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滋賀県中小企業家同友会 第38回定時総会を開催しました

4月27日水金曜日、午後2時より、コラボしが21、大会議室にて滋賀県中小企業家同友会 第38回定時総会が開催され、会員他、118名が参加しました

 第1部の総会議事は、寺田 俊介氏(大津支部所属㈱ドリーム)を司会に開会。滋賀県、大津市、中小企業家同友会全国協議会から祝電のメッセージが披露されました。
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濱本 博樹氏(大津支部所属(有)浜本新聞舗)を議長に選出し、進行しました。
 2015年度の活動報告(坂田代表理事報告)と収支報告(大原事務局長報告)、会計監査報告(平野監査)行われました。
2015年度方針を蔭山代表理事より提案。人を生かす経営を再度確認し、経営者の責任を自覚し、社員と共に良い会社をめざし、活力ある地域づくりの担い手にと提案がありました。
併せて2016年度予算(大原事務局長提案)、方針の実践を担う新役員選出(岩部選考委員長提案)など、全議案を参加者の拍手を持って決議しました。
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 総会終了後、第1回理事会が開催され、代表理事に蔭山孝夫氏が再任されました。

◯滋賀県中小企業家同友会 2016年度役員名簿   (順不同)
 相談役 岩部 英世 法面プロテクト㈱ 取締役

 相談役理事 坂田 徳一 ㈱坂田工務店 代表取締役
 代表理事  蔭山 孝夫 滋賀建機㈱ 会長
 副代表理事・総務担当 宮川 卓也 宮川バネ工業㈱ 会長
 副代表理事・例会組織活性化委員長 井内 良三 ㈱タオ 代表取締役
 副代表理事・新産業創造委員長 坪田 明 大津発條㈱ 代表取締役社長
 副代表理事・人を生かす経営担当 永井 茂一 ㈱ピアライフ 代表取締役
 高島ブロック長 川原林 弘康 ㈱川原林工務店 代表取締役
 大津支部長 村田 健二 ㈱村田自動車工業所 代表取締役社長
 湖南支部長 北野 裕子 ㈱エフアイ 代表取締役社長
 経営労働委員長 服部 兼一 服部コンサルタント事務所 代表
 ユニバーサル委員長 田井 勝実 滋賀ビジネスマシン㈱ 代表取締役社長
 青年部幹事長 石川 朋之 ㈱HONKI 代表取締役
 中同協青年部連絡会担当 蔭山 啓介 滋賀建機㈱ 取締役本部長
 甲賀支部長 川崎 博治 ㈲ワークロード 代表取締役
 東近江支部長 嶋田 裕士 ㈲島田家具工芸 代表取締役
 経営研究集会担当 蔭山 大輔 滋賀建機㈱ 専務取締役
 政策委員長 高橋 信二 NPO法人就労ネットワーク滋賀 スーパーバイザー
 北近江支部長 青柳 孝幸 ㈱PRO-SEED 代表取締役
 共育委員長 小田柿 喜暢 大洋産業㈱ 代表取締役
 専務理事 廣瀬 元行 滋賀県中小企業家同友会 専務理事
 事務局長 大原 学  滋賀県中小企業家同友会 事務局長

 会計監査 青木 孝守 ㈱あぐり進学 代表取締役
 会計監査 前出 博幸 前出産業㈱  代表取締役


 引き続き、105名が専門委員会設営の分科会にそれぞれ分かれました。

 第1分科会は、経営労働委員会が担当し、「経営指針を創る会」の第1講目に行う、経営理念の作成場面が分科会で再現され、受講生とOB団の真剣な討論を目の当たりにしました。
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 第2分科会は、共育委員会が担当し、昨年発刊された、月間「共育ち」を使った模擬研修が行われました。テーマは「幸せについて考える」で、資料をもとに各グループで議論され、社内での研修の進め方などを学びました。
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 第3分科会は、ユニバーサル委員会が担当。報告者に㈱駒月の岸村源治社長より「人が輝けば企業が輝く!働く人の個性が力に」をテーマに経営体験報告が行われ、障がいのあるなしや、言語の違いを超えて働きやすき企業づくり、それを支える地域の関係機関との連携に学びました。
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 第4分科会では、例会・組織活性化委員会による、支部活性化の実践報告が行われ、各支部の活動の違いや課題などが議論されました。

