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第38期経営経営指針を創る会 第5講を開催しました。

 2016年11月26(土)午前10時より滋賀県中小企業家同友会とKE草津ビリのの会議室にて「第38期経営指針(経営理念+経営方針+経営計画)を創る会」の第5講が開催されました。

 経営労働委員会・服部委員長のご挨拶。長い一日のスタートです。
 受講生11名・OB&OG団15名・事務局3名、計29名にご参加頂きました。
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 第5講は、テーマ勉強会からスタートです。
 宮川卓也前経営労働委員長から、「労使見解をもとに人間尊重経営について考える」をテーマに報告して頂きました。

※「労使見解」⇒http://www.doyu.jp/org/material/doc/roushi1.html

 労使見解の文言を経営にどう生かすのか?憲法にも触れながら、人としてでなく、一人ひとりの『個』と向き合うことが前提であり、経営者のするべきこと、経営理念の深み、重みが経営者が理解しているかなど、根源に迫る報告でした。
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 各分科会では、今回課題として提出していただいた最終段階となる経営指針書を受講生の皆さんに発表してもらい、OB団からの質問に精一杯答えて頂きました。
 経営指針書の全体として理念が生きているのかを問い続けました。
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 分科会終了後、本日2回目のテーマ勉強会、企業変革支援プログラムⅡの説明を服部委員長から説明頂き、現時点での経営者による到達度評価から、課題分析のツールとしての活用が提起されました。

 いよいよ、次回は最終第6講です。今まで7か月間の学びを指針書に落とし込んで、模擬指針書発表に臨んで頂きます。受講生の皆さんあと少し。
「がんばって!」

記:川崎

湖南支部 湖南支部12月例会のご案内

ゲストもちろん大歓迎!!!です。参加は下記URLよりお願いします。
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=549932


第一部テーマ:『ダイバ-シティー経営』
     -スタッフの夢を実現する会社を目指して-
報告者: 株式会社エフアイ 北野裕子 氏

「同友会の学びを経営に活かす!第二創業の成功、売上223%↑借入約50%↓」昨年5月例会北野さんの報告のテーマです。
これは過去との比較です。あれから一年半、三方よし事業の立ち上げにも成功した北野さんが、いま目指す経営、エフアイの姿とは。

キーワードは【健康】、合言葉は【ハッピートライアングル】
女性活躍企業を目指し立ち上げたプロジェクト「輝働隊☆女組(きどうたいおんなぐみ)」はライフ・ワーク・バランス「生活と仕事の調和」を考え、
社内の「あったらいいな」を実現するために活動。

このままでは日本の未来がヤバイ!学校教育だ!→【ハッピートライアングル学園】、
健康のためには運動だけでなく食事も大切!→【ハッピートライアングルファーム】
そんな意見が飛び交います。
社員の夢をどう実現するか。さぁ、新しい挑戦です。


第二部テーマ:『3月例会に向けて』
     -動画鑑賞&グループ討論-

今年度最後の例会となる3月例会は、「リアル下町ロケット」植松電機の植松努さんを講師に迎えます。

「思うは招く」思い続ければ、いつか実現できる。植松さんのお母さんの言葉です。植松氏は、子ども頃「どうせ無理」と言われたロケットの開発に挑戦。2007年見事に打ち上げに成功します。

なぜ植松さんがロケットに挑戦したか。こんな田舎の小さな会社でも宇宙開発に挑戦、ロケットの打ち上げができる。
そのことを証明したかった。

だったら自分にも何かできるんじゃないか。と思って欲しい。

「どうせ無理」をなくしたい。それが植松さんの『夢』です。

日 時 12月20日(火)18:15~20:30
会場名 クサツエストピアホテル
会場住所 〒525-0037 滋賀県草津市西大路町4-32
電話番号 077-566-3333

例会の出席依頼へのご回答は、できる限り自身でのご回答をお願いしております。
不参加であっても、edoyuへのご入力をお願いします。
≪締切 12月12日(火)18時 まで≫

例会終了後、希望者にて懇親会を予定しております。(4000円前後)
皆で例会の続きを…アツいディスカッションをしましょう♪
アンケートにて参加、不参加の登録をお願いします。

お申し込みはこちらからお願いいたします!
https://shiga.e-doyu.jp/s.event/showDetail.html?init&eid=549932

『成安造形大学・びわこ成蹊スポーツ大学×大津市×滋賀県中小企業家同友会大津支部プレゼンツ』【第2回 地元企業と女子大生のマッチング事業】を開催しました!!

