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東近江支部 9月例会が開催されました

9月24日木曜日、午後6時30分より、ホテルニューオウミにて支部例会開催され、総勢45名が学びました。
 テーマは、『三位一体で全国制覇をめざす!~個の輝きはチームの輝き~』。講師に竜王ジャガース監督の小松﨑 雄志氏から、中学生のクラブ野球チームづくりの経験から、人が輝くチーム(組織)づくり、そして監督(リーダー)の考え方な講演いただきました。
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 2年半前、中学1年生だった私の長男がこの監督が率いるチームに入団し、しばらくして保護者と指導陣の懇親会が行われました。
 この席でご挨拶にとお酒を注ぎに監督と対座した時、監督は「私は、野球を通じて将来働くことのできる人間を育てているんです。」と話されました。この会話以来、ずっと『いつかは必ず同友会の例会で話して頂きたい!』と思い続け、2年越しで夏が終わって一段落した今回、ようやくご登壇頂くことができました。
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 講演の中では、“心が前(心構え)”“心前(男前)”など『心』という言葉を何度も使われ、最終的に相手に伝わるのは『心』が伴う言動であることを力説されました。
 これは、監督が身を置かれる野球という世界のみならず、どんな組織にも当てはまることであり、人間尊重、社員共育を指針とする会員経営者の我々にとっても大切なキーワードです。
 この『心』という無形のものは、口にするのは簡単ではありますが、伝わるほどのレベルで自身が高い意識を持ち続けることはそう容易いことではないと思います。志を持ち、その志を完遂する覚悟を決め、ストイックなまでに言動で表していくことこそが、言葉をこえた真の浸透と言えるのではないかと感じました。
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 例会に参加された皆様も、きっとそれぞれが所属される組織に置き換えて講演を拝聴されていたことと思いますが、私を含めて「『やったってる』はあかん!」という言葉にはっ!とされた方も多かったのではないでしょうか。
 給料を払ってるんだから、チャンスを与えてるんだからと、その個人の成長という願いが伴わない一方的な思いではなく、1対1の心が伴うコミュニケーションを大切にした“共育”が欠かせないことを、あらためて気付かされた講演でした。

 最後になりましたが、目標とする「全国制覇!」を目指したチームのご発展と、監督自身のご健勝を心よりお祈り申し上げ、講演の御礼とさせて頂きます。
 ありがとうございました。
【チーム概要】 
創 部:2003年 本拠地:竜王町
部員数:中学校1~3年生 55名  指導スタッフ:8名
加 盟:NBJ中学軟式野球クラブチーム連盟
  全日本少年軟式野球大会:ベスト8、中部日本地区選抜中学
  軟式野球大会:準優勝、全日本少年春季軟式野球大会出場

S.K.記

第26回中同協役員研修会 開催されました

 9月17日13時30分~18日12時、メルパルク京都にて、第26回中同協役員研修会が開催され、滋賀同友会より11名、全国より総勢120名が参加しました。
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 中同協の役員研修会は、各都道府県の理事及び支部長や支部役員が参加の対象となり、年2回各地で開催されています。

 第1講では、中同協広浜幹事長(㈱ヒロハマ会長)より、「友会運動の発展のために、同友会の歴史と理念に基づく企業づくり―学べる組織、減らない組織、増える組織をめざして」をテーマに講義がありました。
 広浜氏は、同友会の例会DMを社員が見つけ、広浜氏の課題解決にと例会に参加。経営の課題を解決できそうだと入会を決意し、経営労働委員に登録。その中で、労使関係に悩まれていた広浜氏は「労使見解」に出合い、その実践に努めます。
 見解発表までの歴史的経過や例会や全国大会で報告される各企業の事例を学ぶ中で、もっと早くに出合っていたら、現在はもっと良い会社になっていたと回顧されています。
 同友会で学ぶということは、耳障りの良いフレーズや仕組みを学ぶのではなく、経営者とわが社に合った形(理念に沿って)で取り込み、PDCAのサイクルまで形にすること。労使見解にある、今できること、これから取り組むこと、を選別して全社で取り組むことが大切と話されました。
 また、同友会では組織のリーダーとして取り組んでいるのか?リーダーの条件や地域組織の指標などについて学びました。