 初めての日常活動をメインにした分科会でしたが、自社の発展のみでなく同友会運動の前進が自社の経営や地域が良くなることが確認された分科会でした。

滋賀県中小企業家同友会第37回定時総会を開催しました

4月24日金曜日、午後2時より、八日市ロイヤルホテルにて滋賀県中小企業家同友会 第37回総会・記念例会が開催され、115名が参加しました。

 第1部の総会議事は、嶋田 裕士氏(㈲島田家具工芸代表取締役)を司会に開会。
 小島 滋之氏(東近江支部所属・社会福祉法人八身福祉会 施設長)を議長に選出し、進行しました。
 2014年度の活動報告(坂田代表理事報告)と収支報告(大原事務局長報告)、会計監査報告(平野監査)行われました。
2015年度方針に「指針経営の実践で地域にアテにされる企業と同友会づくりを推進しよう!」をスローガンとし、2015年度活動方針(蔭山代表理事提案)と予算(大原事務局長提案)、方針の実践を担う新役員選出(岩部選考委員長提案)の、全議案を参加者の拍手を持って決議しました。
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 総会終了後、第1回理事会が開催され、代表理事に蔭山孝夫氏、坂田徳一氏が再任され、副代表理事に新たに井内良三氏(㈱タオ代表取締役)が選出されました。
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 引き続き、記念例会が開催され、滋賀県商工観光労働部部長、福永 忠克様、東近江市市長 小椋正清様より、祝辞をいただき、地域の資源を活かした活性化を期待したいと話されました。
 その後、2014年度滋賀でいちばん大切にしたい会社の発表が行われ、甲賀支部の㈱シンコーメタリコンが認定され、代表取締役 立石 豊氏は、「滋賀に移転して20年、一番うれしい出来事です。さらに家族としての社員と協力し、日本でいちばん大切にしたい会社にもチャレンジしたい」と感想がのべられました。
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 例会記念講演では、中小企業家同友会全国協議会専務幹事松井清允様より、「縮小の時代を生き残る企業(経営者)とは~時代認識を高め、なくてはならない企業をめざそう~」をテーマに報告をいただきました。
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2014年度新任役員研修交流会が行われました。

滋賀県中小企業家同友会2014年度新任役員研修交流会が6月14日(土)午後1時30分から8時までクサツエストピアホテルで開催され、25人が参加をしました。
永井茂一副代表理事((株)ピアライフ社長)を司会に開会。坂田徳一代表理事((株)坂田工務店社長)より「同友会のリーダーは常に学ぶ先頭に立ち、同友会理念を経営に取り入れて、同友会と共に発展する企業づくりを担うことが第一義的な役割です。本日は交流会まで含めて半日しっかりと学び交流し、自社と支部の活動にいかしていただきたい」と開会の挨拶が行われました。

