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2015年度 支援の軸を定める連続研修会の最終講が行われました。

最終講報告書

2月12日(金)13:00~17:00、コミュニティセンター野洲にて、滋賀県中小企業家同友会ユニバーサル委員会、ならびに滋賀県社会就労事業振興センター共催 2015年度 支援の軸を定める連続研修会の最終講が開催され、8名が参加しました。
これまでの講義の集大成として、受講生3名から各々の「私の指針書」の発表が行われました。
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指針書は、
1.指針書の作成にあたって
2.私の指針
3.事業(所)の指針
4.私の計画
の4つから構成されています。
1については、これまでの3講の中で検討してきた自らの「支援の軸」への思いを言葉にしていただいています。2では、受講生自身の働く目的を明確にしたうえで、その目的達成のために組織で果たす役割の明示です。3では、自らが働く事業所の目的を整理します。4では、前項の事業所の目的と自らの働く目的を整理し、実行計画として記載します。
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それぞれの受講生がこれまでの講義の内容を何度も見直し、自らが携わる仕事とは何か、支援とは何かを悩み、自らの「支援の軸」について考え抜いた結果としての指針書が提出されました。
講師陣も受講生が作成した指針書について、中身の確認を行うとともにそれぞれが今後の「支援の軸」となり、働く目的を見失わないようにアドバイスを行いました。
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 昨年10月から開始された、本研修も今回をもって終了となりました。今回で4年目に入り、これまでの連続研修会から変更して実施した点もいくつかありました。次年度以降の開催に向けて、本研修がより一層よいものになるよう、受講生からの意見も踏まえて次年度以降も開催していきたいと思います。
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文責:朽木

2015年度 支援の軸を定める連続研修会の第3講「事業所の将来像と自らの事業所でのあり方を検討」

第3講報告書

1月15日(金)13:30~17:00、コミュニティセンター野洲にて、滋賀県中小企業家同友会ユニバーサル委員会、ならびに滋賀県社会就労事業振興センター共催 2015年度 支援の軸を定める連続研修会の第3講が開催されました。今回は、講師陣として6名、受講生3名が参加しました。
今回は、第1講で検討した「私の価値観、私の働きがい」、第2講で検討した「事業所の存在意義、強みと弱み」を改めて振り返りつつ、事業所の将来像と自らの事業所でのあり方を検討しました。検討に当たっては、事業所全体から携わるビジョンを確認し自らが事業所に対して果たす役割を明確にしつつ、事業所にて自らがどのような役割を果たしていくのかが検討されました。
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今回第3講目ということもあり、参加者の中には「事業所が社会の中で果たす役割」を明確にしつつ現時点で自分ができること、今後していかなければならないことを整理・報告した方もおられました。
講師陣からも、「福祉事業は障害のある方に対して支援を行っているように思えるが、社会に支援が充実するにしたがってよりノーマライゼーションからは遠ざかる」といった指摘や、「工賃向上が目的、果たしていきたい役割と考えているが、障害のある方が受け取る工賃が向上した場合、障害のある方はどのようになるのか?」といった意見交換も行われました。
参加者の感想からは、「工賃向上という切り口から『目的と目標、手段』の違いを改めて感じることができました」、「障害のある方の将来を考える際に、事業所と私が果たす役割について、改めて今回までの課題を再度確認したいと思います」といったコメントが見られました。