 第2講は、「同友会理念に基づく全員参加型経営」をテーマに中同協副会長田中真吾氏(日本ジャバラ工業㈱)より講義がありました。

 田中氏は、1981年に同友会に入会され、経営指針の成文化に取り組まれます。89年に経営指針書を発表し、以後飾り物でない、「経営指針書」の実践に取り組まれます。しかし、バブル崩壊や阪神淡路大震災など大きな経営環境の変化の中で、倒れていく経営者や仲間を見ていく中で、自社経営と同友会活動に対する危機感を強めます。
 本当に必要な学びは何か?
 田中氏は、同友会で経営指針を作成し実践するにあたり、理念の器と会社の器にどれだけのギャップがあるのかを経営者が知り、優先順位を見極めて計画、実践する事が必要と話されます。
 同友会で学んだ事を実践すれば会社が良くなるはある意味幻想であり、間違った戦略と実践をしていないかを経営者は自らチェックする必要があります。経営指針書を社員が実践して、結果が出ないのは、指針書を作成した経営者の責任と。
 社員に対しても言うべきことを言い、社員の自主性、実践を担保する財政、教育体制、そして経営者の“愛情”がなければ全員参加型の経営にはならないと話されました。
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 2日目の第3講では、「地区・支部役員の役割は何か―同友会で何を学び、どう実践するのか、~同友会のリーダーの使命~」をテーマに中同協会長(㈱エステム会長)鋤柄修氏より講義がありました。

 鋤柄氏先ず、鋤柄氏の同友会活動と自社経営を時系列にまとめた「不離一体シート」の説明があり、自社の歴史と、同友会入会以降の経営の成果がどうなっているか振り返ってくださいと問題提起。
 鋤柄氏は、例会や委員会に参加し、全国大会にも積極的に参加。その中で、目標とする先輩や経営を見つけ出し、企業と愛知同友会の戦略を立ててきたと振り返ります。
 企業においては、経営を維持発展させること、労使見解に記載されている内容を学び中がら自社でどうするか、幹部や社員とともに考え、雇用を増やすこと、これが発展の結果と原動力であると位置づけ、いち早く実践。指針、求人、共育を三位一体で取り組み、現在では、会長職となり、後継者が次の後継者を育て、会社はさらに発展しています。
 鋤柄氏は、同友会で役員を引き受け、その中で自分がどう成長するかを課題に取り組まれました。役員の仕事はいろいろありますが、自社では経験できない地道な役割や何百人という組織を引っ張る役割があり、学ぶ姿勢さえあれば、多くのことを学べます。一番は、自社の経営をどうしたいかという課題さえあれば、同友会で学び続けて会社を発展させるヒントは転がっていますと。
 社長や支部長、代表理事はリーダーです。結果責任を負うため、理念や方針を考え、伝達することが仕事です。会社でも支部でも、社員や支部会員、支部役員の声を聴きながら大胆に活動してほしいと語られまし。

 一泊二日の長い時間でしたが、90分の報告と120分のディスカッションとじっくりと聞き、各地同友会の役員と自社と各地同友会の経験を学ぶことができました。

 もちろん、それを活かすのはこれからです。今すぐ取り組むこと、時間をかけて取り組むことなど課題を整理し、これからの活動と運動を考えていきたいと思います

経営指針で共育ちの経験に学ぶ~高島ブロック9月例会~

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック例会
と き:2015年9月16日(水)18:30~21:00
ところ:安曇川公民館
報告者:びわ製作所 代表者 川﨑 睦 氏 
テーマ:「絆を深める指針経営 社員と共に育つ喜びとは!~ロードトレインの制作はみんなのチャレンジ~」
参加者:17人