 2016年11月16日(水)17時20分~19時45分に、成安造形大学で、大津市 人権・男女共同参画課主催の『成安造形大学・びわこ成蹊スポーツ大学×大津市×滋賀県中小企業家同友会大津支部プレゼンツ』【第2回 地元企業と女子大生のマッチング事業】が参加者59名(学生41人、同友会会員企業14社、その他企業3社)の中開催されました。

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 今回の行事は、2016年11月2日(水)に龍谷大学で行われた、女子大生との交流会の第2弾で、女子大学生には地元企業を、企業経営者には人材としての女性採用を意識してもらい、将来、大津市の多くの企業で女性が活躍するような“まち”になるよう、そのきっかけとして開催されました。
 そして今回は成安造形大学と、びわこ成蹊スポーツ大学の女子大生との交流会でした。

まず、大津市長の越直美様より中小企業家同友会同友会大津支部の協力でこのような事業が行えたことへの謝意を込めたご挨拶をいただき、その後、学生側では越市長が、経営者側では、女性活躍推進アドバイサーの栗栖氏による講演が行われました。

 栗栖氏は「才能を伸ばす人が使っているコミュニケーション術」をテーマに、社員が能力を引き出し、自主性を持って働いてくれるような企業になるには、経営者がどのようなコミュニケーションを行えば良いのか?そのコミュニケーション術について、演習も交えて講義が行われました。

 「女性は、悩みの答えを求めているのではなく、話を聞いて欲しいだけ。結果よりもそのプロセスを聞いて欲しいだけ。悩みの解決策は自分で持っている、それを引き出し、聞いてあげることが重要である」という、女性の性格も交えながらの講義は、男性経営者にとっては、学ぶものが多かったです。

 講義後、19時から本事業のメインである女子大生との交流会が、成案造形大学にあるカフェテリア「結」にて行われました!!

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 1テーブルに学生4~6人、経営者2~3人に分かれて、「将来したいことなどに向けて不安に思うこと、課題を感じていること」をテーマに交流会が始まりました。
 各々の学生が、将来について熱く語り、また経営者も今の女子大学生がどのような仕事に対する価値観を持っているのか?などを質問し、各テーブルでは活発に交流が行われておりました。

 15分後、学生の席替えが行われ、先ほどと同じく、「将来したいことなどに向けて不安に思うこと、課題を感じていること」をテーマに交流会が再開されました。

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 19時45分頃に、一旦、交流会閉会の挨拶が行われ、本行事は終了しましたが、その後も何名かの学生は、その場に残り、経営者との交流を深めておりました。

 参加した学生からは「普段、中小企業の社長の方とお会いする機会なんてないので、いろいろと相談できて貴重な経験になりました!」や「まだ2回生で就職について漠然としか考えてなかったけど、今回参加させて頂いて、もう少し自分の将来を考えてみようと思いました。」という意見が聞かれました。

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 また経営者からは「今の学生は自分の将来についてのビジョンをしっかり持っている。当時の私らよりもずっとしっかりしているね」や「やっぱり学生は考えが純粋で可愛い。学生より気付かされる事があった」という意見が聞かれました。
 また一方では、「交流会の時間が短い。自己紹介だけで終わってしまう。」や「1対1、できれば学生2人に対して、経営者1人で話をしたかった。学生4人に対して、15分の時間では仕事に関する話題まで深める事はできない。」という意見が聞かれました。
 この時間配分に関しては、学生からも意見があり「時間が少なくて社長さんとじっくり話ができなかった」「発言する機会が1回しかなかった」など、双方どちらも交流の時間の少なさに苦労していました。

 人口減少が深刻になっている昨今では、中小企業の人材確保は年々難しくなってきています。
 その中で、中小企業の経営者は、女性の雇用や女性が活躍できる職場環境の創造により一層取り組んで行かなければならない時代です。
 今回、女子大生との交流を通じ、仕事の価値観や、想いを聞けたこと、大津市と成安造形大学、びわこ成蹊スポーツ大学、滋賀県中小企業家同友会 大津支部が協力し、このような交流会が開催できたことは非常に意義のあるものでした。