このあと、井内良三湖南支部長((株)タオ社長)より「同友会の理念を経営に活かす」、小田柿喜暢北近江支部運営委員より「労使見解の精神と経営指針の実践」、太田宗男東近江支部運営委員((株)プライウッドオウミ社長)より「共に育つ企業づくり」、河村剛大津支部運営委員((株)カントリー自動車社長)より「地域と共に歩む経営」をテーマとして30分ずつ問題提起が行われ、グループ討論で実践的に学びあいました。
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井内氏は、「3つの目的」「自主・民主・連帯の精神」「国民や地域と共に歩む中小企業をめざす」という定式化された同友会理念に加えて、「労使見解の精神」や「科学性・社会性・人間性」、「生きる・暮らしを守る・人間らしく生きる」など同友会理念に関わるキーワードを示しながら、「私は同友会を経営に活かすとは、経営指針の成文化・共同求人(新卒採用)・社員共育を三位一体として取り組んでいくことだと理解し、実践しています」と報告。会社経営の中で三位一体をどのようにして取り組んできたかを、ご自身の社員さんに対する考え方の変化と、社員さんとの信頼関係構築をベースにしながら問題提起されました。
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小田柿氏は、「わが社は創業して60年。大手企業との取引が主で、労働組合もなく、労使の紛争もありません。同友会へ入会して労使見解の話も聞きました端、正直言ってわが社には関係ない」と思っていたそうです。しかし、リーマンショック以降、今までの経営姿勢では会社が立ちゆかない。経営者が経営を維持し発展させる責任を全うするためには、労働組合の有無にかかわらず、労使見解の精神を良く掴み経営者と社員がお互いの立場の違いを理解した上で、役割を存分に果たす社内体制が必要。経営者が社員さんにどうやって仕事の喜びややりがいを提供できるかが問われていますと問題提起されました。
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太田氏は、第33期の経営指針を創る会を受講し、経営指針書を発表して1年になります。その取り組みを以下の通り3つに整理して問題提起されました。
1)不安だらけで経営していた自分の思想を変えるために、まず自分が同友会に参加して勉強を重ねる。すると、社員さんからも「私も参加したい」と手が上がるようになりました。2)朝の行動を変えました。毎朝怒った顔をして掃除をしていたのを、笑顔で社員さんにも明るく挨拶をするようにした。そうしたら、社員が掃除を手伝いだした。3)地域の里山整備のボランティアに参加し、木への思いを高めました。最後に、経営指針書に関連づけて、共育ちの計画を進めることが大切だと問題提起されました。
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河村氏は、前職で「利益の追求こそが事業の目的」だと教えられ、家業に帰ってからも地域への思いはなく、後継者として会社を潰せない、社員には負けないとの思いだけで仕事をし、お先は真っ暗でした。そんな時、同友会の経営指針を創る会に参加して回りを照らし出す「ランタン」を手に入れた思いになります。そして、会社は地域や仲間に支えられている、人にあてにされる企業をめざす、働く仲間の幸福度を上げることを自分の仕事にします。毎朝道路の掃除を全社員で行い、社外報で地域のお店紹介、中学生の職場体験、学区の夏祭りに請われて出店、ボランティアバス運行のサポート等に取り組みます。自動車の輸出で繋がったミャンマーに整備学校をつくるプロジェクトも立ち上げ、自社の存在するエリアからミャンマーまで仕事を通じて問題解決をめざしていると問題提起されました。

グループ討論では、同友会理念をわが社の経営に活かすこと、人を雇用することの意味、中小企業だからこそ取り組める地域貢献等についてじっくりと討論しました。

最後に宮川卓也副代表理事((株)宮川バネ工業社長)から「同友会理念を言葉にするだけで解ったつもりになっていませんか?。理念は言葉だけではなく、どのような形で理解し実践しているのか、中味で伝えられないといけません。自分への戒めとして、同友会言葉を使わずして、同友会理念を伝えるようにしたい。社員共育も、社内で何をすれば社員共育をしたことになるのか、体系的にまとめていく必要があると感じました。地域貢献も、決して義務ではなく、そうすることによって日常の仕事でだけで生えられないより高い次元での感動を共有することに繋がっていくことを、今日の報告と討論で学ぶことが出来ました。本当に質の高い実践報告と、ディスカッションでした。この様生な生きた経営実践から学び合い、良い会社づくりが出来るのが同友会であることを、改めて実感いたしました。参加して良かったです」とまとめの報告がありました。
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このあと、懇親会では支部の垣根を超えて人間交流が行われ、今年1年、同友会と共に発展する企業づくりを進めようと意気を高くいたしました。(M・H記)

第36回定時総会が開催されました

4月23日水曜日、午後3時から、ホテルラフォーレ琵琶湖にて、滋賀県中小企業家同友会 第36回総会・記念例会が開催され、115名が参加しました。

 第1部の総会議事は、青木 孝守氏(大津支部所属・㈱あぐり進学㈱社長)を司会に開会

寺田 好孝氏(湖南支部所属・㈱寺田商事取締役)を議長に選出し、進行しました。2013年度の活動報告(坂田代表理事報告)と収支報告(大原事務局長報告)、「強じんな企業づくり運動を展開し、
地域経済発展の原動力となろう! ~指針経営の推進で、新たな仕事づくりと人が輝く地域づくりを~」をスローガンに2014年度活動方針(蔭山代表理事提案)と予算(大原事務局長提案)、方針の実践を担う新役員選出(岩部選考委員長提案)の、全議案を参加者の拍手を持って決議しました。
 総会終了後、第1回理事会が開催され、代表理事に蔭山孝夫氏、坂田徳一氏が再任されました。

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第2部の総会セレモニーでは、滋賀県知事代理の県商工観光労働部長 羽泉 博史氏よりご祝辞をいただきました。
引き続き記念講演として、広浜 泰久氏 ㈱ヒロハマ 代表取締役会長(中小企業家同友会全国協議会 幹事長)から「「経営者の責任」から始まった「人を生かす経営」」をテーマに90分間の講演をいただきました。
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滋賀県中小企業家同友会第35回定時総会が開催されました