 次回は2月12日(金)コミュニティセンターやすにて開催されます。最終稿となり、各々が作成した「私の指針所」の発表と内容の検討、決意表明が行われます。


文責:朽木

2015年度 支援の軸を定める連続研修会の第1講が開催されました。

第1講報告書

11月20日(金)13:30~18:30まで、コミュニティセンター野洲にて、滋賀県中小企業家同友会ユニバーサル委員会、ならびに滋賀県社会就労事業振興センター共催 2015年度 支援の軸を定める連続研修会の第1講が開催され8人が参加をしました。
 ここから第4講まで、受講生からの提出課題を基に議論を深めます。
 今回は第1講、受講生3名から提出された最初の課題を基に進めました。
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 課題は、経営指針を創る会 課題シートを福祉関係者向けに再構築したものを使用しています。第1講の主な課題は「『私の価値観』検討シート」と題して「あなたの働く目的はなんですか?」といった点を中心に、自身の仕事と自らの価値観を重ねながらの討論となりました。
 参加者の感想からは、「正解がない中で、自らの価値観と今一度向き合いながらいただいたキーワードを基に自分と向かい合いたいです」、「他の事業所、他の参加者それぞれが違った考え方であり、特に事業所としてどういった方向性を持って仕事をするのか、そこをしっかりと把握することが大切だと思いました。」、「今一度、自分自身の働き方、事業所は何を求められているのか、事業所が目指す方向性、すべてがあって仕事が成り立っており、それらをより深く考えたいと思います」といったコメントが見られました。
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 次回第2講は、同じくコミュニティセンターやすにて第2講課題シートの検討が行われます。

文責:朽木

第18回障害者問題全国交流会 in 愛媛が行われました~人を生かす経営の本質を深める!~

 中小企業家同友会全国協議会が主催し、愛媛同友会が開催担当の第18回障害者問題全国交流会が10月22日(木)13時から翌23日(金)12:15分まで松山全日空ホテルをメイン会場にして開催され全国41の同友会から約630名が参加。都市部以外の開催としては、最大規模での交流会となりました。
 今回のメインテーマは、「共に学び、共に働き、共に暮らす地域を創る!」です。障害者を取り巻く諸問題を切り口に、各同友会で取り組まれている人を生かす経営の学びと会員企業での実践課題を交流し、真摯に学び合い、着実な努力を積み上げ、人が生きる地域づくりへと繋げることを開催の以後として取り組まれました。その成果が630名の参加へと繋がったのだと思います。
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 第1日目の開会式は、福島同友会のサンベンディング福島さんで働く本田知美さんによる「ジュピター」の熱唱でスタート。知的障害を持ちながら仕事と音楽活動に取り組まれる本田さんの歌声に、心を打たれました。
 山本万喜雄氏(愛媛大学名誉教授 聖カタリナ大学教授)の問題提起では、「人間って、いいな、生きていて、良かったなぁ」という思いを伝えるために仕事をしてこられた氏の半世紀を振り返りつつ、「1歳半の小さな子どもでも『これ食べて』では食べたがらない。『どっちが食べたい?』と問うと、選んで食べてくれる。子どもも大人も押しつけられることはイヤ。子どもが主体者です、でも子どもはダダを捏ねます。そのことして、を面倒くさい!ではなくて楽しむことが出来ると、子育ては面白くなります」と子育てを例に出して会社の共育ちに取り組む経営者の姿勢を問い掛けられました。
 さらに、共育ちを面白くするために視点として、人が起こす否定的な現象の中から肯定的なことを見いだす目を持つこと。自分の中にある「これが正しい」という価値観に人をはめ込むことなく、相手の背景を含めて丸ごと捉えることで、その人の可能性に心を寄せる力が必要であることも問い掛けられました。
 「この会社は君たち社員のものだ。だから働く人とその家族を幸せにすることが私の、我が社の使命なんだ」というある社長の言葉を紹介しつつ、一方で「新入社員はクズだ。君たちは会社に利益をもたらさない」と入社式で挨拶をしたあるブラック企業の経営者の存在も指摘しました。
 人を生かす経営の実践に結集する我々が、上記のようなブラック企業を許さない決意と実践、さらに障害者を人為的に生み出す戦争を起こさない、平和と民主主義を守り育むこともまた問われていることを実感しました。
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 第4分科会では「障害者雇用が継続する「鍵」は企業・家庭・支援機閑(者)の連携」をテーマに、阿部修一氏(愛媛大学総務部人事課 環境整備室 室長 愛媛同友会会員)より特別支援学校の教員として、過去30年間の生徒の進路を指導し、その中から障害者が一人の社員として働き続けられる条件を学びました。
 阿部氏は、会社に人を育てる理念があれば、「やめたくないのに、やめずに済んだ」障害者がたくさん居ることを指摘。社長にその思うがあっても、代替わりで息子さんが社長になり、利益と効率化を優先する方針を出したことで矛盾が社員の中に広まり、仲間であるはずの社員が障害のある社員に対してノロマ、はよ働け!と暴力を行う職場に変わってしまった事例を報告されました。 