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記M,R

立命館大学経済学部1回生キャリアデザイン講義第8講「世界にまみれて、世界を変えろ!」が開催されました。

滋賀県中小企業家同友会と立命館大学経済学部との協力協定に基づいて大津市、草津市とも連携してスタートした同学部1回生対象の「キャリアデザイン」講義第8講が11月16日(水)16:20~17:50まで立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催され、滋賀県中小企業家同友会会員の近江化成工業㈱ 代表取締役 小林 清さんより「世界にまみれて、世界を変えろ!」をテーマに講演していただきました。

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 小林さんは1964年東京オリンピックの年に生まれ、日本の大学で4年間、アメリカの大学で2年間学ばれた後、電子機器メーカーに就職、20年間の海外勤務を経験され、2007年に父が創業した会社を継がれました。
 アメリカの大学では、ディスカッション形式の授業、月に1回のプレゼンテーション、グループワークや討論が辛かったそうです。しかし、距離を置いて客観的に自分を観察でき、自分軸を持ち主張することや強みを磨く重要性を学ばれたそうです。そして「自分の価値観が常に正しい訳ではない」ということも学ばれました。
プレゼンテーションとは「自分の知っている知識を伝える」ということで、誰に何を伝えるのかを考えて話すことが大切です。そして、討論とは違う意見を出し合って歩み寄るポイントを探すことだと仰います。

 人生で大切な3つの基本設計図は、アカデミックデザインとキャリアデザインとライフデザインだと投げかけ、アカデミックデザインとは小学6年・中学3年・高校3年・大学4年の16年間の教養・社会適合性。キャリアデザインとは仕事を中心とした人生設計のことで22歳から60歳までの38年間の生計・自己実現・社会貢献。ライフデザインとは18歳から80歳までの人生設計のことで家族・仲間・ライフワーク・社会貢献であると解説しました。

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 国際社会で活躍している人達が受けているアカデミックデザインは、北ヨーロッパやシンガポールでは、10~12歳で分岐点が訪れるそうです。英国や欧米では個性やキャリアデザインを重視されるそうです。
日本と欧米での大きな違いは、日本は「全体底上げ」「新卒制度」「終身雇用」で、欧米は「エリート教育」「中途採用制度」「起業・転職」という三つの違いだとも。

 キャリアデザインを描く上で留意すべきことは、「外部環境を考える」「今後40年間の日本の情勢の変化を考える」ということだと強調しました。

 そのためには、目的と手段をきちんと理解することが大切だとも。目的とは実現しようとする事柄で、手段とはある事を実現させるためにとる方法。「いい大学に入りたい、いい会社に就職したい」などの考えは、手段が目的に入れ替わっているかもしれません。例えば、医者になりたいから大学に入りたい。これは大学に入るのは手段であって目的ではないからです。目的は医者になること。また、人々の健康を守るために医者になりたいというなら、医者になることは手段で、目的は人々の健康を守る事です。

 目的を達成するために、一番近い手段を考えて行動できる人は魅力的です。そうなれるように目的と手段を混同せず、目的を具体的にイメージして下さいと呼びかけました。

 経済学部卒業生の進路就職実績データ(立命館大学HP)を見ると、「商売人・商人・あきんど」といったお金と客相手の仕事をする人が多いです。そこで良い商人とは?と投げかけ、松下幸之助さんの商人に大切な3つの心得「1.お客様に喜ばれ、役に立つこと」「2.お客様の心を読むこと」「3.お蔭さまでという感謝の気持ち」と、近江商人の三方よし「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」をお話ししていただきました。

 最後に今回のテーマでもある、立命館大学のHPのTOPICS03世界とまみれて、世界を変えるRPGを抜粋して紹介して下さいました。
○いままさに旅立たんとする冒険者よ。あなたはすぐに気づくだろう、己の未熟さに。
○途方もなくひろがる世界。立ちふさがる強大なモンスター。通じない自分の技。これこそ、冒険の醍醐味だ。
○ひとつずつ目の前のミッションをクリアせよ。頼れる仲間と手を組み、冒険で身につけた新たな力とアイテムを駆使し、自分が持てるすべての力を振り絞り、立ちはだかる強大な試練に立ち向かえ。
○この世界のどこかには、5つの宝玉が眠ると言い伝えられている。その宝玉を手にしたものは、世界をも変えうる不思議な力を手に入れるという。
○さあ、いまこそ、踏み出す時。
○世界にまみれて、世界を変えろ。
全くもってその通り!大人が出来るのは環境を整えることだけです。その素晴らしい教育環境を自覚し、最大限活用して下さいと熱く語っていただきました。

 人生で大切な3つのキャリアについてお話しいただき、今自分はどの段階にあって何を身につけるべきか?を考えることが出来る講義でした。
 小林さんありがとうございました。

