滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-高島支部-

事業拡大は社員との明確な理念と目標の共有から~高島ブロック4月例会~

高島ブロック 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック4月例会が、10日(火)18:30~21:00まで高島公民館(アイリッシュパーク)会議室1で行われ、19人が参加しました。


永井茂一さん((株)ピアライフ代表取締役・滋賀同友会副代表理事)を報告者に「どうやって事業を拡大させるのか」をテーマに「事業拡大をするためには、①何のために経営をしているのかという経営者の思いと、②わが社の素晴らしさ、社会の中でのお役立ちと、③社員を経営のパートナーとして共に育ち理念と会社の魅力を共有していることががベースになります。社員の人生の夢がこの会社で、この経営者の思いと一致しているからこそ、事業拡大へのエネルギーが発揮され、お客様から選ばれる企業となります」と問題提起。このあと、グループ討論では「何のために事業を営んでいるのか?」「何のためにその事業を拡大させたいのか?」「どのように事業を拡大させていくのか?」をテーマに意見交換を行いました。


参加者からは「いま自分が置かれている立場から、企業として拡大するきっかけが何かあればと模索していたところでした。この例会は、とてもにためになるものでした」「経営者の理念と、それへの社員の共感が一番大切なことだとわかりました」「人づくりは、信頼して任せることが大切だと学びました。任せることが下手なので、任せ方、仕組みも大事だと」「経営の原動力は、経営者の使命感と目標と情熱だと学びました」と事業拡大の技術論だけではなく、経営の本質を突いた気づきを得たという声が寄せられました。

最後に永井さんより「経済の語源は経世済民。地域に雇用を生み出し、暮らしを担うのは、私たち中小企業家の使命です。いまの事業を拡大するか、新しい仕事をつくらなければ、地域の人材が域外へ出て行き、地元の暮らしが先細ります。今日は会員外の若手経営者、後継者の皆さんに多くご参加いただきました。経営者がが夢を持ち、ビジョンを描き、共感する仲間を集め、地域社会を元気にするために、事業拡大にチャレンジしていただきたいと思います。同友会で学び合うことは、そういう志のある仲間を増やすことです。ぜひ同友会へ入会して、一緒に元気な高島をつくってまいりましょう」と会員外のゲスト参加者へ入会が呼びかけられました。(M・H記)

永井さんの報告を受けて

株式会社兼田漬物 兼田康隆

『経営』とは人づくりをすることと学びました。
創業から実務の拡大はもちろん、事業体制の整備やITを積極的に活用することでサービスを充実させ顧客の心をつかむ取り組みをされることで事業を拡大されてます。
経営者とは「仕事を与えること」が仕事であり、従業員にやりがいを感じてもらえる職場づくりが必要とのことです。ジョブカードの活用により上司からの評価・部下からの評価を相互に確認することが出来、普段の業務に対する意識の向上にも繋がっておりとても面白いツールだと思いました。またそれを実行できるだけのシステムづくりが確立されており、自社に落とし込んだ時、実行に向けての課題の多さを痛感しました。
相互に評価を行うことで自身を見つめ直すきっかけにもなり、ただ単にお金を稼ぐだけ場ではなく、自身の向上の目安なります。仕事の楽しさ・難しさを共有し合い、経営者と従業員が共に壁を乗り越えていくことで「パートナー」となり、やりがいに繋がっているのだと感じました。経営者と従業員は共通の目的・目標を作ることが大事と改めて実感しました。
従業員の成長の為に、経営者はどんなサポートが出来るのか?仕事にやりがいを感じてもらう仕組みをどうすれば浸透させられるかが重要だと思います。
自社では理念追求の為のビジョンや行動計画に統一が取れているのか、又、従業員と一丸となり共通理念に取り組めているかを改めて考えさせられました。
永井さんの報告に「売れない理由に売れる理由を付ける」という言葉がありました。創業時、知名度の低さから商圏は県外で片道2時間以上のお客にしぼり活動されていたという報告を受け、売れないから売れる理由を探す戦略としてこんなやり方があるのだととても参考になりました。