 この様に、生産性を最優先する事業体では離職が多い反面、人間性を重視するところでは、定着率が高いことが数字で明確に示されました。
 人間性重視とは、障害者も仲間であるという考え方が社員にも広がっており、障害があっても本人に働く意志があり、障害の適性にあった仕事があるならば、有能な社員になり得るという科学に裏打ちされた捉え方です。
 さらに「あいつは○○が出来ない!」ではなく「○○が出来る」というように捉えること。
 5年以上継続雇用されている会社の特徴としては、
1.障害者に配慮している
2.職場に仲間意識がある
3.障害者も必要とされていることを実感し充実している
 ことだとまとめられました。

 このあとの討論では、会社や組織で人が育つためにどのような配慮や仕組みがあるかの経験を交流しました。

 障害の有無にかかわらず、人が生きる企業づくりの原理原則を学んだ分科会でした。

 学びのあとの交流会、滋賀の参加者一同心から交流することが出来ました。
 この連帯の力を、2019年10月予定の第20回障害者問題全国交流会IN滋賀へと綱が手間いりましょう!
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(M・H記)


第18回 障害者問題全国交流会in愛媛 参加報告

滋賀県中小企業家同友会
ユニバーサル委員長 田井 勝実

 10月22日(木)・23日(金)の両日 愛媛県松山市で開催されました表記交流会に参加しましたので報告いたします。
滋賀からは総勢12名で参加致しました。聖カタリナ大学教授 山本万喜雄氏からの問題提起に続き、各分科会(5分科会+特別分科会)に分かれ参加しました。
 次回19回は広島(福山開催)が内定したとの報告がありました。

 全大会の問題提起では、『共に育ち合い、働いて元気になる~同友会運動における障害者雇用を考える~』と題しての報告でした。
私が一番印象に残ったのは、『子供の嫌は、その事が嫌なのではなく押し付けられるのが嫌』『指導とは、相手が自らやってみようと思うための働きかけ』だということです。これは、大人にも言えることだと思います。自社の共育ち活かす視点だと思います。

 第3分科会は、広島同友会(福山支部)の取り組みです。『初めての障害者雇用は、学校と企業の連携から始まった。~「働きたい!」生徒の夢がかなう地域づくり~』と題してパネルディスカッションが行われました。
 広島県の高等支援学校の就職率は、全国ワースト1だったそうです。その改善策として職業コースが開設され、就職を希望する生徒の就業に向けた取り組みが実践されました。この施策の中で、今年度滋賀でも始まった技能検定制度を全国の2例目で取り入れられ、子供たちも親も「私もできる」という思いが形成された。『どうせ無理』から『できる』という思い、生徒も親も内面から変化が芽生えたそうです。
このような背景の中、立ち上がった同友会の障害者委員会の取り組みとして、すでに確立している共同求人活動を障害者に広げようとされ、支援学校との連携が始まりました。最初は経営者が支援学校を参観する『企業参観日』を設け、障害者への認識を高めていかれました。多くの企業経営者は、『この子が障害者?』という感想をもつ経営者が多かったようです。
 次に先生に企業の現状を認識して頂こうと、観光バスで1日4社の見学会を年一回実施され、先生の目で『この仕事ならうちの生徒にできる』というような視点を持ってもらえるようになったそうです。そして企業体験の申し込み。それを受けられた企業の多くが、是非その子を採用したいと思われたそうです。
 その子供たちの中には、『他の企業も体験実習を受けてから決めます』という子もいたそうです。中には、多動の子で一つの仕事が10分程度しか続かず、いろいろ仕事のやり方を変えたが、結局辞めた子がいます。しかし、そこの社長さんは「その子のお陰で会社が本当に良くなったと」言われており、今もその子に復職をオファーされているとのことでした。
 広島もそうですが、障害者の現状を企業経営者にまず知ってもらう。この取り組みを積極的に展開されたことが大きな成果につながっています。
滋賀同友会でも職場体験受入企業情報のWEB公開を目指していますが、まだまだ周知できていません。しっかりと周知し、受入の条件と環境を整備(実習する障害者と企業の現場のサポート体制など)し、まずは知ってもらうことを進めて行きます。
 グループ討論では、広島の能登社長(副代表理事)がおられました。上述の復職をオファーされている方です。また株式会社で就労移行事業されている2社、人材派遣業がおられました。就労移行に取り組まれている方に『利用者の方を自社で採用されますか』と質問したところ、少し答えに窮されていたことが印象的でした。
もう一社の就労移行されている方は、惣菜屋を主体に行っておられます。年月は必要ですが、自社登用を考えておられるとのことでした。
 グループ討論テーマは、『地域の中で身近なつながりをどう作っていきますか』でした。更に口頭説明で、『支援学校を卒業する生徒の就職に当たり』という前提が追加され、非常にハードルの高いテーマが提示されました。
ますは、周知といおうことで滋賀の取り組みを少しでも広げていきたいと思います。