滋賀県中小企業家同友会
事務局員 中村 香澄

第27回滋賀県経営研究集会 開催しました

第27回滋賀県経営研究集会開催

 11月15日火曜日午後13時より、クサツエストピアホテルにて滋賀県中小企業家同友会の全県合同例会と位置づけ、第27回滋賀県研究集会を開催しました。
 175名が参加し、蔭山代表理事の挨拶からスタートしました。
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 大会テーマに「持続可能な地域経済を中小企業で創ろう!」掲げ、基調講演にアミタホールディングスの代表取締役会長兼社長の熊野英介氏を講師に『「四方良し」中小企業がつくる新しい価値創造と未来の地域づくり』をテーマに基調講演が行われました。

講演者である熊野氏は、水俣病の実態を目の当たりにし、人類は経済の発展という名のもとに環境を犠牲 にし、弱きものの尊厳を踏みにじってきたという事実から、金属資源商社としてスタートした会社を資源リサイクル、製造メーカーへと事業を展開。
 循環資源製造所を各地に展開し、資源リサ イクルネットワークを構築され、上場企業へと発展されました。しかし、水俣病や東日本大震災 の現実から、地域の人々自身が手がけ、資源や食料の地産地消型の経済循環を生み出さなけ れば未来はないと、南三陸やパラオ等での地域内資源循環モデルの構築を推進されています。
今回の講演では、大きく3つの内容で構成されており、第一は企業・社会を取り巻く商業的な環境の変化についてのお話でした。
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 三方良しを実践した近江商人の基本的なあり方から、現在の商業的な環境変化のスピード感、air bnbやウーバーなどSNSを活用した人と人の繋がりから始まる新しい事業体の劇的な成長スピードと、老舗企業の売上高の推移、そして社会的な環境の変化、シュリンクする日本経済に比例して世界的な人口増加と、アジア諸国の経済成長率など、外的・内的な要因、また市場の固定観念に囚われていては、企業の存続的な発展、そして地域経済の発展はますます厳しいものになるであろうととの見解の元、経営者はこのような時代に、どのようにアンテナを張り、そして事業や会社をどのように導いていくのか?様々な情報から未来を読み解く力が必要であるとの認識を持つことの重要性を述べられていました。

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 第二は、アミタホールディングスで取り組んでいる事業内容についてのお話でした。
 現在だけでなく未来を見据えた「未来デザイン企業」をめざされているアミタグループでは、持続可能な地域経済を企業家自ら取り組むことの重要性と認識し、それを実践されています。
 「三方良し」にひとつ加えた「未来良し」。
未来が良くなるための事業を行うこと、そ して未来を生きる子どもたちの尊厳を守ること。それを形にする、提供するのがこれからの中小 企業に求められる大きな役割であり、新しい価値創造と地域づくりにもつながります。 こういった経緯の中から地域資源を地域の中で循環する事業として、バイオガス施設の紹介、また三陸町で実践されている地域資源の循環活用の事例などを基に取り組みを紹介。
 ゴミとして処分されるものを資源として取られ、エネルギーや、土壌改良の資源として活用、地域の維持に必要な資源として還元する取り組みの重要性について講演されました。
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 そして第3は、これからの事業のあり方として、人と人が結びつく、また人と人との関わり、繋がりの中で商いを行う取り組みとして「公益財団法人信頼資本財団」についての取り組みをお話されました。
 この取り組みは、それぞれの経営者一人一人の知識・経験・バイタリティなどなどの特色を活用し、各々の事業が永続的に発展する機会づくりとしての、共感融資という方法についての内容でした。
通常の金融機関の融資と違い、融資を受けたい経営者の知見・知識等を担保とし、その会員がその知見・知識に対して無利子の融資を行い、融資先の事業主との信頼関係において社会的な形成を作り直そうという新しい動きとなります。
 参加されていた多くの経営者からは、この信頼資本財団の構想について、大きく頷き、また興味を持って聴講されている様子が印象的でした。

 資料を基に講演をいただきましたが、社会や企業を取り巻く環境変化・そして地域循環型の事業体としての取り組み、そして人が人を支える仕組みづくりと、タイトル通りの価値創造、そして未来の地域づくりの本筋が凝縮された大変意義のある基調講演でした。

