)委員会では、2017年1月と12月に新入社員さんのフォローアップをかねて「新入・若手社員研修会」開催いたします。

 社員との共育ち活動に参加気希望の経営者の方は、滋賀県中小企業家同友会(TEL077(561)5333 担当廣瀬)までお問い合わせ下さい。

ようこそ、地域と共に歩む中小企業へ!~2017年度(第21回)新入社員合同入社式を開催しました~

 滋賀県中小企業家同友会の共育(求人)委員会が主催する「2017年度 新入社員合同入社式」を2017年4月3日(月)午後1時半から4時半までクサツエストピアホテルで開催し、13社より今春学卒者15人と第2新卒者6人の新入社員さんが参加しました。

 合同入社式は同友会の共に学び(共学)・共に育ち(共育)・共に生きる(共生)場としての企業づくり理念のもと、採用と共育を一貫して取組む活動のスタートとしてく、今年で21回目(1997年以降毎年開催)を迎えました。

◯2017年度合同入社式 新入社員参加企業(順不同)
 前出産業(株)
 (株)八代製作所
 (株)渡辺工業
 日本アドバンストアグリ(株)
 宮川バネ工業(株)
 (株)大生産業
 (社福)八身福祉会
 e-人事(株)
 (社福)わたむきの里福祉会
 松尾バルブ工業(株)
 (有)山田保険事務所
 (株)サン機工
 (株)エフアイ

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 共育委員の山田竜一さんを司会に開会。
 新入社員21名のお名前を読み上げて紹介した後、蔭山孝夫代表理事はから「途方創世の推進力は、元気な中小企業を増やすこと。皆さんは地域と共に歩む中小企業で社会に貢献してお仕事をすることになります。一緒に頑張ってまいりましょう」と挨拶。

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 続いて(株)エフアイに学卒入社4年目の田中明音さんより「「自己承認力と継続力を頭の片隅に置いていただき、これから実際の働く場で経験値をどんどん増やしていってください」と先輩社員からの激励の言葉が贈られました。

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 最後に、新入社員代表を代表して宮川バネ工業(株)の島田健司さん から「確かな技術力と一人ひとりの社員を大切にする経営理念を持つ中小企業に就職できて幸せです。これまでお世話になった方々への恩返しが出来るよう精一杯頑張ってまいります」と決意表明が行われ、第一部を終了しました。

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 この後記念撮影を行い、第2部の研修会では「『思うは招く~「どうせ無理」をなくしたい。僕たちはなぜ宇宙開発に挑戦したのか~』」をテーマに今年3月に開催した(株)植松電気 代表取締役 植松努さん(北海道中小企業家同友会役員)の例会報告DVDを鑑賞し、明日から仕事に臨む諦めない心と「だったらこうしたら?」という思考力を学ばせていただきました。

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 団塊の世代の大量退職に伴う大手企業の採用活発化などで、中小企業の人材確保は急速に厳しくなっています。
 そのような状況でも、地域社会の担い手である中小企業で共に働く21人の仲間を心から歓迎する入社式になりました。
 また、ベトナムの工業系大学を卒業して技術者の正社員として採用された2名も参加し、中小企業の人材採用もグローバル化していることを感じた入社式でした。

 合同入社式には、NHK、びわ湖放送、京都新聞、中日新聞、毎日新聞、読売新聞より取材があり、当日の放送と、翌日の新聞紙上で大きく取り上げられました。報道関係の皆様、取材ありがとうございました。
(M・H記)
 
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滋賀県中小企業家同友会では人材の確保と育成で良い企業と元気な地域づくりを担う中小企業経営者の仲間を求めています。同友会の運動にご関心をお持ちの会員外経営者の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

滋賀県中小企業家同友会 事務局
TEL077(561)5333
FAX077(561)5334
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びわ湖かがやきカンパニーvol.70 2017年4月 株式会社ツジコー

びわ湖かがやきカンパニーvol.70 2017年4月

株式会社ツジコー

家庭用の照明器具から、植物栽培用の照明器具および生産工場システムを開発し、機能性植物の六次産業化を実現。時代を見据えた積極的なビジネス展開で業界の注目を集めるツジコー株式会社、代表取締役の辻 昭久さん(滋賀県中小企業家同友会 甲賀支部所属)を取材しました。(取材/2月24日)