=ご報告の概要=   
 2014年1月に入会された川﨑氏は、すぐ経営指針を創る会(35期3~10月)を受講されます。指針作成が入会の目的だったそうです。会が始まると早速、自身を裸にされるような、想いをさらけ出すというか、吐き出さされるような応酬があったそうです。これにより、「何のために・・・」とは一生涯向き合っていく決意や覚悟をされたこと。そして、冒頭の「作成にあたって」の部分は、その覚悟を表す最も重要なことと位置づけられたそうです。
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 また、お父様が立ち上げられた事業を33歳の若さで引き継がれ、二代目となる川﨑氏は、入会以前にも事業の柱の転換に取り組んでこられました。しかし、創る会以降は経営理念を軸に詳細で明確な方針、方策を打ち出し、朝礼の開始や、月一回の定例会議を実施されるなど、社員との想いの共有に大きく取り組んでおられます。
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 その一つのきっかけとして、ロードトレイン製作がありました。1度目は商工会青年部時代に地元行事の一助として就業後や休日を返上して、お一人での製作でした。7年ぶりとなる今回は創る会と同時期で、理念でもある「創る喜びを共有する」ためにも社員を巻き込むことを右腕となる工場長に相談したところ「良い経験になると思う」の一言で、各工程を分担されました。イベント当日には自分たちの製作物で喜ぶ子供たちの姿を見て、まさに「創る喜びを共有」できました。
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 こんな川﨑氏の報告の後、「社員との理念の共有はどうされていますか?」というテーマで、グループ討論を実施しました。
 当日は、北近江支部、湖南支部、大津支部からも参加をいただき、雰囲気も討論もとても盛り上がって例会でした。
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 高島ブロックでも、さらに参加の輪を広げ、学び合いと自社経営での実践を進めてまいりたいと思います。
(M・H記)

湖南支部9月例会

湖南支部9月例会が、9月15日火曜日の18時より、クサツエストピアホテルで開催され、79名の参加者の中行われました。

まず初めに支部長挨拶として、北野支部長よりご挨拶を頂きました。

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次に新会員紹介として、新しく入会された。サルティンボッカ 木村 昭仁様 南興業㈱ホテルボストンプラザ草津 井口 高志様よりご挨拶を頂き、北野支部長より会員バッジ贈呈が行われました。

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次に、滋賀ビジネスマシン(株) 代表取締役社長 田井 勝実氏より滋賀同友会ユニバーサル委員会の説明が行われました。

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そして、今回の例会の報告へと移り。
報告者のジュンブライダル 代表取締役 前川 順氏より報告が行われました。

前川氏は京都中小企業家同友会の会員で、大学卒業後6年間の大手ブライダル企業勤務を経た後、1991年ジュンブライダルを設立されました。
前川氏は、親との死別、虐待、ネグレクトなどの理由から、児童養護施設で暮らす子ども達に仕事の実習を通じて社会に出る準備をさせる事。その為の適職探索を行われています。
前川氏からは、今までの取り組みや児童養護施設の実情、経験談など様々なお話をされました。
『児童養護施設の子ども達を就職させたら終わりではない!そこからもしっかりと支えてあげないとその子はすぐに辞めてしまう。大切なのは就職が決まった後なんだ。
また私達に大切なことは、児童養護施設にいる子ども達に、自分の事を必要と思ってくれる人がいる事、自分はこんなに必要とされている事を教えてあげる事なんだ。

就労体験で大切な事は、子ども達に仕事を覚えてもらう事ではない、仕事を一生懸命している大人と触れ合い事、そして、自分を必要としてくれる大人に巡り会わす事である。
その為に私達はこの子にあう社長は誰だろう?それを考え、その子に合う社長がいる場所に就労体験をさせに行くことが重要なんだ』
と前川氏からの熱い報告が行われました。

また、経営者側は、就労体験で直接的なメリットはありません。けれどこの子達と触れ合う事により、経営者は人にも社会にも優しくなれる。それは経営者にとって必要な事であるとも前川氏は語っておられました。

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前川氏の熱い思いと、児童養護施設の現状、その事を聞いて、参加した方々にとって、非常に考えさせられる報告でした。
また、前川氏の熱い思いとその優しさが伝わる、素晴らしい報告であったと思います。

前川氏の報告の後は、各テーブルで、「あなたの会社で誰もが働きやすい(人に優しい)経営を目指し、どんな取り組みをされていますか」をテーマにグループ討論が行われました。
各テーブルで経営者の皆様が熱い議論をかわし、実のある討論になったのではないでしょうか?