立命館大学キャリア講義第7講「人を大切にする経営」(報告者 立石豊さん)が行われました。

 滋賀県中小企業家同友会と立命館大学経済学部との協力協定に基づいて大津市、草津市とも連携してスタートした同学部1回生対象の「キャリアデザイン」講義第7講が11月9日(水)16:20~17:50まで立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催され、滋賀県中小企業家同友会会員の㈱シンコーメタリコン 代表取締役 立石 豊さんより「人を大切にする経営」をテーマに講演していただきました。

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 立石さんは、1983年に大阪芸術大学映像計画学科を卒業、1985年に㈱シンコーメタリコンに入社され1994年に代表取締役社長に就任されます。
 ㈱シンコーメタリコンは、日本で最初に溶射を始めた会社です。溶射とは、金属やセラミック(溶射材)などをさまざまな熱源により加熱し、溶融またはそれに近い状態にした粒子を物体(基材)表面に吹き付けて皮膜を形成する表面改質技術です。基材を錆や摩耗、熱などから守ります。
 そんな溶射の作業はとても過酷です。夏は暑く冬は寒い、そして埃まみれの環境の中での作業です。しかし、㈱シンコーメタリコンの社員さんで泣き言を言う人はいません。それどころか、86%の社員が「この会社で働けてよかった」と回答しています。(2014年度滋賀でいちばん大切にしたい会社アンケート)世界最大手の某企業の社員満足度77.2%、日本企業はわずか7%といわれている中、86%という数値は大変高い値だといえます。

 「会社は家族」と全力で社員と向き合ってきた立石さん。今までで一番嬉しかった受賞は「滋賀でいちばん大切にしたい会社(滋賀いち)」に認定されたことだそうです。社員を思う会社の取り組みが滋賀いち認定という素晴らしい結果をもたらしました。
 どんな取り組みをされているかというと、まず社員旅行は毎年海外に行き、76名の社員一人ひとりにお小遣い10万円を支給。この社員旅行は全員参加が義務で欠席するとクビ!(今までにクビになった人はいません。)
 そして、社員の結婚記念日にホテルのお食事券&社長直筆のメッセージカードを渡すそうです。お小遣いがゼロの社員(恐妻家)の奥様に「お小遣いをあげて!」というメッセージを送ったこともあるそうです。
 さらに、社員の誕生日には、立石さんとの2ショット写真と直筆のメッセージ入りのハガキをご両親に送付。
そして、なんといっても各種手当が豊富です!夏・冬の賞与以外に決算賞与があります。儲かっても内部保留にまわすのではなく、社員皆で山分けするそうです(株)五常さん顧問の税理士さんからは怒られているそうです)。資格手当10万円、誕生日手当10万円、スーツ手当5万円もあります。これらは、すべて現金支給です。
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 年2回20分の全社員個人面談があります。自己評価制度を取り入れ、立石さん自らが面談されています。この面談ではプライベートなことも話されるそうです。
40歳になっても結婚しない社員にデートプランから結婚までプロデュース、子供の頃の夢はプロレスラーだったという話を聞けば、本物のリングを調達し、シンコープロレスを開催。さらに社内結婚されたカップルには手作りの結婚式。立石さん自らが神父になるそうです。このようなイベントの動画を見させてもらいましたが、全て全力本気で取り組まれていました。
 「恋するフォーチュンクッキーシンコーメタリコンVer.」というYouTubeにアップされている会社紹介(全社員参加)の動画も見させていただきました。そこに映っている社員の方々の表情は皆笑顔でイキイキとしています。社内のアットホームな雰囲気が伝わってきます。

 そして、育児休暇中の社員の方には、月一で“子育て面談”をしているそうです。月に一度会社に来ることで、職場復帰をする時に不安にならないようにと、戻ってきやすい雰囲気を作っておられます。

 さらに、来期からは、「イクメンファイブ」という制度を導入予定だそうです。それは、子供が生まれたら5日間の連続休暇を取得しママを助けようという制度です。

 このような様々な取り組みを通じて、社員のモチベーションが上がっているそうです。そうすることで社内の一体感が高まり、助け合いが行われ、生産性がアップし、利益も上がります。利益が上がれば社員に還元され、社員のモチベーションは更に上がるという良い循環が生まれています。
 利益を社員の喜びのために見事に活用されている、素晴らしい実践だと思います。