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「光」の持つ新たな可能性を追求
世界で唯一、アイスプラントの
水耕栽培に成功

 植物工場向けの「照明」からさまざまなビジネスを展開をされていますが、これまでの御社の歩みとは。

辻 昭和38年、地元の木材を使った木製シェードを商材に創業を開始、その後は大手家電メーカーの協力会社を経て、主に家庭用の照明器具の設計・組立・検査を基幹事業にしてきました。時代の流れにより照明はLEDへとシフト、コア技術を活かし太陽光と似た3波長ワイドバンドLEDの開発に成功し、このLEDを用いた野菜の完全閉鎖型植物工場の設計・組立を実現しました。さらにそこで栽培する野菜をより栄養価の高い機能性野菜にする自動システムを開発し、特許を取得しました。農薬汚染の心配のない安心・安全な高機能野菜を天候に左右されず安定的に供給するシステムは、国内はもとより世界中で急速に需要が高まっており、さらに、3波長ワイドバンドLEDのUL/CSAを取得し、アメリカへの輸出も始まっています。 私が経営に携わってからの13年、日本経済は幾多の荒波を経ています。何もしなればこの会社もなかったかもしれません。今があるのは、大手企業の協力会社にとどまらず、自社による新しいモノづくりを追求し、チャレンジする行動力を失わなかったからだと思っています。

人間力の向上と徹底した予算管理
個人と組織を活かすマネジメント

 創業から53年以上。新規分野へ進出する技術力、安定した経営の裏にはどんな社内努力があるのでしょうか。

辻 現在、社員数は112名。工場の現場労働はどこも働き手が不足しています。当社の生産ラインでも、ベトナムの技能実習生が活躍しています。
 一方で開発の仕事では、将来を見据えた農業分野の事業に惹かれ、理系の学生や技術者から多くの問い合わせがありますが、ここに腰を据え、「共に夢を叶える」という気持ちで、じっくりと取り組んでくれると見込んだ県内の若者を採用しています。
 社員教育の取り組みとしては大きく2つ。一つは「社員力・人間力の向上」です。京セラの稲盛和夫さんが提唱された「京セラフィロソフィ」(企業人としての心得)をさらに簡潔にまとめ直した手帳「ツジコーフィロソフィ」を3年前に発刊し、毎日その内容を全社員で輪唱しています。「会社とは何か」「働くことは何か」「生きることとは何か」ということを常に意識することで、いつ、どんなときでも正しい判断ができるヒントになればと考えています。
 二つ目は「徹底した予算管理」です。部署ごとに予算を決め、数字を守るための経費の使い方を部署に任せ、毎月、部署単位の決算を行っています。これにより常にコスト意識を持って効率よく仕事を進めることができます。また、当社の従業員は男女ほぼ同数で、実力をしっかり評価する体制が従業員のモチベーション維持にもつながっているようです。総じて離職率が低いのも当社の特徴です。

次世代に向けた新事業に挑戦
健康食品・化粧品の「原料」開発
を推進

 今後、もっとも力を入れる事業とは。

辻 日本の農業者は高齢化し、各地で深刻な担い手不足となっています。また、近い将来、世界的な人口増で食物が不足する時代がやってきます。遺伝子組み換え食品による効率化が進む中、日本ではその安全性や倫理面についての懸念が広がっています。しかし一定のモラルを守ったゲノム編集(品種改良の技術)は、現実問題に対応する手段として避けられない流れでしょう。次の世の中に求められる「農業」分野に加え、もう一つ世界共通の関心事は「美容」と「健康」分野です。すでに
機能性野菜アイスプラントを粉末に加工し、栄養補助食品グラシトールとして製造・販売を進めていますが、さらに化粧品などの「原料」として抽出加工するという新たな事業に参入しています。その拠点に選んだのは、今なお自然の中で自給自足の暮らしが行われているラオスです。農薬や化学肥料に汚染されていないピュアな土地、ラオス固有のアーユルヴェーダ由来のハーブにも注目し、現地の人たちによる有機栽培と機能性成分の抽出加工を目指しています。
 健康食品・化粧品の「原料」の開発には莫大なコストと時間がかかるため、ライバル他社の追随は容易ではありません。ラオス事業が次世代の新たなビジネスチャンスをつかむことになると期待を寄せています。