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その後、いくつかのグループに討論した内容を発表して頂きました。それぞれのグループがそれぞれの答えや気付いたこと、勉強になった事などを発表し、素晴らしい討論報告になりました。

最後に、湖南支部10月例会の案内を藤野商事(株) 中村 明久氏より案内が行われ。
滋賀県中小企業家同友会の一大イベントである。『第26回経営研究集会』の案内も行われました。

今回の例会では、様々な学びや気付きがあったと思います。
また、グループ討論をする事により、自分とは違った意見を聞く事ができ、非常に実のある例会にする事ができたと強く感じます。

記:(滋賀県中小企業家同友会 M.R)

第43回青年経営者全国交流会in山梨 開催されました

9月10日(木)13時30分~11日(金)12時にかけて、山梨県甲府市において、第43回青年経営者全国交流会が開催されました。
全国より1200名、滋賀同友会より11名が参加し、学び全国の仲間と交流しました。
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 13時30分より、15の分科会に分かれてスタートしました。
 主に各地同友会の青年経営者、後継者から事業承継や経営指針の実践、共育、市場創造など様々なテーマで報告がありました。
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 4時間30分の分科会ののち、甲府富士屋ホテルにて、懇親会。宮沢洋一経済産業大臣や山梨県知事など多くの来賓の方が駆けつけられ、盛大に開催されました。
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 翌日は9時より再開し、昨日の12分科会の内容、結論など各分科会座長から報告があり、その後特別報告として、中同協顧問、田山謙堂氏より、まず1973年の青年経営者全国交流会第1回開催の経緯や、1975年発表の「労使見解」に至るまでの中小企業家の議論や時代背景、そして同友会諸先輩の心意気などが報告されました。
次に、山梨同友会会員の澤登拓氏(㈱フレアス 代表取締役)より「「弱者集団」で高齢化社会に挑む~人に寄り添う介護の実践で日本一の会社に~」をテーマに報告がありました。
 閉会式では、次回開催地である、石川同友会の実行委員長に開催バトンが手渡され、成功裡に終わりました

第37期経営指針を創る会 オリエンテーション開催しました

平成27年9月4日(金)「第37期経営指針を創る会」のオリエンテーションを開催致しました。

 今期は、9名の方に受講して頂くこととなり、オリエンテーションには、そのうち8名の方とOB団14名にご参加頂きました。
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 まず、廣瀬専務より、「志の高い経営者集団 同友会とは」というテーマで、同友会の歴史、理念・労使見解に基づく指針経営の重要性についてのご講義を頂き、続いて、服部経営労働委員長より、「人を活かす経営と経営指針を創る会」というテーマで、これから作成する「経営指針書」の体系、そして同友会の経営指針を創る会とはどんなものなのか、ということをお話しいただきました。
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 その後、経営指針を創る会のOBでもある、経営労働委員の今中委員、川崎睦委員、田井委員より、10月2日、3日に行われる第1講の課題についてのプレゼンテーションが行われました。
 課題のプレゼンテーションでは、担当した委員が自身が経営指針を創る会を受講した当時の経験を踏まえ、また、経営指針を創る会を受講する前と受講した後でどのように自分自身が変化したか、などを交えてお話しいただき、37期の受講生の皆さんも熱心に聞き入っておられました。
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 オリエンテーションを終え、いよいよ第37期が本格的にスタートします。37期の受講生の方々が、これからの半年間、いろいろと悩んだり、壁にぶち当たったりすることもあるかもしれませんが、経営労働委員会を始め、全てのOB団も全力で取り組みますので、楽しく、時には厳しく、素晴らしい第37期経営指針を創る会にしていきましょう。