 ユニークな取り組みをユニークな動画で説明していただき、とても楽しく学ばせていただきました。立石さんありがとうございました。


滋賀県中小企業家同友会
事務局員 中村 香澄

滋賀県議会チーム滋賀県議団との意見交換会を行いました。

 滋賀県中小企業家同友会(以下同友会という)と滋賀県議会チーム滋賀県議団との意見交換会が11月4日(金)10時30分から11時まで滋賀県庁第5委員会室で行われました。
 同友会より蔭山孝夫代表理事、永井茂一副代表理事、石川朋之理事・青年部幹事長、廣瀬元行専務理事が滋賀県議会を訪問し、チーム滋賀県議団より10名に対応していただきました。
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 参加者自己紹介の後、蔭山代表理事は「平成22年6月に当時の民主党政権下で中小企業憲章が閣議決定され、滋賀県でも中小企業の活性化を推進する条例が制定されました。同友会と共にこの取り組みを進めていただき、勉強も熱心にして頂いた皆さんには本当に頭が下がる思いです。同友会は予算要求団体ではありませんので、滋賀県経済の活性化を担う良い企業づくりと中小企業が自律的に発展する経営環境づくりにっむけて提言をまとめております。行政、議会の皆さんも、共に推進していただきたいと願っています」と挨拶。

 廣瀬専務理事は、2017年度の県に対する要望と提案の重点を紹介。
 永井副代表は大津市の中小企業振興に関する円卓会議の構成員に中小企業の経営者が一人も入っていないことに疑問を投げかけながら、中小企業の声を集約し主人公を増やして行く視点で中小企業と地域経済の活性化を考えて欲しいと強調。
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 石川青年部幹事長は、中小企業の後継者問題に触れながら、地域経済の持続的な発展を担うのは若者であり、青年経営者も含めた地域での若者育成に力を注いで欲しいことを伝えました。

 蔭山代表理事からは、同友会が取り組む障がい者をはじめとした就労困難と言われる人への就労支援活動や、新卒者の採用・求人(共同求人活動)と社員共育の取り組みが紹介されました。
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 議員の方からは、新任教員の初任者研修で中小企業でのインターンシップを行う必要性が問われ、教員になる大半の人が中小企業の経営や役割について正しい認識を持っていないいと思われること、働くことと学ぶこと、地域社会をより良くすることを串刺しにして理解するには、中小企業がどんな理念を持ち社会に役立っているのかを最初に体験していただく必要があると説明。TPPに対する見解では、中小企業への直接的な影響が説明不足であり、経済のグローバル化が進む中ではやむないという側面と、ルールをなくし何でも市場競争で進めるやり方には懸念を持つという考えをお伝えしました。
(M・H記)

新規学卒者を採用できる魅力ある企業を目指して!2018共同求人活動参加企業を募集しています!

 滋賀県中小企業家同友会共育(求人)委員会では、「滋賀・京都で働く仲間を増やす!2018共同求人活動」に参加する会員企業を募集しています。
 企業の継続発展、将来を展望し新規学卒の採用を始めてみたい方、自社の魅力を学生さんや大学、地域の人々に発信したい方、新規学卒者の定期採用が出来る企業を目指して勉強したい方、新規学卒者の採用、就職、求人情報を発信したい方、大学のキャリアセンター・就職担当窓口との関係を強化したい会員の方は、この機会に滋賀県中小企業家同友会の共同求人活動へご参加下さい!
 採用と共育まで、一貫して取り組みます。
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 共同求人活動は、2016年度より京都同友会と共に取り組みをスタートしました。
 単なる人採り活動ではなく、滋賀の中小企業の魅力を発信し、滋賀で就職を希望する学生さんにとってより良い職業選択の情報を伝えること。滋賀で就職を目指す学生にとって自主的努力で魅力ある企業となり、学生さんや大学、地域の人々から信頼され必要とされる企業となることを目指しています。

《 活動の概要 》
◯滋賀県に就職を希望する学卒(新卒)就職・求人サイト「JOBWAY(ジョブウェイ)滋賀」と
 京都と滋賀件の求人サイト「京都・しが しごとNavi」への採用・求人情報の登録を通じて
 滋賀県の中堅・中小企業で就職を目指す学生さんに自社の採用・求人情報を発信します!
 「JOBWAY(ジョブウェイ)滋賀」
 ⇒http://www.jobway.jp/member/index.php
 「京都・しが しごとNavi」
 ⇒https://kyo-navi.com/