ツジコー株式会社
(本社)甲賀市水口北脇1750-1
TEL 0748-62-2233
http://www.tsujiko.com/

世界1%の成果を出すには!? 青年部3月例会を開催しました。

2017年3月30日(木)にフェリエ南草津にて、青年部3月例会が参加者30名の中開催されました。

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今回は岩﨑 健次郎さん 近江化成工業(株) 社外取締役に「売らない営業なのに、世界トップ1%の成果を出す方法」というテーマでご報告して頂きました。

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岩崎さんは、今回の報告について3つのポイントに分けて話をして下さいました。
①明確にする②共有する③確信を持つ
です。

岩崎さんの報告で特に印象に残ったのが、①の明確にするということです。
岩崎さんはこの明確の重要性を、立命館学生のアメフト部の頃の経験より学ばれます。
立命館アメフト部では、優勝する!という目標は立てずに、打倒関西大学!!という目標の元、練習を続けられます。
練習内容も関西大学のデータを分析して、関西大学の選手一人一人の特徴を調べ、その選手にあった対策
の練習をするという徹底した関西大学対策練習をされます。
結果、関西大学に勝利することはもちろん、優勝を成し遂げられます。

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岩崎さんは、どのスポーツでも、全国制覇や、優勝といった目標を立てがちですが、もう少し目標を明確にする必要があり、立命館のような、打倒関西大学!!といった目標を立てる事が経営を行う上でも大事だとおっしゃいます。

目標を明確にするほど、その目標に向けての対策や行動が明確になり、結果大きな成功を成し遂げられるということです。
なので、仕事でも目標を立てるときは、よりその目標を具体的にする必要があり、
「~ができるような社員になる経営者になる。」ではなく、「~さんのようになる!」といった目標の人物を定めたり。
「売り上げを3割上げる」ではなく、「~よりも売り上げを上げる!!」といったライバル会社を目標にするといった考え方が必要だとおっしゃいます。

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その他にも、共有する重要性、共有する為にとるべき行動。
また確信を持って物事を行うことの重要性も話されました。

世界の売り上げ上位1%の人しかなれない、MDRTの会員でもある岩崎さん。
岩崎さんより、営業の極意を学べる例会でした。

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記M,R

甲賀支部 3月例会を開催しました

 甲賀支部の3月例会では、 滋賀県障害福祉課の「発達障害職場サポーター養成事業」と共催で、3月23日(木)18:30~20:50サンライフ甲西で行われ19人が参加しました。

 報告者は、広野ゆいさん、NPO法人DDAC(発達障害を持つ大人の会)代表と大阪若者サポートステーションで相談員をされている当事者の方です。「誰もがいきいきと働く企業になるために」と言うテーマで、発達障害の基礎知識に関するお話しをいただきました。
 広野さんの話は、自己紹介から始まります。
 普段は若者サポステで職員として8年ほど勤務。発達障害と言っても「発達の凸凹(ADHD、ASD、LD)+適応障害=発達障害」となるわけで、発達の凸凹だけでは障害にはならない。例えば、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、トム・クルーズ、アインシュタイン、エジソン、ピカソ、長嶋茂雄など世界の著名人なども発達障害と言われていることは非常に有名なことである。
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 発達障害という言葉は誤解を生みやすいですが、発達障害(ASD)+知的障害=自閉症、発達障害+適応障害+過度のストレス=精神障害(鬱などが精神病が治癒せず発病を繰り返す)ということもわかりやすく話していただき、Disability(出来ない・不能な(車いすの身体や知的障害者ハンデキャップを指す))ではなく、Disorder(混乱、秩序を乱す)が、発達障害である、「気持ちや意識の問題ではない」と教示いただきました。これにより、会員の障害に対する理解が深まったようでした。