5月21日火曜日、午後1時30分から、クサツエストピアホテルにて、滋賀県中小企業家同友会 第35回総会・記念例会が開催され、117名が参加しました。

 第1部の総会議事は、坪田 明氏(湖南支部所属・大津発條㈱社長)を司会に開会。
鵜飼 龍馬氏(湖南支部甲賀ブロック所属・㈲カーテックウカイ社長)を議長に選出し、進行しました。2012年度の活動報告(坂田代表理事報告)と収支報告(大原事務局長報告)、「強じんな企業づくりと同友会運動を推進し、
県民の暮らしと雇用・地域経済発展の原動力となろう!~経営指針の実践と共に育つ社風づくりで、地域雇用の担い手へ~」をスローガンに2013年度活動方針(蔭山代表理事提案)と予算(大原事務局長提案)、方針の実践を担う新役員選出(岩部選考委員長提案)の、全議案を参加者の拍手を持って決議しました。
 総会終了後、第1回理事会が開催され、代表理事に蔭山孝夫氏、坂田徳一氏が再任されました。
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第2部の総会セレモニーでは、滋賀県知事代理の県商工観光労働部長 羽泉 博史氏と、草津市長 橋川 渉様よりご祝辞をいただきました。
引き続き記念講演として、松浦 信男氏(万協製薬㈱ 代表取締役社長)から「人に必要とされる会社をつくる」をテーマに90分間の講演をいただきました。

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 以下、講演概要

「誇りを失った社長と、誇りを持ったことが無い社員が、共に誇りを取り戻す物語」
2013年度県総会の記念講演で、万協製薬の松浦社長は自社をこのように説明されました。

万協製薬は1995年の阪神大震災で工場が全壊。松浦氏は再建を試みますが、唯一だった顧客、社員、さらに先代社長からも協力を拒否されます。再建をどうしてもあきらめきれない松浦氏は必死に資金調達をして、その範囲で購入できる三重県たきという田舎にある安い中古物件を手に入れ翌年会社を再開されます。

しかし、多気は農業地域で、働きに来る人たちもクスリ製造の知識も経験もありません。当初はそんな社員が出してしまった不良の後始末に追われる日々。職場のリーダーに抜擢しても尻込みする社員・・・。悩みは付きません。

自社ブランドを持たず大手製薬会社の下請けとして仕事をしていると理不尽な要求も多かったそうです。たとえば定例的にある「審査」では、書類の印鑑の色や濃淡、ホチキスの止め方まで指摘され、唯々諾々としてそれに従わざるを得ない社員を見て、まるで「奴隷」ではないか?と疑問をもたれます。これでは社員はとても「誇り」を持つ事は出来ません。

こんな会社では、震災の時に「誰にも必要とされず、誰も再建に手を貸してくれなかった」以前の万協製薬と同じでは無いか!と気づかれます。

ここから「人に必要とされる会社をつくる」と言う松浦社長の力強い取り組みが始まります。まさに「誇りを失った社長と、誇りを持ったことが無い社員が、共に誇りを取り戻す物語」の始まりでした。

まず、単なる下請けではない提案力と設備力のある会社を目指し、自己資本比率を犠牲にしても最先端の設備の導入を進められます。さらに会社のブランド化の一つとして「経営品質賞」の受賞を目指され見事取得されます。また当面売れる見込みが無くても、新商品の開発を継続していかれます。

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次に、社員に誇りを持ってもらうために様々な仕組みを作り出されます。まず「社長は人気」が大切と、社員に対する姿勢を改善されます。さらに・・・・(ここからは参考になる事例満載の「人に必要とされる会社をつくる」をお読み下さい・笑)

万協製薬が“地獄”から奇跡的な復活を遂げる事ができたキーワード、「誇り」とは何でしょう?そして経営者自身や社員が「誇り」を持つにはどうすれば良いのでしょう?