◯共同求人誌「京都・しが しごと仕事Navi」発行(2万部)
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◯大学就職担当窓口への訪問・PR活動
◯「社長と話せる」合同企業説明会の開催
(京都にて2017年5月頃と夏に開催予定)
◯大学の学内就職ガイダンスへの参加(共同求人として)
◯合同企業訪問活動への参加
◯採用と共育に関わる経験交流
◯4月には合同入社式(2017年4月3日開催)と新入社員研修(2017年4月4日開催)を開催。

《 参加条件 》
◯滋賀県中小企業家同友会の会員企業であること。
◯就業規則が整備されていること。
◯経営理念や将来ビジョンを考えていること。
◯「JOBWAY(ジョブウェイ)滋賀」「京都・しが しごとNavi」のデータ作成・更新作業を行えること。
◯社長(会員経営者)が主体となって活動に参加すること。
◯合同企業説明会等では社長(会員経営者)が経営理念やビジョンを語れること。
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年会費 140,000円
(年間の共同求人活動に参加する会費)

参加締切り
 2016年11月30日(水)
※お申し込み後に、滋賀の就職求人情報サイト(ジョブウェイ)及び京都しが仕事ナビサイトとパンフレットへの掲載データ作成等のご案内をいたします。

お申し込み・お問い合わせは
 滋賀県中小企業家同友会(担当 廣瀬)
 〒525-0059 草津市野路8丁目13-1
 TEL077(561)5333 FAX077(561)5334
 E-mail jimu@shiga.doyu.jp 

龍谷大学×大津市×滋賀県中小企業家同友会大津支部プレゼンツ』龍谷大学(女子)×大津市長×企業経営者 “夢の交流会を開催しました!!

2016年11月2日(水)17時~19時に龍谷大学瀬田キャンパスRECホールで大津市 人権・男女共同参画課主催の『龍谷大学×大津市×滋賀県中小企業家同友会大津支部プレゼンツ』【龍谷大学(女子)×大津市長×企業経営者 “夢の交流会】が参加者76名の中行われました。
滋賀県中小企業家同友会からは、計13社の企業、16名の参加がありました。

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最初に、経営者と学生とで分かれて、経営者の方では、大津市女性活躍推進アドバイサーの安藤 悦子氏による講演を、学生の方では、現大津市長 越 直美氏による講演がそれぞれ行われました。
その後、龍谷大学生計58名と中小企業経営者との交流会が行われました。

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学生からは、仕事についての考え方や、将来自分はどんなことをやりたいのか?など熱く経営者に話をし、経営者からも、今の中小企業の現状や、働く上で重要なこと、また社員として主体性を持って働いて欲しいなど、様々な意見交流が行われました。

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学生からは、「大企業よりも、私は中小企業で働きたいです。大企業ではどうしても歯車の一部になるような気がします。中小企業だと、自分自身が主役となっていろいろな仕事ができると思うのです!」という意見も聞かれ、今の学生の仕事に対する意識を知ることができました!

参加した経営者からは、「今の学生がどういった仕事に対する価値観を持っているのか?働くということについてどんな想いを持っているのか?そういったことを直接聞けて良かった。」という意見や、「少し学生との交流時間が短かった。もう少し学生の仕事感を掘り下げる時間が欲しかった」という運営に関する意見も出ておりました。しかし、学生も経営者も交流会が終わった後も熱は冷めなかったようで、しばらく交流会が続いておりました。

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昨今、人口減少の問題により、中小企業の人手不足が問題になっております。
滋賀県中小企業家同友会では、「国民や地域と共に歩む中小企業をめざす」という理念のもと、中小企業が地元の若い人々を雇用し、地域の雇用を守り、維持発展していく事を目指しております。
実際に学生と交流を図り、今の学生の考えや仕事感を聞ける機会というのは、今後の雇用を考える上でも非常に学びが多かったです。

また地域雇用の問題は、地元の中小企業だけでは解決できるものではありません。
市や行政、学校の連携が不可欠です。
そういった意味でも、今回、大津市と龍谷大学、滋賀県中小企業家同友会 大津支部が協力し、このような交流会が開催できたことは非常に意義のあるものでした。

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次回は11月16日(水)17時~19時より、成安造形大学にて夢の交流会が行われます!
是非会員の皆様ご参加下さい!!