びわ湖 かがやき カンパニー vol.51 株式会社 安土建築工房

びわ湖 かがやき カンパニー vol.51

株式会社 安土建築工房 2015年9月発行

創業は1990年11月。木・土・石・紙などの自然素材を用い、伝統技法を踏襲するスタイルを創業時より守り続ける株式会社安土建築工房。代表の西澤由男さんを訪ねました。(取材/7月21日)

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伝統技法にこだわり続け、
流行に左右されないスタイルを貫く

 木の魅力を存分に感じる施工例がたくさんありますね。

西澤 無垢の床材、土壁や漆喰壁、天然素材の塗料。そして住まい手の想いとその土地の気候風土に合わせた設計と、それを実現する職人技。安価な建材や洋風建築など、いかに建築の流行が変遷しようと、当社は創業より25年間、昔ながらの建築スタイルを変えることはありませんでした。
 家づくりの過程では、設計と工事それぞれの担当者を決定します。お客様と一対一になることでより細やかなヒアリングを可能にし、言葉には出ない内なる想いもくみ取ることができます。担当者とお客さまの信頼関係も築かれ、より満足度の高い家づくりにつながっています。

低価格競争、新築着工数の減少
建築業界は厳しい状況に

 近年の建築業界と御社の状況はいかがでしょうか。

西澤 均一化されたデザインを量産するハウスメーカーと、当社のような昔ながらの技法を用いた注文建築とでは、当然ながらコスト面で大きな差が生じます。お客様の支持層は異なるとはいえ、低価格競争の影響は避けられません。そのうえ、震災による法律の強化、原子力発電ストップ等による省エネ時代のさらなる品質対応が求められるうえ、リーマンショックや消費税増税と追い討ちがかかりました。
 また、全国的に少子化が進み、全国における新築着工数もかつての年間120 万戸から80万戸の時代が到来し、これまで人口増であった滋賀県も去年から減少に転じています。
 このように建築業界は総じて厳しい状況にありますが、当社の経営維持に関しては実はそれほど影響ないと考えています。県内の年間戸建住宅建築数は約4000戸。当社はこのうち10棟建てることができれば、経営を維持できる事業規模です。景気悪化やさまざまな要因が重なろうと、このペースを維持することは決して難しいことではなく、企業努力でさらに伸ばしたいと考えています。
 着工数が第一ではない私たちにとって、最も大切なこと。それは、これまで同様、一棟一棟のお客様の夢や想いを受け止め、良い素材と優れた職人技で安心安全に暮らしていただける家づくりを提供し続けることであると感じています。

時を経て再びいただく
リフォーム依頼

仕事の価値を知る瞬間― お客様の主な年齢層とは。

西澤 子育てをこれから始める30代くらいのお客さまが多いですね。創業時の25年前は私も31歳でお客さまと同じ子育て世代でした。当時、仕事をさせていただいたお客さま方は、私がそうであるのと同じように年齢を重ねられ、子育て時期を終え、夫婦だけの暮らしが始まろうとしています。最近はそんなお客様から「家をリフォームしてほしい、また安土建築工房に施工してほしい」と依頼を受けることがあり、この上ない喜びを感じています。以前の仕事にいかにご満足いただけたかがわかる瞬間でもありますから。

私たちができること
「自然と調和した家づくり」
「幸せな暮らし」のお手伝い

 今後進めていきたい課題とは。

西澤 私は子どもとドイツに一年間住んだ経験があります。自然の恵
みから生きる知恵や発想力を育てる「シュタイナー教育」に興味を持ったからです。日本では、木や草花などから創造力を働かせ、暮らしに役立つものを自ら創り出す経験をする子どもたちがどのくらいいるでしょうか。
 縁のある子どもたちに「自然と共存する魅力を伝え、創造性豊かな心を育んでもらいたい」の願いから、建築工程で出た端材を使った木工教室や身近な野の草花を使った食育イベントなどを企画開催し、毎回好評をいただいています。
 ただ「良い家をつくる」ことだけがすべてではありません。本当に大
切なのは、ご家族がその家を建てることによって、あるいはそこで暮ら
すことによって「幸せになれるかどうか」ということなのです。
 家を建てるときはもちろんですが、建てたあとからが本当のおつきあいです。住みやすさや快適さを維持するために行う定期点検は当然として、お客さまがいかに心豊かに幸せになっていただけるかという「暮らしの楽しみ方」も提案していけたらと考えています。