「誇り」とは、あらゆる生物の中で人間だけにある価値のようです。つまり、人としてよりよく生きる=well being(より良く生きる)の結果として「誇り」が生まれるのかも知れません。

単に、食べて、寝て、言われたことをやるだけではwell beingとは呼べないでしょう。そんな人生では「誇り」は生まれません。

人としてよりよく生きる・・・これを経営者や、社員が目指した時に始めて「誇り」が生まれ、良い会社、良い社会(経営環境)を創り上げていくことが出来るのでしょう。

松浦社長がそれに気づかれたきっかけは「経営品質賞」への挑戦だったそうです。

「同友会でも『経営品質賞』を基礎にした『企業変革支援プログラム』があります。是非、これらを活用して人に必要とされる良い会社を目指してください」と言うエールが心に残った素晴らしいお話でした。(M)
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1次産業セミナー・池田牧場見学を実施しました~その2~

平成15年には現在の場所に直売所を移設され、さらにご自身の生家を移築して「香想庵」と名づけた建物をオープンされました。それ風の現代建築を建てるという話もありましたがご主人の強い勧めで築後160年の本物の古民家を苦労の末に持ってこられました。さらに「迷惑がかかるといけないので地元で、すでに出している食べ物は出さない」と言うご主人の思いを受けて、近年増えすぎて害獣とされている鹿肉をメインに出来ないか?と考えられます。
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しかし、焼くと強烈な臭いを発し、固く、不味いと3拍子揃った「鹿肉」を誰にも喜んで食べてもらえるための新たな挑戦も苦労の連続でした。何年もかかって、臭みを抜き、柔らかく調理して自信を持って提供できるものに仕上げても、「鹿肉」と聞いただけで帰ってしまう客も多く中々食べてもらえません。

その内「地産地消」「害獣を地域の特産に」「低脂肪・ヘルシー」と言うことがメディアにも少しづつ取り上げられる事で、理解していただけるお客さんも増え、今では「香想庵」の看板メニューとしてしっかり定着してきました。
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本日も、鹿肉をメインとしたランチを食べさせていただきましたが、見事に臭いのとれた美味しいお肉と、地産の山菜のてんぷら、キャベツ饅頭、牛乳豆腐などとても美味しく、優しい味のお料理でした。ご馳走さまでした。

「6次産業化」「農業を成長産業に」と言われますが、それを実現していく過程に起こる困難さを経験に基づいて、解かりやすくお話し頂きました。またそれらを乗り越えていくごとに池田さんが、人間としても大きく成長されてきたことにも大変感動いたしました。

3年前からは、新店舗のすぐ下の野外活動センター「愛郷の森」の指定管理者となられ、来ていただくお客様の事を第一に掃除を徹底され、食材の提供など利便性も向上されて30㌫も来場者が増えたとのこと。それまで赤字で行政の「お荷物」だった同施設を立派に蘇らされました。今後は、整備や投資に制約のある指定管理ではなく、委託として同施設の活用を進めていかれるとのことです。永源寺地区だけではなく、東近江、滋賀県全体の活性にさらに夢を持たれている姿に、たくさんの事を学ばせていただき、勇気付けられました。

池田専務さま、ありがとうございました。

同友会の「地産地商研究会」では、今後も有意義な企画をしてまいりたいと思いますので、ご注目下さい。(M)

1次産業セミナー・池田牧場見学を実施しました~その1~

2013年4月18日、滋賀同友会「地産地商研究会」の第2回1次産業セミナーが開催され13名が参加しました。

今回は東近江市にある池田牧場さん(東近江支部会員)を訪問させていただきました。
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酪農家の池田さんは、それまでメーカーに全量出荷するのが当たり前で、その分価格も安かった牛乳を自前で売ることを目指されました。苦労の末に何とか、第1の壁だったメーカーに一部を自家販売する事を認めてもらいますが、加工に関しては全くのアマチュア。当時ブームになりかけていたハーゲンダッツアイスクリームの高価なことに驚かれますが、設備投資、技術、ブランドどれをとってもかなうものではありません。

たまたまその頃、アメリカに留学していた子息から「アメリカでは、アイスクリームより、低脂肪のジェラートの人気が高い」との話を聞き早速、研究を開始されます。しかしジェラート製造機の情報が中々教えてもらえなかったり、最低でも2000万必要と思われる資金調達を唯一の頼りだったJAに断られたり、保険所が許可し無かったりと次々と大きな壁が現れました。

しかし、ご主人(義昭氏)の暖かい理解と協力、そして思いがけない人達の支援に恵まれて何とかこれらの壁を克服されます。そして「本物」を知らないことには事業は長続きしないと、単身イタリアに行かれます。この2週間のイタリアでの勉強が現在の池田牧場のジェラート作りに大変役立っていることは間違いありません。
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無事イタリアからジェラート製造機も入りますが、さらに苦労は続きます。輸入した機械で作ればそれなりの味にはなりますが、池田さんは「池田牧場」の味を目指されます。と言っても、ご自身でそれを創り上げるのは不可能な事。何人もの良い協力者に恵まれてじっくり時間と情熱を注いだ「池田牧場のジェラート」が完成して行きます。