 また、発達障害は近年に出来たカテゴライズであり、新規の障害が見つかったのではない。2005年に発達障害者支援法(議員立法)が制定され、2008年のリーマンショック以降、大人の発達障害者が増え始め、2010年に障害者自立支援法内の制度に入れられたもの。
 リーマンショック以降増えたのは、企業の働き方の変化のせい。企業が、地域に代わるコミュニティの役割(社内で社会人教育)や職業訓練(年長者によるスキルの伝達)をする余裕がなくなり、余分な社員を抱えることも出来なくなり、すっかり福祉厚生や支え合いの力をなくしてしまった。会社はコスト削減に追われ、マルチタスクを求められる。この結果、本来なら企業の中で十分に働けていた(発達障害の特性を持つ)社員達が、過度なストレスを受け、発達特性が際立ち、適応障害や二次障害を起こし始め、会社で問題を抱える社員となったいった。
という報告は非常にわかりやすく納得がいくものでした。
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 発達障害と言う言葉を聞くと、健常者とは別の人種という印象を持つ人が多いようです。しかし、上記の例や広野さんにも見られるように、発達障害者であっても知的障害や極度の精神病を持たない限り、健常者と何ら変わりなく知能も高く、リーダーとして活躍している人も多いいです。広野さんの報告の中でも、「経営者の人は発達障害が多いけど自覚していない人が多い」と言う話もありました。
 世界の超名人もしかり、発達障害だからこそ色々出来たのではないでしょうか? しかし、全員が知能が高いわけでもなく、本人も周囲も苦労して悩んでおられる方もたくさんいます。
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 広野さんは最後に「合理的配慮」と言う言葉で、経営者に対してアドバイスを下さっています。「障害者だけではなく 、高齢者や子育て中・介護中の人、シングルマザーや(癌などの)病気の人、外国人etc・・の様々な人達を会社は受け入れていかなければいけない。それは、「多様性を受容できる会社環境を作る」こと。これから明らかに労働者が激減していく中で、会社が継続していくためにはこのような人達も働ける環境を創り上げる、それこそがこれからの経営者の使命ではないでしょうか?」
 まさにこれこそが、これからの日本の、良い会社、良い経営、従業員を大切にする会社、そして強い会社作りの根幹となる部分と思いました。
 本当にしっかり勉強させていただけました。
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従業員の定着のために~北近江支部3月例会

滋賀県中小企業家同友会北近江支部3月例会

テーマ:従業員の定着のために~貴社の社員は会社から大切にされていると感じていますか~
報告者:玉置泰弘氏 社会保険労務士(タマキ社労士事務所)
と き:3月22日(水)18:30~21:00
ところ:ホテルサンルート彦根
参加者:26人

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 玉置氏が社会保険労務士として創業した当時は、法律に則った範囲で会社を守るために就業規則があると理解していました。
 しかし、同友会へ入会し、経営指針を創る会への参加を通じて、労使の信頼関係が企業発展の原動力であり、就業規則とは社内のすべての人が安心に働くことを保障するためにあることに気づきます。
 そこから、良い人間関係で助け合う組織づくりにするために、就業規則には前文を設け、経営者の会社に対する思いを書いてもらうことを勧め、服務規程も法律で決まっていることに加えて、経営理念と日々の行動の繋がりや理念による判断基準が理解できる内容にあらためるようにしてきました。
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 社内文書にも社員さんが会社から大切にされていると思うようなチョットしたメッセージが伝わるような工夫を凝らすことを勧めているそうです。
 社員さんは病気や入院したとき、また出産したときなどは「どうなるんだろう」「子育てと仕事は両立できるだろうか」と不安になります。そういうときに会社としてきちんとした制度を作っておき、安心してもらうことが大事。また、社員さんの人生節目を意識して、誕生日に記念品を贈ったりする会社も増えているとか。
 経営者が社員のことを大切に思っているならば、明日からすぐにでも取り組める、沢山のヒントをいただきました。
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 この後、「社員さんのために取組まれていることや、心がけられていることは何ですか」をテーマに、グループディスカッションし、参加者同士で経験を交流しました。