2015年9月発行 vol.51

株式会社 安土建築工房
近江八幡市安土町下豊浦3300番地
TEL0748-46-5305
http://www.a-kobo.com/

「びわ湖かがやきカンパニー」に掲載希望の会員様は、同友会事務局までご連絡ください。
お申し込み多数の場合は、理事会等で掲載順を決めさせていただきますのでご了承ください。

滋賀県中小企業家同友会事務局(担当:廣瀬元行)
TEL 077-561-5333

○第4回アジア視察研修会~全体を振り返って~

○全体を振り返って・・
(株)松本電機製作所 代表取締役 松本 一志
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 今回の旅(視察研修)もメンバーと現地の協力によって成功に終わる事が出来ました。

 長い準備期間を経て1年で一番大事なイベントに向って仕事も体調も整えて出発し

 多くの事を経験して学んで 全員が怪我もなく無事に帰国できた事を本当に嬉しく思っています。

 また天候にも恵まれ またトラブルも大事が小事で済んだ事もあり幸運に感謝しています。

 私自身モンゴルは2回目で、仕事も観光も魅力に溢れた国であるため、是非同友会での視察を提案しました。
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 これにモンゴルの友人に協力頂き、また海外スペシャリストの幹部達の素晴らしい企画によって素晴らしい視察の旅になったのだと思います。
 もし鉄道を使わなかったら、天候が悪かったら、大きなトラブルが発生したら、モンゴル語や中国語の出来る参加者が居なかったら・・・ 旅の印象は大きく違っていたと思います。
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 偶然の産物のように見えますが多くはメンバーの人脈や能力による物ではないでしょうか?
 これからの研修も学びと経験をビジネスに生かせるようあとは我々個人の努力で頑張りましょう。
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 最後に我々の安全に対して大変気遣って支えて頂いたモンゴルの友人 アマルサナー氏に感謝したいと思います。
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○第4回アジア視察研修会~「テレルジに思う」

◇テレルジに思う
 ○大洋産業(株)代表取締役 小田柿喜暢
 テレルジ国立公園は、ウランバートル市から70km程離れた所にある山々や森林に囲まれた清流の流れる自然豊かな保養地です。ここでは、モンゴルの遊牧民の移動式住居ゲルを利用した宿泊施設で過ごしたり、自然の中を乗馬でトレッキングしたりという体験が出来ます。
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 我々は視察最終日にテレルジ国立公園で過ごすことにしました。モンゴルというと地平線の広がる大草原でのキャンプというイメージをしていましたが、それは遊牧民の日常的な生活の一部であって、保養となると森林や清流のある中で過ごしたいという願望があるそうです。したがって、テレルジ国立公園のような場所が人気のスポットになるようです。
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 当日の宿泊地に到着し昼食をいただいた後、乗馬トレッキングで自然を堪能する体験です。ほとんどのメンバーは初めての乗馬だったのですが、堂に入った(?)乗馬ぶりで森の中や川の中を馬と共に進んでいきます。3時間の行程でしたが、十分、遊牧民気分に浸れました。
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 夕食後、焚き火を囲んでの国際交流会。我々日本人チームとモンゴルチーム(ガイドをしてくださった方々や宿泊施設運営の方々)で歌合戦(?)です。
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 日本側は琵琶湖周航の歌から始まり歌謡曲を中心、モンゴル側は民謡を中心に交互に歌合戦です。特に心に響いたのは、内モンゴル出身(中国側)の参加者が歌われたモンゴル民謡です。今は国が違いますが“モンゴル民謡”は同じ、中国との国境で二分されたモンゴルが一つの雄大な地域だったことがうかがわれます。この素晴らしい歌声に感動の大喝采で交流会の幕を閉じました。
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 翌朝、帰路の途中、亀石という大きな亀の形をした岩へ立ち寄りました。亀石は途中まで登ることが出来るということだったので皆で登りしばし景色を堪能。この景色を見ながら昨夜のモンゴル民謡を聞ければいいなぁという無理やりのリクエストに応じていただき、またもやここでも素晴らしい歌声に大喝采でした。