しかし、ここで販路の壁にぶつかります。卸業者さんに販売してもらうには売価の50㌫程度が当たり前。しかしそれでは事業が成り立ちません。結局思いもかけず牧場の中に直売所を創ることになりました。そして無事開店されますが、やはり同じ様なことを考えている他人はいるもので、なんとほぼ同時に湖東地域で3軒の新しいジェラートショップが開店してしまいます。いきなりの過当競争にも池田さんはひるみませんでした。

その甲斐あって、ジェラートは順調に売上げを伸ばして行きます。しかし、さらに新たな壁が立ちはだかります。事業が伸びれば伸びるほど、人も増え、借金も減るどころか増えていきます。いまさら農業に戻ることも出来ず、と言って商売人になりきることも出来ないという悩みにさいなまれます。その悩みも有る人との出逢いで「農業者と商業者の間を行く(6次産業の)パイオニアを目指せば良い」と言う一言をもらい吹っ切れたと言います。(M)

同友会リーダー研修交流会第3講が行われました。

 同友会リーダー研修交流会の第3講が1月9日(水)1730~20:00までフェリエ南草津5階・草津市立市民交流プラザ会議室
で開催され22名が参加しました。
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 今回のテーマはちょうど総会議案書の作成にかかる前でもあり、「事業報告と単年度計画の考え方・まとめ方」。問題提起者の宮川副代表理事は「なぜ活動報告をまとめるのか、何をやろうとして、どんな結果だったのか、事実の羅列ではなく、その中から何を教訓化するのか、知見を導き出すことが経過報告であり、単にあれをしたこれをしたと言うことではない」と開口一番。
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 さらに「私たちは同友会運動をしています。運動とは大きな目標に向かって進化発展させていくこと。活動であればあれこれとたくさん数をこなせばそれでよい。運動をするならば、やったことを振り返り教訓化し、新たな段階へとステップアップさせることが大切」とも。
 特に活動の報告では「抽象的な美辞麗句の使用は百害あって一利なし」ときっぱり。これは肝に銘じておくべきです。

 参加者からな「会社も同友会も活動計画においてはPDCAを回していくことが基本であると良くわかった」「2012年度の活動を振り返ることができました。大きな課題は例会の参加率と会員増強です。次年度はさらに運営委員会を強化して、個々が役割をしっかりとこなせるように運営していきます。共同求人、社員共育についても再度読んで勉強します」「知っている。わかっているけどできていない計画にならない計画を作る」「同友会運動と企業経営がリンクすることの重要性がとても響きました」と気づきの多い感想が寄せられました。

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以下に問題提起の主な内容を記載いたします。

①活動報告
活動報告の役割⇒ 何をやろうとして、どんな結果だったのか。
         それによって、目標とした課題は達成できたのか?未達成だったのか?
         プラス、マイナスの教訓は?

前期の計画に対するまとめ、報告です。
抽象的な美辞麗句の使用は百害あって一利なし。
得られた教訓や経験を、できるだけ具体的にまとめましょう。
A4、1枚にまとめましょう。

②活動計画
活動計画の役割⇒ 年度はじめから、スタートダッシュ。
         定期的に、進捗を振り返り、未達成などの問題に対して、すばやく対応する。
         誰が何を何のためにしているのかをメンバー全員で共有し、一体感を醸成するとともに、協力しやすい環境を作る。

・誰が、何時、どこで、何を、何のために、どのように(5W1H)を明らかにしましょう(担当の決っていない事柄は、すべて委員長(責任者)の仕事です。)
・計画を実践する「エンジン」(定例会議など)も決めましょう。
・計画は、可能な限り実施担当者とすり合わせて立てましょう。
・計画項目はリーダーで3つ、担当者で1つに絞りましょう。

同友会リーダー研修交流会第2講が開催されました・

 滋賀県中小企業家同友会リーダー研修交流会の第2講が12月12日(水)午後5時30分から8時45分までフェリエ南草津5階会議室で開催され、17名が参加をいたしました。
 第2講のテーマは「同友会で何を学び、実現するのか?」で、宮川卓也副代表理事を問題提起者としてスタートいたしました。
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 まず、同友会のリーダーが「同友会で何を学び実現するのか?」と問われれば、それは「同友会理念であり、まず3つの目的を学び実現することでしょう」と投げかけ。