記:M.R

びわ湖かがやきカンパニーvol.65 2016年11月 やわらぎ住宅株式会社

びわ湖かがやきカンパニーvol.65 2016年11月 やわらぎ住宅株式会社

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 創業30年のやわらぎ住宅株式会社。近江八幡と彦根を中心に新築住宅やリフォームを手掛け、これまでの住宅施工棟数は1700棟。中小企業家同友会の共育部門にも携わられた同社の代表取締役社長、山﨑裕基さん(滋賀県中小企業家同友会東近江支部所属)にお話をうかがいました。(取材/9月20日)

滋賀県中小企業家同友会にて「教育(共育)哲学」にふれる

 中小企業家同友会では共育部門に携われていたそうですね。

山﨑 もともと企業家の集まりやサークル活動などはあまり積極的ではありませんでしたが、縁あって2004年に滋賀県中小企業家同友会に加入し、〝共育委員会〞の委員長を務めながら県内外での講演活動などを行っていました。
 同友会の活動の中で「教育(共育)哲学」にふれ、地域社会における企業の社会的役割について改めて私自身も勉強し直すこととなりました。哲学というと難しいイメージですが、小学生のころに哲学に興味を持っていたこともあり、企業人として哲学を学ぶことに抵抗はなく、むしろ興味や知識をより一層深めることになりました。

企業発展に欠かせないこと
それは、物事の「成り立ち」や「本質」を知ること

 教育(共育)哲学とは、主にどんな考えですか。それを御社で生かされていることとは。

山﨑 今や全社一丸となった経営理念の実践は、経営者にとって共通認識となってきました。経営理念に基づき、中長期の方針を立てて努力していても予期せぬ出来事が起こったり、自社では対応しきれない社会の変動があります。このような変化著しい社会情勢をくぐり抜け、企業を未来へつなぐためには、経営者が、また社員の一人ひとりが「物事の理」を知ることがとても大切であるということです。「そこに至る」には、必ず「理由」があるのです。壮大なスケールになりますが、宇宙の中での地球、地球の中での人類、人類の中での世界、そして日本、私た
ちの暮らし。広い視野で今起こっている事柄の根本、理由を知ることで進むべき方向や道筋が見えてきます。
 たとえば、当社の建築業に当てはめると、家づくりおいて、何のためにつくり、それを設置するのか。やわらぎ住宅が2020年までに推し進める地球環境に配慮したゼロエネルギー住宅、施工費用を抑え子育て世代が無理なく快適な暮らしができるよう工夫された住宅、暮らしを楽しむためにデザイン性を重視した住宅。住む人がどんな暮らしを望んでいるのか、それにはどんな家が必要なのか。その設備、その家をつくる理由をつくり手と住まい手であるお客さまが十分に理解し、共通の認識を持つことで、本当に満足できる家をご提供することができるということです。
 厳しい経営環境の中では、社員一人ひとりの現場での判断が求められます。経営者だけでなく、社員たちの自覚と学びが企業を成長させ、そして地域社会や世界を創っていくのだということを私は社員に説き続けています。

仕事に携わる人たちを支え
社会、そして世界を創造
壮大なビジョンで邁進

 今後の御社の展望とは。

山﨑 私たちがご提供する「家」とは、お客さまの暮らしのお悩みやお困りごとを解決し、新しい家で実現したい夢を叶えることです。それは単なるモノではなく、日々の仕事の疲れを癒し、家族を幸せにし、社会の基礎を育みながら生きる上でのベースを築きます。
 このような重要な役割を担い、お客さまにとって生涯で最も大きな買い物でもある「家」づくりをお手伝いできることに、私たちは大きなやりがいと強い責任感を感じています。
 また、家を建てることは、建築工事に関わる多数の職人の方々や業者さまの仕事を生み出します。住宅取得と共に、新たな車や家具、電化製品などの購入や買い替えを促し、地域経済を活性化させるものでもあります。そして、家が売れることによってわが社の社員に給料を支払うことができ、社員の暮らしを支え、家族が幸せになるお手伝いができます。
 創業30年、これまでに建ててきた住宅は1700棟。これからも仕事を通じて社会に貢献し続けることが私たちの使命だと考えています。
 そしてこれからは、これまでの見識を生かして私なりに物事を判断し、日々の実務に携わる後進たちの進むべき方向を導いていけたらと思っています。

やわらぎ住宅株式会社
近江八幡市鷹飼町北3丁目17-4
TEL:0748-32-0080
http://www.yawaragijutaku.co.jp/

「びわ湖かがやきカンパニー」に掲載希望の会員様は、同友会事務局までご連絡ください。
お申し込み多数の場合は、理事会等で掲載順を決めさせていただきますのでご了承ください。

滋賀県中小企業家同友会事務局
TEL 077-561-5333