東近江支部 3月例会を開催しました

3月22日水曜日午後6時30分から9時まで東近江支部3月例会が八日市商工会議所で開催され、29名が参加しました。
 報告者は、大橋 慶之氏(㈱三省堂 代表取締役)より「『先代が残してくれたもの、私が残したいもの』
~プロの道具屋としての誇りが社員の成長に!~」をテーマに報告頂きました。
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 大橋氏は、大学卒業後県外で就職されますが、先代である父親の願いもあり、三省堂へ入社。しかし、
まもなく病気で他界され、経営が分からないまま3代目として代表に就任されました。
 建築資材の加工機械や工具類の販売、足場などを行っていましたが、建築工法や新素材が生み出されるなど、
従来品の売り上げは減少。また、20代の後継者として古参の社員さんとの軋轢もあり、孤立状態に。
 一から仕事を覚え、営業も現場もすべて自分でできれは認めてくれるだろうと働きますが、
状況はあまりよくなりません。大橋氏は一から採用を仕様と自身が面接をして若手の採用に
取組まれます。
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 そんな中、同友会に入会。先輩経営者に経営指針を創る会の受講を決意。経営指針書を作成されます。
経営理念を発表し、社員を外部研修に出すなど積極的に教育にも取り組まれます。しかし、
大橋氏の中で経営理念がしっくり来ておらず、社内外への対応がぶれるなど苦労され、もう一度
創る会を受講し、現在の経営理念にたどり着きました。
 ご自身も社員も経営理念に対してどう行動しているか、軸がぶれないので言うべきこと、やるべき事
がはっきりし、曖昧ではなく具体的な行動ができるようになったと振り返られます。同友会の
月間共育ちを利用して、社内での教育にも取り組まれ、上下関係で意見の言えなかった若手から
意見が出てくるようになり、社風が良くなってきたと報告されました。
 建築業で職人集団と言われますが、お客様は地域の人であり、わが社は建設業でなく
サービス業で、新しいサービスをこれから社員と共に創りだしていきたいとまとめられました。
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想うは招く!! 湖南支部3月例会を開催しました!!

2017年3月21日(火)に栗東芸術文化会館SAKIRAにて、湖南支部3月例会が総参加者753名の中開催されました。

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湖南支部としても、滋賀同友会としても支部単位でここまで大規模な例会は開催したことがなく、半年前より企画がスタートした3月例会。
報告者は北海道同友会の会員でもある、植松 努氏 ㈱植松電機 代表取締役に来て頂きました。

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今では、全国的に有名になられた植松さん。実は10年前にも滋賀同友会へご報告に来てくださっており、10年振りにまた滋賀での報告が実現しました。
滋賀同友会 現副代表理事の井内氏は、この植松さんの報告を聞き同友会の入会を決意したとのことです。

3月例会の最初の10分間は、2015年度より湖南支部支部長に就任された北野裕子さん((株)エフアイ 代表取締役社長)の2年間の軌跡をまとめた動画の上演から始まりました。
来期に湖南支部長を中野光一さん((株)びわ湖タイル 代表取締役)に引き継がれる北野さんにとっての最後の例会となった3月例会。
北野さんの支部長になったきっかけや支部長を2年されての想い、大変だったことも嬉しかったこともいろいろあり、北野さんの湖南支部の想いが語られた動画でした。

その後植松さんの2時間に及ぶ報告が始まりました。
植松さんより、「ありがたい事に今回はかなり多くの報告時間を頂いており、スライドが478枚というありえない量になっています。メモ等は無理です。」とお話があり、会場からは笑いが。
しかしながら、植松さんの報告の2時間は本当にあっという間で、
植松さんの話す言葉一つ一つが胸に響く報告でした。

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植松さんの報告後
北野支部長、井内副代表理事と植松さんのトークセッションが始まり、植松さんへお二人からいろいろな質問がされました。

そして会場からの盛大な拍手の中、湖南支部3月例会を閉会しました。

かつて支部単位でこのような大規模な例会を開催したことがなかった今回の例会。
北野支部長の熱い思いと、3月例会の実行委員長をはじめとした湖南支部運営委員の方々の力により開催を実現することができました。

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「想うは招く、どうせ無理をなくす」という想いの元、湖南支部が一つとなり、まさに滋賀同友会の歴史に残る例会になりました。

記 M,R

Web戦略を学ぶ!! 大津支部3月例会を開催しました。

2017年3月16日(木)にオーパルオプテックス(株)にて、大津支部3月例会を参加者24名の中開催しました。

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今回の講師には、村上 肇氏 ㈱ 創 代表取締役に来て頂き、戦わない経営で新たな市場を創造する!~事業の切り口を変えるだけで、新たな顧客を生み出す秘訣~というテーマでお話をして頂きました。

村上氏は高校卒業後製造会社に勤務し、1996年にインターネットに出会います。試行錯誤の上自社のホームページをつくり上げ、売り上げを伸ばされます。そして、その後起業されます。

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村上氏の報告は戦術的な内容で具体例を挙げ、インターネットをどのように活用すればよいのかというバカボンにもわかりやすいものでした。