 2日目、内田委員長の行動提起の後、アピール文が採択されました。
この中で障害者だけでなく『就労困難者』という表現がありました。(詳細は別紙参照)
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 今回の交流会に参加し、勉強になったこと、ますます解らなくなったことがあります。
障害者や就労困難者の就労は、実現しないといけない大きな課題であり、そのための研修場所である就労移行事業は大きな役割を担っています。そのため、就労事業をされているところに自社の仕事を発注するのも大きな意義があります。
 しかしながら、その発注単価は決して高くないものが多いと想像します。自社の製品に価格競争力をつけるために製造工場を賃金の安い海外に移転することと同じように、健常者の賃金では利益の出ない仕事を障害者の方にお願いをしているのではないだろうか。もしこんな思いであれば、本当に強い経営と言えるのだろうか。こんな風に書くと、健常者には健常者にしかできない仕事をすべきであり、経営者はその仕事を創る責務があると、言われるに違いありません。実際に仕事を創ることは大変です。例えば『この事務仕事は障害者の方にやって頂きます。貴方は明日から営業です。』と言ったら、その人はきっと辞めるでしょう。いくらあなたは営業に向いていますと言っても、営業経験のない人は、きっと『首』を切りたいのだと判断してしまうのではないでしょうか。
 上述したように、障害者雇用は大切ですが、障害者雇用を目的としたり、経営者の思いだけで走ってしまうと、本質(人間尊重の経営実践)を見誤るのではないかと考えます。
 これが私の今感じている違和感であり、理解しなければならない点だと感じてみます。

以上
ファイル 1507-5.jpg          アピール文

第4回人を生かす経営全国交流会in長野 参加報告(第3分科会)

11月20日・21日の2日間 長野市にあるメルパルクNAGANOで開催された第4回人を生かす経営全国交流会in長野に高橋信二さん、荷宮さん、竹林さんと参加しました。竹林さん以外の3名は、第3分科会 『違いを認め合い、個性を生かす社風を目指して~障がい者雇用を通して、共に育つ原点に気付く~』と題し、(株)ウエキ伝導機(長野同友会)植木社長を報告」です。
グループ討論テーマは、
①障がい者は企業経営の戦力になり得ると考えますか?
②違いを認め合い個性を生かす社風づくりに向けてどう取り組みますか?
障がい者とは何という討論から入りました。端的に障がい者手帳を持っている人のことですが、しっかり挨拶のできる障がい者、挨拶ができない健常者、発達障害と思われる人など障がい者手帳を持たない方との違いがハッキリしません。障がい者という区分自体に意味がないのではないでしょうか。この意味から障がい者とは『働くことが困難な人』と定義づけることが妥当だと考えます。

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障害も個性ということをよく聞きますが、その個性を生かすことが企業成長のポイントになります。中小企業の場合、社会貢献としての障がい者雇用では経営を圧迫しかねません。私たち経営者は、主人公(戦力)としての障がい者雇用を前提としなければならないことを実感しました。高等養護学校の先生の言葉として、障がい者に対し、仕事の配慮の必要はありません。しかし障害への配慮をお願いしたいとのことです。障がい者ができないと思うのは、私たちの先入観でしかないようです。ウエキ伝導機さんでは、利益という観点から考えると厳しい状況であるが、障害に合うように作業工程を見直すことで、不良の軽減につながったり、社員同士の仕事の考え方も良い方向に変わったり、社長の仕事だった、障がい者の仕事づくりが、いつの間にか、他の社員が仕事を与えていたり、社員の自主性向上しているようです。障がい者の方の仕事を100%確保するのは、彼の作業速度の向上もあり難しいとのことです。私が障がい者雇用を考えるとやはり同じ問題に突き当たると思います。
一方、障がい者の得意な分野を積極的に製造工程に組み込まれ、経営されている方がおられました。『当社は福祉団体ではない』という発言に感銘を受けました。