 3つの目的とは

1.良い会社をめざす
2.良い経営者をめざす
3.良い経営県境をめざす

 です。
 そして「良い会社」を「同友会運動の発展のために」(中同協)から引用し、次のように定義付けしました。

1.企業の理念が明確であること。
2.顧客や取引先、地域社会からの信頼が厚いこと。
3.社員が生きがいや使命感、誇りを持って働いていること。
4.どんな環境変化に直面しても雇用を守り永続して利益を出し続けていること。

 そして、上記4つの定義付けを参加者はどう考えているのか、自社を振り返ってどういう状態なのかをこ、「白熱教室」よろしく赤白両面のプラカードで意思表示をしながら、ディスカッションです。意思表示をしていただいた代表数人に「なぜそのようにお考えですか」とさらに問いかけて、皆で確認してゆきました。
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問いかけ:「理念が明確であること」については、誰にとって理念が明確であればよいのでしょうか。社長ですか、社員でしょうか。

皆の確認:同友会では社長は当然であり、その経営のパートナーである社員一人一人の中に理念の意味や中身が理解されている、共感されていることを指していると考えられます。

問いかけ:顧客や取引先、地域社会からの信頼が厚いですか。

皆の確認:主観的に信頼が厚いと考えるのではなく、厚くなるような仕組みや、関わりを持っているかどうかで測ることが大切。また、社員の数が多くなるほど、経営者としては直接顧客の情報が入りにくくなり、信頼されているかどうかの判断が不安になる。これは社員の働きぶり(顧客対応)と密接に関わっている。

問いかけ:社員は生きがいや使命感を持って働いていますか。

皆の確認:毎日朝礼で顔を合わせられる規模であれば、経営者の目配りが出来るので社員の気分感情は掴みやすい。しかし、一定数を越えると困難。社員の満足度や幸福度を観測する仕組みがない。経営者目線で主観的に判断するのでなく、客観的に観測する仕組みが必要。

問いかけ:永続的に利益を出し続けています(いけます)か。

皆の確認:強靱な経営体質の実現は、ひとり経営者だけでは無理。全社一丸となって経営実践することが必要。全社が一丸となるためには、社員がこの会社で働くことに対して高い満足感を持ち、モチベーションをあげていることに収れんされる。
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問いかけ:では、良い会社ととは=全社一丸の会社であり=社員満足の高い会社であるという仮説が成り立つとお考えですか。

皆の確認:社員の満足の中身は様々だが、さらに高いレベルの要求(最終的には生きがい・自己実現?)をめざしつつ、いま個人が求めている満足の度合いを高めていくことが必要。組織とは2:6:2の法則(パレートの法則)があり、前の2割を増やす努力をしながらも、全体を認めることが肝要。電機業界で何万人ものリストラが行われている中で、このような考えで経営にあたることは実に尊いこと。

問いかけ:しかし、たとえば3億円の売り上げがあり、内1億5千万円が人件費だとして、売り上げが1億5千万円まで半減した場合、皆さんはリストラ=首切りをしますか、しませんか。

皆の確認:危機に際してリストラをしなくても切り抜けられる財務体質であるか否かで答えは変わる。あらゆる経営資源と施策を活用して危機を切り拓くために全力を挙げる。リーマンの時もそうやって切り拓いてきた経験がある。しかし・・・。リストラはしないし、決してしたくない。やはりそうならないためにも、全社一丸の経営に向けて社員の満足度を高め、良い会社づくりへ邁進することが必要。

問いかけ:では、滋賀でいちばん大切にしたい会社アンケートに取り組んで、社員の意識を正確に掴み、高めるための具体策を持ちますか。

皆の確認:質問内容をオリジナルにすることも含めて、是非取り組みたい。
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 同友会リーダーの研修会ゆえに、本音が飛び出してきましたので、上記には誰がどのような意思表示をし、どんな発言をしたかはすべてオフレコにして、問いと概ねの確認のみを紹介いたしました。白熱した議論は、参加したものだけの特典。皆さん次回は是非!