 そんなこんなで一泊二日のテレルジ国立公園の体験ツアーは終了しました。まるで、林間学校のようなツアーでしたが、暫し、童心に返ることが出来た一行でした。

○第4回アジア視察研修会~「メガワットグループ」「ULAANBAATAR CAPPET company」「Nomin Construction company」~

○「メガワットグループ」訪問記
山科精器株式会社 大日陽一郎
日 時:2015年8月27日(木)
場 所:モンゴル国ウランバートル
訪問先:Mega Projects Group / Mr. Chimed ZUNDUI-OSOR, President
    Mega Watt LLC / Mr. NYAMJARGAL Bold, Vice Director
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概要:
・石炭火力発電所で発生する蒸気を近隣の居住用アパートメントに供給するために建設中のセントラルヒーティング設備・配管の工事現場を視察。
・セントラルヒーティングは欧米では一般的で水道やガスと同じく蒸気を供給している。戸別の暖房が発達している日本では少ない。モンゴルで普及しているのはロシアの影響も強いのではないか。
・モンゴルでは遊牧民が都市に居住し始めており、特に若年者用アパートメントが不足しており建設中である。広大な国土ではあるが、広範なインフラ整備が進んでいないために局所的にインフラを整えて高層アパートメントを建築している。
・火力発電所ではロシア製のタービンや発電機を使用しているとのこと。熱交率が高いのは日本製だが、日本とは違い熱源の石炭が安価で調達できるため、効率よりもコストの安さを優先してロシア製なのではないか。
・メガワットグループではモンゴル国東部で100MWの石炭火力発電所も建設予定で政府との調印も間近とのこと。モンゴルの国策として安価な資源に支えられた発電事業に力を入れ、ゆくゆくは中国、朝鮮半島、日本への電力販売も視野に入れている。
・日本からの資源への投資、技術の提供を期待している。石炭、鉄鉱石、銅、レアアースといった資源の豊富さは言うまでもないが、これら資源の一次加工・二次加工ができるための技術供与を日本には期待している。
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以 上

○「ULAANBAATAR CAPPET company」を訪ねて
 1971年にドイツの投資で誕生したカーペット製造会社です。モンゴル羊の毛を100パーセント使用。製品の70パーセントはモンゴル市場で販売。30パーセントは中国へ輸出されています。現在はドイツとの関係は全くないとのことです。
 染料はスイスから輸入したオーガニック。生産能力は 10万㎡/年ですが、最大は40万㎡/年まで出来るそうです。
 44年の歴史と言うことで、工場も設備もなかなかレトロなものでした。
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 製品はモンゴルの自然や動物、チンギス・ハンをモチーフにしたものから、幾何学模様のものまで様々でした。
社長のENKHTUR氏は、日本への輸出に意欲的で、カーペットの取り扱いに興味のある企業を是非紹介して欲しいと話されていました。お値段は、おそらく同等の物を日本で買う価格の3分の1以下だと思います。(M・H)

○「Nomin Construction company」を訪ねて
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 ウランバートルでの最後の訪問先は、デベロッパーです。
 Nominはモンゴル有数の大資本です。
 訪問した街には自然と水辺、見事なマンションにフットサルコートが作られていました。
ここは2010年から造成が始まったそうです。
まったく何もなかった原野だったそうですが、素晴らしい街へと変貌しています。
さらに、近くの山には植林し、水タンクをおいて木を育てています。そういうところがウランバートスに4ヶ所あるそうです。
人口280万人のモンゴルで、いったいどのような人がこのマンションを買うのか・・・?
 何しろ、マンションのワンフロアすべてを自宅として購入する富裕層がいるそうです。
 モンゴル=ゲルでの暮らしという先入観では、まったく想像も出来ない街を拝見して、ただただ驚くばかりでした。(M・H)
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