また、障がい者が活躍できる場として、サービス業・製造業の多いようです。滋賀県には福祉施設が沢山あり、多くの障がい者の方が社会参加を希望されています。その人の特性を生かせば、『働く事が困難な人』でも働けるということを、会員各位に周知することが使命だと再確認できた分科会でした。

記:田井 勝実氏(滋賀ビジネスマシン㈱ 代表取締役・ユニバーサル委員長)

障害者問題全国交流会に参加してきました!

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第17回 障害者問題全国交流会が2013年10月24日13時から25日12時まで、神奈川県横浜のロイヤルホールヨコハマで開催されました。滋賀からは4名が参加しました。
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本交流会は、「共に働き、育ち合う、その素晴らしさを広げよう!~知らないから見える壁 知ることでなくなる壁~」との目的のもとに開催されました。サブタイトルにもあるように、「障害者」などの「働きづらさを抱える方」と経営者がどのように向き合うか、経営者自身どのように社会とつなげる役割を果たすのかを根底に据えながら、全体会・分科会・記念講演が行われました。
全体会の問題提起には、横浜市立大 影山教授による障害者雇用によってもたらされる企業への好影響について統計的に示されました。一般的に障害者雇用は「ハイリスク・ローリターン」と考えられがちですが、そうではない日本理化学工業などの事例を交えて報告されました。障害者雇用に取り組めていない企業が、障害者雇用に対して持つ壁を取り払うきっかけとなる、前向きに考えることのできる報告でした。
分科会は、以下の7つが開催されました。
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■第1分科会 知的障害者に導かれた企業経営から皆働社会実現への提言
 日本理化学工業㈱ 取締役会長 大山 泰弘氏
■第2分科会 40年間の戦力として 共に学び、育つ 社風づくり
 ㈲エス・ケイ・フーズ 取締役 中村こずえ氏
■第3分科会 『人を生かす経営』を地域の文化に山城障がい者就労サポートチーム調整会議(通称・はちどり)の取り組み事例から学ぶ
 5会員の共同報告
■第4分科会 働くことで社会とつながる一人ひとりの可能性が気づかせてくれた「よい会社」とは
 タイヨー機械㈱ 代表取締役 小出晶子氏
■第5分科会 多様な人がいきいきと働ける会社について本音で語ろう!みんなちがって、みんないい
 5会員の共同報告
■第6分科会 困難を抱える若者をどう支えていくか ~急増する「ひきこもり・ニート」と経営者はどう向き合うか~
㈲エルムアカデミー代表 矢沢宏之氏
■第7分科会 障害のある方と共に、働く喜びを感じる ~企業と福祉の接点と展望~
山崎コンクリート工業㈱ 代表取締役 山崎宗良氏

私は、今回障全交にて初めてテーマとして取り上げられた、「ニート・引きこもり」支援に関する第6分科会に参加しました。取り組む東京同友会 ㈲エルムアカデミー代表 矢沢氏より報告・G討論を行った。「生きづらい」世の中である旨が強調され、だれしもがひきこもる・無業状態に陥る可能性があり、伴走型支援の重要性を説かれました。あわせて発達障害の疑いのある方の支援についても他の会員企業と協力して支援を行っていく、また独自にNPOを設立されて対応していることもあわせて報告。G討論では、「生きづらい」世の中に生きる弱者(若者のみならず)をいかに生きやすい世の中としてゆくか、企業・支援者・福祉の三方向から考えるきっかけとなりました。
 記念講演では、湯浅誠氏を迎え「全員参加型社会をいかに構築するか」のテーマのもと、そのもつ意味と方法を講演いただきました。特に、「問題を他者のせいにする(あの人は○○だから悪い)」と考えること自体が、他人とのかかわり(湯浅氏曰く「対人対応力」)についての能力が欠如するということ。問題を自発的に考えない限り、今後社会的弱者も含めた全員参加型社会の構築は難しい旨が報告されました。私自身、社会に起こる課題を「相手が○○だから」と考えがちであり、再度自らが思い描く世の中を実現するために現在の仕事に取り組んでいる、それを再確認する場となりました。
「自分の課題に置き換えること、自らの問題として取り組むこと」
それによって、より良い社会・よりよい世の中が構築できるものであると感じた2日間でした。