 第2部は、「あなたの会社や支部の会議、効果的に出来ていますか?」をテーマにファシリテーション力を高める方法を勉強しました。
 結論として、ファシリテーション能力を高める最も有効な場は、経営指針を創る会卒業生の方はOB団として分科会に参加することであると、よ~くわかりました。
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 第2部問題提起の主な中身は以下の通り。ご参考までに。あなたの会社や支部では、社長(支部長)が議長をして、会議し仕切っていませんか?。だとすれば、即あらためなければ、参加者の英知を結集することは出来ませんよ。さらに、少ない会議で効果を高めるために、日常的な社員とのコミュニケーションを。これこそが中小企業の強み!

○あなたの会社や、支部の会議、効果的に開催できていますか?
 ?今やってる会議の目的ははっきりしていますか?
 ?必要な資料はできるだけ早く参加者に開催案内とともに届いていますか?
 ?会議の司会は社長(リーダー)がやってませんか?
 ?会議の議事録は24時間以内に作成され、配布されていますか?
 事前準備→課題設定 参加者の選定 開催案内の通知 資料の作成
 会議冒頭→司会を決める 議題説明 タイムテーブル 
 議事進行→論点整理 交通整理
 事後処理→決定事項・行動計画の確認 議事録の作成

討論テーマ:「我が社の会議の準備(目的の明確化・資料の準備・開催案内など)はキチンと出来ていますか?我が社の会議の司会は社長がやっていませんか?議事録が配布され、決ったことは実施されていますか?」
「自社や支部の会議を、さらに意義あるものにするために最も大切なことをひとつにしぼってあげて下さい。」

○今後の開催日程
第三講 「もう一歩、『なやましい問題』を深める
日 時:2013年1月9日(水)17:30~21:00
※研修前に15:00~理事会を開催します。
会 場:フェリエ南草津5階・草津市立市民交流プラザ会議室

第四講 「オプションタイム~みなさんからの疑問、問題提起に基づいて」
日 時:2013年2月6日(水)17:30~21:00
※研修前に15:00~理事会を開催します。
会 場:フェリエ南草津5階・草津市立市民交流プラザ会議室

以上(M・H記)

一次産業セミナーが開催されました

2012年8月24日午後3時から、ラフォーレ琵琶湖を会場に滋賀同友会・地産地商研究会主催の一次産業セミナーが開催され57名が参加しました。
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講師に元シャディ社長、現在はゴールドボンド社代表として全国の行政機関や商工会などを通じて地域産品の販路開拓にご活躍中の大平孝氏をお招きし、お話をいただきました。
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冒頭、日本の地域が少子化-超高齢化-単身化と言う3重苦の中で、消費の減退が避けられないことを豊富なデータに基づいて説明されました。人口がたった一人減るだけで年間121万円の消費が消えてしまうという事、2020年~25年ころには食品関係の売り上げが40%減少しても不思議はないなどのお話しが衝撃的でした。
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また製造業を中心に「根こそぎ空洞化の危機」(経産省・新産業構造部会報告)に直面しており、特に製造業比率の高い滋賀県ではその影響は少なくない事、一方ですでに人口減少・地域崩壊の危機にある全国の自治体が地域産品の販路を巡って激しい「地域間競争」に入っており、滋賀県は出遅れ感が否めないことなどを指摘されました。

しかし、地域産品が注目され売り上げを大きく伸ばしている企業やお店があるのも事実であり(五月ケ瀬)、いくつかのポイントを押さえれば、これからは地方の時代、地域産品の時代とも言えるとの事でした。一方で様々な地域産品を見ると、すぐ高い売り上げにつながる商材は100に3っつ程度しかないそうです。
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そのポイントとして
①利益の上がるビジネスモデルになっていない。
②マーケッティングの定石を理解していない。
③商材の会制度が低い。
④営業力が不足している。
を上げられました。
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本来は16時間ほどかけて学ぶ内容をわずか90分で概要だけをご説明いただきました。今後は、同社の協力も得ながら「地産地商研究会」で、それぞれのビジネスモデルや商材を教材に具体的に学び、実践していきたいと思います。そして近いうちに、我々の仲間の中から「地域資源を使った地域産品」の成功事例が出てくることを期待したいと思います。

最後に当研究会のフェイスブック上のグループの紹介があり、フェイスブックユーザーの方に、ご参加をおすすめする案内があり、その後会場に設置された参加企業のブースの前で、講師も交えて様々な情報・交流がされ参加者にとって大変有意義なセミナーになったのではないかと思います。(M)

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