村上氏の報告から私が学んだ1つ目は、お客様に価値が伝えられているのか。自社の価値(強み)が分かっているのかというものでした。

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2つ目は、インターネットの更新を続けること。継続することの重要性を学びました。
またネットの活用は2つあるとのことで、1つ目は探してもらうこと、2つ目は紹介してもらうことということも知りました。
どちらも定期的に更新していないとお客様に気づいてもらいファンになっていただけないのだと学びました。

3つ目は、良い仲間を見つけることです。
自分たち(自社)で気づかないことも第三者から気づかされることや、指導されることもあります。それは大切なことで、価値を見つけるには最短なのかもしれません。同友会の創る会などで学ぶことと同じではないだろうかと共感しました。

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とても面白い報告で時間があっという間に過ぎ、個々に学ぶ点がいろいろあったと感じました。

その後、『あなたの会社の新たな価値創造は何ですか?あなたの会社の強みを屋号にするなら』というテーマでグループ討論をしました。
同友会でよく問いかけられる「あなたは何屋さんなのか」という経営する上で一番重要な質問でよいディスカッションができ良かったです。

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今回の大津支部と高島ブロックとの合同例会は大津市雄琴で開催され、私も約21年ぶりにオーパルに来られて嬉しかったです。
高島ブロックからは2名の参加でしたが、これでいいのだ!と言わせていただきます。
大津支部の皆様、そして報告者の村上肇さま本当にありがとうございました。

記 高島ブロック ブロック長 川原林 弘康

若者が集まり活躍する滋賀に向けて意見交換~滋賀県商工観光労働部との懇談会~

 2016年12月15日に滋賀県中小企業家同友として三日月大造知事と福永忠克県商工観光労働部長へ提出した「2017年度滋賀県に対する中小企業家の要望と提案(以下、政策要望)」に関わる県商工観光労働部との懇談会が、2017年3月16日(木)午後1時半から3時まで県合同庁舎に置いて開催されました。
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 滋賀県中小企業家同友会より 坂田徳一 相談役理事((株)坂田工務店代 表取締役)、井内良三 副代表理事((株)タオ 代表取締役)坪田 明 副代表理事(大津発條(株)代表取締役)永井茂一 副代表理事((株)ピアライフ 代表取締役)大原 学 事務局長、廣瀬元行 専務理事の6名が参加。滋賀県からは、保田 誠 商工政策課参事、畑 博文 労働雇用政策課参事、井上康正 中小企業支援課課長補佐、山本直矢 商工政策課企画・海外展開支援係主幹、住羽地正浩 商工政策課の5名が参加されました。
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 坂田相談役理事より「滋賀県中小企業家同友会では1997年より中小企業の振興と地域経済の発展を願って要望と提案を継続してお出ししてきました。グローバル化とIT化が進み、世界の動きが日本と地域に大きな影響を与えています。また、地域では少子化が進み、地震や豪雨という自然災害も多発するようになりました。これらの課題に中小企業が自主的な自助努力で対応するために、良い会社・良い経営者を目指して学び合っていますが、中小企業が発展する良い経営環境をつくるには、行政や大学関係の皆さんとも力を合わせ、より良い地域づくりへの共同が必要です。課題を共有し、共通して取り組めることについて、意見を出し合い積み上げてまいりましょう」と挨拶をしていただき意見交換に入りました。
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 政策要望への回答は事前に書面でいただいておりましたので、地域に若者が残り働き続けられる条件と環境整備に絞って意見を交換しました。同友会からは、兵庫県や京都府が実施する中小企業の社員に対する奨学金補助の取組みや、徳島県で行われている新任教員の初任者研修を中小企業で一定期間実施することで中小企業の役割や魅力を学校の生成に理解していただく取組み等について紹介し、意見を交わしました。
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 また、書面を出して回答する一方通行の関係ではなく、共通の課題を確認し、いくつかの施策について力を合わせて実施し、成果を積み上げていく関係をつくろうとも提案。具体的なテーマとしては、滋賀県に良い人材が集まる仕組みを構築すること。そのために企業は魅力づくりに取組むので、行政として現在取組んでいるインターンシップ等に加えて、何が出来るのか、引き続き意見交換してはどうだろうかと投げかけました。
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 そして、これからも商工政策課を窓口に、同友会としてお声をかけさせていただくことを確認して、懇談会を終了いたしました。