文責:同友会事務局 朽木弘寿

2013年度 支援の軸を定めるための連続研修会 開催中です!

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 2013年6月7日より、2013年度支援の軸を定める連続研修会が開催されています。

 今年度は全3講とオリエンテーション、最終報告会の全5回の講習を4か月かけて行います。全3講はそれぞれ丸一日かけて、分科会・報告・G討論を行う非常に濃い一日となっています。

 各講では、事前に配布した課題シートを基にした分科会と、講師の報告・グループ討論を行います。
 第1講は、7月6日に開催され、高橋信二氏(NPO法人 就労ネットワーク滋賀 スーパーバイザー)より『幸せの見える共生社会創り』について報告いただきました。
 第2講では、青木孝守氏(株式会社あぐり進学 代表取締役)より
『指針経営と社内共有』と題して、経営理念・経営方針・経営計画について熱く報告いただきました。
 次回第3講は、8月24日に行います。講師には、宮川卓也氏(宮川バネ工業株式会社 代表取締役)にお越しいただき『リーダーとしてのマネジメント』と題して報告いただく予定です。

 また本研修の受講を契機として、陽だまり( http://hidamariyasu.shiga-saku.net/) 所長の攝津相氏(せっつ そう)も入会をいただきました。ありがとうございます。

大津若者サポートステーション開所式が行われました

滋賀県中小企業家同友会が厚生労働省より認定を受け行っている地域若者サポートステーション(サポステ)事業の大津相談所開所式が6月4日(火)午前10時30分から行われ、大津市市民部分か・青少年化の吉川裕子主任、滋賀県労働雇用政策課終業支援室の茂森直紀主事、ハローワーク大津の谷口寛学卒ジョブサポーター、ヤングジョブセンター滋賀の山田栄藏所長、おおつ働き・暮らし応援センターの白杉滋朗センター長、滋賀県中小企業家同友会の廣瀬元行専務理事が参加しました。
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大津地域若者サポートステーション事業の橋本剛統轄コーディネーターを司会に開会。朽木弘寿サポステ運営総合マネージャーがサポステ事業の概要を説明。H24年度全国116カ所で行われていたものが、H25年度には149カ所に拡大され、滋賀は草津に1カ所だったものが大津に新たな拠点が設けられたこと。ニーと・フリーターな年々増加しており、15~39歳までの若年無業者は全国で大凡80万人、滋賀では8,000人と推計されていること。この様な中で、滋賀のサポステはH24年度2月実績で相談者に対する進路決定率が全国第3位(1位は東京)であること。これは、滋賀県中小企業家同友会(会員企業数600社)が共に育つ企業づくりという理念をもとに職業的自律を進めるための就労体験の受け皿となっていることや、福祉的支援が必要な相談者(何らかの障害を持っている)には、働き・暮らし応援センターなど福祉的支援を進める関係機関と密接に繋がって個別の対応を行っている成果であると強調されました。
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大津サポステでは、新たに大学や高校、教育委員会との連携を強め、出張相談を通じて、就職に向けたよろず相談(模擬面接やエントリーシート作成、コミュニケーションの仕方、職場体験など)や、中途退学者の学び直しの相談にも対応してゆきます。

滋賀県中小企業家同友会では労使見解の精神である人間尊重の経営、社員の多様性を強みとしていかし、地域の幅広い雇用を担い、共に学び共に育つ経営を実践するために、サポステ事業に取り組んでいます。
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会員の皆様が、働くことを通じて成長し、社会へ参加し自立をめざしていくサポステ事業にご協力をいただき、会社の魅力、共育力を高めていただくことを期待しております。(M・H記)
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平成24年度 高等学校進路指導研究会 特別支援部会 就労支援研究会にて同友会より三氏が代表して報告しました!

 平成25年2月12日火曜日、10時より野洲養護学校にて「平成24年度 高等学校進路指導研究会 特別支援部会 就労支援研究会」が開催され、ユニバーサル委員会より、高橋信二副委員長(滋賀県社会就労事業振興センター センター長)、小島滋之氏(八身福祉会 施設長)、荷宮将義氏(しあわせ作業所 所長)が話題提供を行いました。

ユニバーサル委員会では、高進研から、間宮先生(野洲養護学校教諭)、宇野先生(甲南高等養護教諭)にご参加いただき、企業と養護学校の連携に関する議論を積み重ねてきました。その一環として、就労支援に携わる方が中心に参加をされる本研究会での報告となりました。

高橋氏からは国・県の就労施策の状況、小島氏からはA型作業所の現場と学校それぞれの役割について、荷宮氏からは地域で支える視点についてそれぞれ報告がありました。

 意見交換では、「今後の養護学校の進路教育の在り方」や、「実際の進路先としての作業所の今後の見通し」や広く厚生労働省の目指す方向性など様々な議論が交わされました。12時終了予定が大幅に遅れるほど白熱した議論となりました。

 今後もユニバーサル委員会では、サポステを中心とするニートフリーターの課題、障害者の課題、ひとり親など様々な課題を抱えられた方についての議論を行っていく予定です。

「ユニバーサル委員会に一度参加してみたい!」

そんな思いをお持ちの方はぜひ事務局(担当:朽木)までご一報ください!

滋賀県中小企業家同友会ユニバーサル委員会 2012年度 第6回委員会 及び 特別支援学校進路指導の課題整理について懇談

 2012年12月17日(月)16時より滋賀県社会就労事業振興センターにて第6回ユニバーサル委員会が行われました。高橋副委員長をはじめとして、9名が参加しました。

 開会挨拶では、直近に行われた選挙が話題となり、自民党政権の動きに関して「今後、大型の補正予算が組まれるが、その際に滋賀県の立ち位置として嘉田知事の国政関与もあるので、今後注意してゆく必要がある」と発言がありました。嘉田知事が党首兼首長という不安定な立場である点などから今後国政との関係で何かしら県政に影響が出てくるものと考えられるためです。

 このような話をしつつ、報告事項に入ります。
報告事項については、第6回理事会、新春例会、福岡全研、定時総会とそれに伴う議案書作成について報告がありました。次回第7回委員会で議論することも確認されています。
 また、今年度ユニバーサル委員会が取り組んできた、「支援の軸を定めるための連続研修会」についても報告がありました。受講生に1月25日前後にフォローアップを開催し、運営については、支援軸事務局(小島氏、荷宮氏、城氏、朽木事務局員)が行っていくことが確認されるとともに、次年度に向けての総括を作成することも確認されました。

続く協議事項では「希望者全員65歳雇用確保達成事業」について、「高進研障害児部会 就労支援部会」について中心に議論されました。
65歳雇用確保達成事業については、根本である「目的と目標」について再度確認を行いました。そのうえで、具体的に会員企業に対して「65歳雇用の重要性」をいかに訴えていくのか、そのリスク等をいかに説明するのかが、平野氏よりありました。この意見を基に、竹林担当事務局員が再度事業の運営について取り組むことが確認されました。
高進研障害児部会 就労支援部会については、甲南高等養護学校の宇野先生より報告がありました。
 高橋副委員長が講師を引き受けられていますが、その際に話す内容について検討されました。特に就労以降支援事業所の実情と今後の動きについて、その支援者の実情などを離すことが検討されました。本件は継続してユニバーサル委員会で議論されることが確認されました。
 最後に次回、総会議案書のユニバーサル委員会の部分を議論することが確認され閉会しました。

≪次回ユニバーサル委員会日程≫
と き: 2013年 1月 16日 15:00~17:00 
ところ: 滋賀県社会就労事業振興センター  

 (滋賀県地域若者サポートステーション 総括 朽木 弘寿 記)

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